🍂Amazonプライムビデオ10月配信おすすめドラマ5選【2025年秋】

秋の夜長にぴったりなドラマが、Amazonプライムビデオで続々と配信スタート！
医療系ヒューマンドラマ・考察系・サスペンスと、ジャンル豊富な5作品を厳選しました。
タイプは違いますが、いずれも観ているうちにグイグイ引き込まれるドラマばかりです。

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10月配信おすすめドラマ5選

🎬1. アンメット ―ある脳外科医の日記―

配信開始：2025年10月1日

放送期間：2024/4/15-6/24（全11回）関西テレビ制作・フジテレビ系列で放送

演出：Yuki Saito、本橋圭太

脚本：篠﨑絵里子

原作：子鹿ゆずる（原作）/ 大槻閑人（漫画）

『モーニング』（講談社）にて、2021年2・3合併号から2024年33号まで連載

テーマソング：上野大樹「縫い目」、あいみょん「会いにいくのに」

出演者：杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、野呂佳代、千葉雄大、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新

作品の解説：

脳外科医・川内ミヤビ（杉咲花）は交通事故による後遺症で過去2年間の記憶が一切なくなるという記憶障害を持っている。朝、目が覚めると目覚まし時計に「まずは机の上の日記を読むこと」という紙が貼ってあるのに気がつき、7時までに日記を読みこみ、前日までの記憶を補充するのが日課になっている。

障害により脳外科医から看護助手への配転を余儀なくされたミヤビの前にアメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治（若葉竜也）が現れる。ミヤビは三瓶に促され、葛藤しながらも脳外科医に復帰する。

１話完結で一人一人の患者と誠実に向き合うミヤビ、それを見守る三瓶や救急部長の星前宏太（千葉雄大）、看護師長の津幡玲子（吉瀬美智子）たちの姿は、見ている私たちの心を強く揺さぶる。また、もう一つのテーマであるミヤビの障害に隠された真実というミステリーの一面もあり、最後まで飽きさせない。

原作者の子鹿ゆずるは「いろんな脳の後遺症を紹介したい」と考え、「作品を通じて多くの人に脳障害の理解を深めていただき、脳障害者が過ごしやすい社会の実現にわずかでも協力できれば嬉しい」との思いから執筆したという。また、この作品には患者や家族や医療福祉スタッフに「勇気や希望を届けたい」という願いが込められている。自身も脳外科医であった経験を踏まえた上で、脳疾患が招く麻痺、記憶障害、失語症――。「脳外科医が診るのは、脳ではなく人生」との言葉に全ての想いが込められていると思う。

🩺おすすめポイント

• 医療＋記憶喪失という王道ながら奥行きのあるテーマ
• 1話ごとに患者との“心の再生”が描かれる構成
• 医療系ドラマが好きな方に絶対おすすめ

🧩2. シナントロープ

配信開始：2025年10月6日

放送期間：2025/10/6〜、テレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送中

演出：山岸聖太

脚本：此元和津也

原作：此元和津也

テーマソング：柴田聡子 & Elle Teresa「ときめき探偵 feat. Le Makeup」、S.A.R.「MOON」

出演者：水上恒司、山田杏奈、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原守、高橋侃、染谷将太

作品の解説：

「シナントロープ」とは、「人の生活圏で生息し、人工物を利用して暮らす野生動物の総称」ということで、タイトルからして興味がそそられる。

街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」で主人公・都成剣之介（水上恒司）は同僚の水町ことみ（山田杏奈）、木場幹太（坂東龍汰）、田丸哲也（望月歩）ら７人とともにバイトとして働いている。ある夜、赤い目出し帽を被った男が来店し、店内は不穏な空気に包まれる。警戒して怯える店員たちの中で、水町だけは物怖じせず接客し、目出し帽の男から普通に注文を受ける。ところがその直後、今度は白い目出し帽を被った男が現れ、拳銃を突きつけてレジの金を要求。店内は騒然とした雰囲気になり、バイトたちは白い目出し帽の男に必死で抵抗する。

こんな感じで始まるドラマだが、主要人物にはそれぞれ特徴がある。例えば、都成は瞬間記憶能力があり、以前ひき逃げ犯を逮捕するのに貢献したことがあるという。また、水町は鳥に詳しく、バイト仲間や関わった人物に鳥の名前から取ったニックネームをつける。なんでも水町には過去にどこかに閉じ込められていたような記憶があり、そこから見える動くものは鳥だけだったという。就活中の大学生・田丸は自己肯定感が低いが、漫画家志望で似顔絵がめちゃめちゃ上手いという感じだ。

