(日本テレビ公式YouTubeより引用)
山田涼介主演!200年前の人骨のDNAが失踪した義妹と完全一致!? 時を超えた謎に挑む本格SFミステリー
Hey! Say! JUMPの山田涼介さん主演の日曜ドラマ「一次元の挿し木」が2026年7月5日からスタート。松下龍之介による小説。第23回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作。
ヒマラヤ山中で発掘された200年前の人骨のDNAが、4年前に失踪した義妹と完全一致…!?という、時を超えた謎に挑むSFミステリーです。
共演は白石聖、堀田真由、鈴木保奈美、佐々木蔵之介ら実力派が勢揃い。山田涼介ファンだけでなく、ドラマ考察好きな方やSFミステリー好きにも超オススメ!
この記事では、『一次元の挿し木』全話のあらすじ・ネタバレと感想、さらにHuluオリジナルストーリーまでまとめて紹介します。
*タイトル・サブタイトル等は「一次元の挿し木」公式サイトから部分的に引用しています。
『一次元の挿し木』はHuluで配信されています。最新の配信状況はHulu公式サイトでご確認ください。
番組紹介
ストーリー
遺伝子学を研究する大学院生・七瀬悠(山田涼介)は、4年前の豪雨の日に行方不明になった義理の妹・紫陽(堀田真由)が今も生きていると信じていた。そんな悠のもとに舞い込んだのは、インド・ループクンド湖で発掘された200年前の古人骨のDNA鑑定依頼。ところが解析結果は、なんと紫陽のDNAと100%一致…!?
関係者の不審死、盗まれた人骨、そして明かされる妹の”正体”。二転三転する真実の果てに、想像を絶する結末が待つ本格SFミステリーが幕を開ける。
スタッフ
| 放送開始 | 2026年7月5日(日)よる10時30分 |
|---|---|
| 放送局・枠 | 読売テレビ・日本テレビ系「日曜ドラマ」 |
| 原作 | 松下龍之介『一次元の挿し木』(宝島社文庫) |
| 脚本 | 高田亮、清水匡 |
| 監督 | 城定秀夫、頃安祐良、日髙貴士 |
| プロデューサー | 中山喬詞、安部祐真、清家優輝、岡田健人(CP:中間利彦) |
| 主題歌 | LANA「Truth in the dark」 |
| 配信 | Huluで見逃し配信 |
キャスト
| 七瀬悠 | 山田涼介(Hey! Say! JUMP) |
| 石見崎唯 | 白石聖 |
| 七瀬紫陽(悠の義妹) | 堀田真由 |
| 仙波佳代子(発生生物学者) | 鈴木保奈美 |
| 七瀬京一(悠の義父・日江製薬社長) | 佐々木蔵之介 |
| 石見崎明彦(遺伝子分類学者・悠の恩師) | 正名僕蔵 |
| 春日陽子(「樹木の会」広報部長) | 松下由樹 |
| 平間孝之(週刊誌編集長) | 小手伸也 |
| 前原幹夫(七瀬京一の右腕的存在) | 木戸大聖 |
| 黛良子(刑事) | 土居志央梨 |
| 多田宗幸(刑事) | 和田正人 |
| 小野寺洋一(フリーの記者) | 猪塚健太 |
| 七瀬楓(悠の母親) | 小橋めぐみ |
| 仙波友江(佳代子の義理の娘) | 藤井美菜 |
| 新橋郁恵(石見崎研究室に所属する大学院生) | 田畑志真 |
| 牛尾(謎の男) | 吉原光夫 |
| 香島強(中国の製薬会社・新明阿の日本支部所属のエリート) | 笠原秀幸 |
キャストやスタッフの詳細は「一次元の挿し木」公式サイトでご確認ください。
各話あらすじ・ネタバレ
log.1|200年前の人骨と義妹のDNAが100%一致!?
あらすじ・ネタバレを読む
遺伝子学を研究する大学院生の七瀬悠(山田涼介)は、4年前の豪雨で行方不明になった義理の妹・紫陽(堀田真由)の葬儀場の前にいた。義理の父で大手製薬会社・日江製薬の社長、七瀬京一(佐々木蔵之介)が執り行う紫陽の葬式を止めるべくやってきたのだ。
紫陽は4年前の豪雨の日に行方不明になった。しかし、悠はその後に紫陽の姿を目撃しており、彼女は生きている、と信じていた。
そんな折、悠は恩師の石見崎教授(正名僕蔵)から古人骨のDNA鑑定を依頼された。それはインドのループクンド湖で発掘された200年前の人骨だった。地元の人たちの間では「ループクンド湖の骨を持ち去った人間はみんな呪われてしまう」という噂もあるというが、悠は引き受けることに。
ところが――悠が骨を解析すると、驚愕の結果が出た。鑑定されたDNAが、行方不明の義妹・紫陽のDNAと100%一致したのだ! 骨は確かに200年前のものだった。ところが、DNAは紫陽と一致している。この不可解な謎に吐き気を覚えながらも、悠は真相を探るべく動き出す。
そんな悠の前に現れた石見崎の姪・唯(白石聖)が思いもよらない事実を告げ…。時を超えた謎に挑むヒューマンミステリー、いざ開幕!
冒頭から不穏な雰囲気が漂うドラマ。主演の山田涼介はそのビジュアルの美しさと相まって、狂気的な暗さを表現する際に全体の不穏さをさらに増幅させる気がする。
七瀬悠(山田涼介)と義理の妹である紫陽(堀田真由)の関係性や、恩師の石見崎教授(正名僕蔵)が古人骨のDNA鑑定を悠に依頼した経緯、また、その結果について忘れろ、と言う七瀬京一(佐々木蔵之介)の言動も謎のままだ。
今後、悠の前に現れた石見崎の姪・唯(白石聖)が告げる事実とは?七瀬京一が隠していることは何か?謎が謎を呼ぶ展開に期待が高まる!
第1話ゲストキャスト
| アモール・ナデラ(インド人研究者) | バルニー |
| 糸原和幸(悠と同じ研究室の特任研究員) | 賀屋壮也 |
| 千綿勇平(平間の同僚編集者・記者) | 高木和 |
| 記者 | 園田裕樹 |
log.2|協力関係の始まりと、義父の警告
あらすじ・ネタバレを読む
遺伝子学を研究する大学院生の七瀬悠(山田涼介)は、恩師の石見崎教授(正名僕蔵)に頼まれ、200年前の古人骨のDNA鑑定を行った。すると、古人骨のDNAが行方不明の義理の妹・紫陽(堀田真由)のものと完全に一致するという不可解な謎に直面する。
そんな折、悠の元にやってきたのは、石見崎の姪・石見崎唯(白石聖)だった。
「真理ちゃんが行方不明になっているんです」
石見崎の娘・真理の失踪を告げた唯は、互いの目的のために協力をし合わないかと悠に申し出た。
真相を探るうちに、二人は「仙波佳代子」(鈴木保奈美)という発生生物学の世界的権威が何らか関与しているのではないかと疑い出す。二人は、仙波への接触を試みることに――!
そんな中、悠は、義理の父で大手製薬会社・日江製薬の社長、七瀬京一(佐々木蔵之介)に呼び出される。悠が鑑定を頼まれた古人骨は良くないルートから手に入れたものかもしれない、と切り出す七瀬は、今回の古人骨の件にこれ以上首を突っ込まないよう言い渡し、悠に心療内科を受診するよう勧める。
仙波に接触した悠は石見崎との関係や「ループクンド湖」について尋ねるが、仙波から「その件は調べない方がいい」と釘を刺される。
七瀬京一が全て消すように指示した”ログゼロ”とは何か?
仙波と石見崎、七瀬京一との関係は?