バーガーショップ「シナントロープ」を中心に繰り広げられる物語の一方で、16年前にある部屋で張り込みをしている「おじさん」と「若い男」の話が時折挿入される。果たしてこの二人は何者なのか？バイトたちとの関係は？

さらに強盗を差し向けたと思われる裏の代行業者「バーミン」のリーダー折田浩平（染谷将太）の目的は？

映像も音楽もスタイリッシュでまるで海外ドラマのような完成度。
場面が切り替わる直前の会話が次の場面の会話にリンクするという遊び心や、第１話から張り巡らされた伏線に２度見３度見して確認せずにはいられない。「オッドタクシー」の脚本家・此元和津也による独特の世界観にハマること間違いなしの作品。

⚖️おすすめポイント

• 1話ごとに伏線が解けていく構成で、最後まで目が離せない
• 青春群像劇としての楽しみもあり
• 考察系ドラマ好きに刺さる内容

💔3. 夫よ、死んでくれないか

配信開始：2025年10月7日

放送期間：2025/4/7-6/23(全12回）テレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送

監督：
佐藤竜憲、進藤丈広、柿原利幸

脚本：的場友見

原作：丸山正樹

単行本：2023年10月18日発売、双葉社、ISBN 978-4-575-24685-8
文庫本：2025年3月12日発売、双葉文庫、ISBN 978-4-575-52831-2

テーマソング：Lenny code fiction「SUGAR」、さとうもか「愛は罠」

出演者：安達祐実、相武紗季、磯山さやか、竹財輝之助、高橋光臣、塚本高史、新山千春

作品の解説：

ブラックユーモアで描く３人の女性の“再生の物語”。

タイトルからして衝撃的なこの作品。
大手不動産会社で働くキャリアウーマンの甲本麻矢(安達祐実)、フリー編集者の加賀美璃子(相武紗季)、専業主婦の榊友里香(磯山さやか)の3 人は大学時代の同級生。一見幸せそうに見える３人だが、麻矢は無関心夫、璃子は束縛夫、友里香はモラハラ夫と三者三様の夫への悩みを抱えていた。そして一緒に飲みに行っては「今日1日を生き延びたことに乾杯！」といつものフレーズで乾杯し、愚痴を言い合ってストレスを発散していた。

ある日、麻矢は自宅のベッドから自分のものではない香水の匂いに気がつき、帰宅した夫の光博（竹財輝之助）を責め、「あんたなんか死ねばいいのに」と言い放つ。そんな折、麻矢と璃子の2人に友里香が夫を殺してしまったとの電話がかかってくる。

時折挿入される大学生時代の登山シーンや謎の男の登場など、物語は思わぬ方向へ展開し、あっと驚くラストを迎える。
シニカルながらも笑えて泣けるブラックコメディで、主演女優３人のセリフのテンポと毒舌ぶりが痛快！そして、高橋光臣の束縛男っぷりが面白すぎて毎回登場が待ち遠しくなる。

😂おすすめポイント

• 現代女性のリアルな心情をユーモラスに描く
• なんだかんだ言っても女は強いことを再確認できる
• 日常のモヤモヤを笑い飛ばしたいときにぴったりの作品

🍜 4.まんぷく

配信開始：2025年10月1日

放送期間：2018/10/1-2019年/3/30、NHK連続テレビ小説第99作にて放送、平成最後の朝ドラ

監督：渡邊良雄、安達もじり、保坂慶太、松岡一史、中泉慧

脚本：福田靖

テーマソング：DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」

出演者：安藤サクラ、長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、瀬戸康史、桐谷健太、岸井ゆきの、橋本マナミ、松井玲奈、浜野謙太、片岡愛之助、橋爪功、松坂慶子

ナレーション：芦田愛菜

作品の解説：

戦後の大阪を舞台に、インスタントラーメンを生み出した日清食品（現在の日清食品ホールディングス）創業者の安藤百福とその妻・仁子（まさこ）の半生をモデルに、懸命に生き抜いた夫婦の物語。

昭和13年（1938年）日中戦争による軍需景気に沸いていた大阪。高等女学校を卒業したばかりの今井福子（安藤サクラ）は、市内の大手ホテル「大阪東洋ホテル」への就職が決まっており、数ヶ月後に控えた長姉・咲（内田有紀）と証券会社勤務の小野塚真一（大谷亮平）の結婚式を楽しみにしていた。次姉の香田克子（松下奈緒）は売れない画家・香田忠彦（要潤）と結婚しており、３人の子どものママで今も４人目を妊娠中。福子たち３姉妹の母親・今井鈴（松坂慶子）は、今は亡き会社経営者の夫に苦労をかけられたことから咲や福子には大企業のサラリーマンと結婚してほしいと願っており、口癖は「私は武士の娘です」だ。