ついに春日陽子(謎の女性)(松下由樹)も登場して、事件は更なる謎へと悠を導いていく。
第2話ゲストキャスト
| 仙波潤平(佳代子の息子・友江の夫) | 吉木遼 |
| 仙波圭太(佳代子の孫・フェニルケトン尿症患者) | 竹内優翔 |
| スタッフ(仙波佳代子の講演会のスタッフ) | 上埜すみれ |
| 古川綾子(精神科医) | 福島リラ |
log.3|疑われる義父、消えたフリー記者の資料
あらすじ・ネタバレを読む
義理の父・七瀬京一(佐々木蔵之介)によって、強制入院させられそうになった七瀬悠(山田涼介)。
その後、悠から一連の経緯を聞いた石見崎唯(白石聖)は、石見崎明彦(正名僕蔵)とも親交の深かった京一が、古人骨の一件に関わっているのではないかと疑い始める。
一方、警視庁では、多田宗幸(和田正人)と黛良子(土居志央梨)が、新たに発見された人骨に付着した成分について調べを進めていた。そして、その成分は石見崎明彦が飲まされたものと同じものだと報告を受ける。
その頃、週刊誌「東邦ジャーナル」の編集長・平間(小手伸也)は、フリー記者・小野寺の自宅を訪れていた。七瀬京一が代表を務める「日江製薬」周辺を取材していた小野寺だったが、自宅は何者かに荒らされ、資料もなくなっていた。
そんな中、平間の元に「小野寺」から着信が入り、「全て忘れろ」と何者かが脅しをかけた。平間は電話の主が、どこからか監視していることに気がつく。
そして平間は、見つかった人骨がフリージャーナリスト・小野寺洋一(猪塚健太)のものだと勘付き、多田に知らせる。
一方、悠は唯に、妹・七瀬紫陽(堀田真由)の思い出を語る中で、悠と唯は仙波佳代子(鈴木保奈美)が事件の真相について何かを知っていると確信。二人は、紫陽と200年前の人骨のDNAが一致した謎へと迫っていく。
七瀬悠(山田涼介)と石見崎唯(白石聖)は、古人骨の真実に迫るため、仙波佳代子(鈴木保奈美)の身辺を探るが…。
一方、「東邦ジャーナル」の編集長・平間(小手伸也)は、フリー記者・小野寺洋一(猪塚健太)の失踪に端を発して、日江製薬社長・七瀬京一(佐々木蔵之介)の秘密「ジュモク」について探っていく。
そんな中、ついにあの「水音」が悠に迫る!
第3話ゲストキャスト
| 及川(潮鳴出版の経済誌記者) | 畑中惟吹 |
| 高木茂(日江製薬・反社長派の役員) | 日向丈 |
| 柴田(京一の秘書) | 青羽里奈 |
log.4|「ログゼロ」の正体、ループクンド湖に眠る手がかり
あらすじ・ネタバレを読む
七瀬悠(山田涼介)は、牛尾(吉原光夫)と対峙する事態に――。
悠は、牛尾に襲われてポリタンクに入った薬品を掛けられる。薬品が付着したズボンは破れ、足は火傷していたが、追ってくる牛尾を振り切りなんとか逃げ切った。
その後、石見崎唯(白石聖)と合流した悠は、200年前の人骨が発掘された”ループクンド湖”に、事件の真相へとつながる手がかりがあると推測し、再び仙波佳代子(鈴木保奈美)に会いに行くことにする。
一方、義理の父・七瀬京一(佐々木蔵之介)は、仙波から「ログゼロ」を早急に処理するよう迫られていた。
そんな中、謎の女性・春日陽子(松下由樹)が日江製薬を訪れる。対応した京一の部下・前原(木戸大聖)から、春日は「ログゼロ」の情報を確実に消すよう念を押し、春日も前原に「ログゼロ」の情報を確実に消すよう、念を押し返す。
不審死事件を捜査する刑事・黛良子(土居志央梨)と多田宗幸(和田正人)は、失踪したフリー記者・小野寺洋一(猪塚健太)が日江製薬を訪れていたことを突き止め、京一の部下・前原(木戸大聖)にその事実を聞くが、前原は守秘義務を盾に答えようとしない。