ある日、福子は咲の結婚式で幻灯機を使った余興を思いつき、「発明家」の立花萬平（長谷川博己）と出会う。3年後、２人は再会し交際を始めるが、咲が結核で亡くなり一家は悲しみに沈む。

やがて、太平洋戦争が勃発し大阪の街も不穏な空気に包まれ始める。そんな中、軍需物資の横流しを疑われた萬平は憲兵から酷い拷問を受ける。萬平の無実を信じる福子は友人らの協力を得て、大阪経済界の重鎮である三田村亮蔵（橋爪功）を動かし、ついに萬平の釈放を勝ち取る。2人はなんとか鈴の許可を得て結婚にこぎつけるが、それは多難な人生の始まりだった。

数々の苦難を乗り越え、家族や会社の仲間と力を合わせて「まんぷくラーメン」や「まんぷくヌードル」を開発し、世界的な企業の経営者となる福ちゃんと萬平さん。明るく優しい福ちゃんと実直で努力家の萬平さんをついつい応援したくなるドラマ。　　

🍜おすすめポイント

• 元気をもらいたい、前向きになりたい時に力をもらえる
• 戦中戦後を通して苦労しつつも事業を成功させる夫婦愛が感動を呼ぶ
• 松坂慶子が見栄っ張りだが可愛いお母さんを好演
• 時折姿を現す咲姉ちゃんの幽霊？が笑いを誘う

👮 5.密告はうたう２　警視庁監察ファイル

配信開始：2025年10月1日

放送期間：2024/8/11-9/29、日曜 22 – 23時にWOWOWプライムとWOWOW 4Kの「連続ドラマW」で放送

監督：内方輝、山本大輔

脚本：鈴木謙一

原作：伊兼源太郎（ブラックリスト　警視庁監察ファイル）

音楽：大間々昂

出演者：松岡昌宏、仲村トオル、泉里香、池田鉄洋、秋元才加、浜中文一、マキタスポーツ、眞島秀和、鶴見辰吾、山本未来

作品の解説：

佐良正輝（松岡昌宏）は、警視庁人事一課（通称ジンイチ）監察係所属の警部補。かつては捜査一課の刑事だったが、可愛がっていた後輩刑事・斎藤が目の前で殉職した事件を受けて２年前、人事一課に異動になった。警視庁の人事一課とは警務部に所属し、警察官の採用、異動、給与、教育、福利厚生などを担当する部門で、特に警察組織内の不祥事を調査する「監察係」は警察官が警察官を調査し処罰する部署である。

ある日、一通の密告文がジンイチに届く。その内容は、捜査二課が追う特殊詐欺集団（通称YK団）に犯罪の捜査情報が何者かによって漏洩しているとされ、捜査を指揮する管理官の関与をも匂わせる内容だった。そこで佐良が情報漏洩事案の指揮を執ることになる。

同僚の皆口菜子（泉里香）や後輩の毛利洋平（浜中文一）らと捜査を進めていくうちに、佐良はとんでもない真実に辿り着く。それは後輩刑事の斎藤が殉職した事件とも繋がっており…。

警察内部に潜む“裏切り者”をめぐる心理サスペンス。
ある通報をきっかけに、刑事・佐良（松岡昌宏）が再び“密告”の闇に巻き込まれていく——。前作「密告はうたう」を超える緊迫感と重厚な人間ドラマが見どころ。

作品の謎解きのためにはぜひ前作から観ることをお勧めします。

👮おすすめポイント

• シリアスで骨太な社会派ドラマが好きな人
• 警察内部の闇や組織のリアリティに興味がある人
• 登場人物の心理戦・人間関係の緊張感を楽しみたい人

🌕まとめ：心が動く秋ドラマをプライムで

10月のプライムビデオは、まさに“ヒューマンドラマの豊作月”。
どの作品にも共通しているのは、**「人生をもう一度見つめ直す」**というテーマ。
あなたの心に響く物語を、ぜひこの秋見つけてください。

如月にゃおこ

駆け出しブロガー

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新米ブロガーの如月です！動画配信サービスの最新情報を皆様にお届けすべく、日々奮闘中です。
趣味は映画と読書。温泉でまったりするのも大好きです。