その後、悠の目撃情報が入り、2人は現場に急行する。
そこに現れた牛尾だったが、悠の機転で警察がその存在に気がつき、牛尾は姿を消す。
週刊誌「東邦ジャーナル」の編集長・平間(小手伸也)は、「樹木の会」の存在に辿り着き、なんとか取材ができないか、と他の記者に探りを入れる。
そこに中国企業「新明阿」の香島(笠原秀幸)が現れ、先日小野寺が取材に来て「ジュモク」と言う言葉を口にした、と言う。そして香島は、平間に日江製薬を巡る不穏な動きがあることを話し、取引を持ちかける。
一方、京一の部下・前原はある施設を訪れ、証拠隠滅を図っていた。
果たして、日江製薬が隠し続ける「ログゼロ」とは――。
危うく牛尾(吉原光夫)に殺害されそうになる七瀬悠(山田涼介)。悠は、義理の父・七瀬京一(佐々木蔵之介)のことを疑っています。
普通の商店街までポリタンクを持ち、悠を追ってくる牛尾は常軌を逸してますね。
そして今回、「ジュモク」や謎の女性・春日陽子(松下由樹)の存在が明らかになります。
少しずつ、27年前の“ループクンド湖”で何が始まったのか、「ログゼロ」、「ジュモク」の意味が明らかになっていきます。
と同時に、紫陽や石見崎教授の娘・真理の秘密も明かされ、物語の核心が朧げながら姿を現し始めます。
第4話ゲストキャスト
| 新明阿の幹部 | 黒木真二 |
| 日江製薬の社員 | 谷麻帆 |
| 山城公園のホームレスたち | ジジ・ぶぅ、ゆってぃ、斎藤譲 |
log.5|「紫陽は存在しない」――樹木の会に迫る平間、悠が向き合う衝撃の事実
あらすじ・ネタバレを読む
「紫陽(堀田真由)はこの世に存在しない――」
刑事・黛良子(土居志央梨)が告げた言葉に、七瀬悠(山田涼介)は耳を疑う。そんな悠を、多田(和田正人)は憐れむように見つめるのだった。
翌日、釈放されることになった悠の元に、義理の父で日江製薬の社長・七瀬京一(佐々木蔵之介)がやってくる。改めて紫陽の存在を問いただすと、思いもよらない答えが返ってくる。
私には娘はいない。悠は心を守るために妄想の中で自分が望む家族を作った、紫陽はイマジナリーフレンドだ、と。
困惑する悠は、石見崎唯(白石聖)に会うため、唯の家を訪れる。しかし、石見崎明彦(正名僕蔵)の義姉で唯の母(小林音子)から驚くべき事実を知らされる。
なんと唯は、6年前に交通事故で亡くなったというのだ!
わけがわからなくなり、悠は家に戻って紫陽の痕跡を探す。すると、母から紫陽に宛てた手紙を見つけ…。
一方、週刊誌「東邦ジャーナル」の編集長・平間孝之(小手伸也)は、日江製薬と宗教団体「樹木の会」につながりがあるとにらみ、取材と称して「樹木の会」に乗り込む。
そして、ついに広報部長・春日陽子(松下由樹)と対面。取材する中で「樹木の会」は、政財界とも繋がりがあり、日江製薬の先代社長で京一の父親の七瀬弓彦(斎藤志郎)とも関係があることがわかる。
さらに、平間は刑事の多田宗幸(和田正人)から悠が襲われたことを聞き、七瀬家や悠について調べ始める。
そして、7年前に亡くなった悠の母親・七瀬楓(小橋めぐみ)が「樹木の会」に入信していたことを知る。
その後、平間は唯と接触。27年前、石見崎と共に調査研究に携わっていた仙波佳代子(鈴木保奈美)の存在に辿り着く。
悠は、平間の来訪を受け、これまでのすべてを覆すような衝撃の事実に向き合うことになる!?
その夜、仙波の元にある人物が訪ねてきて…。
ついに謎の女性・春日陽子(松下由樹)の正体が「樹木の会」の広報部長として明かされ、日江製薬と宗教団体という二つの組織が線でつながります。
27年前の調査研究に石見崎明彦(正名僕蔵)と仙波佳代子(鈴木保奈美)、そして七瀬京一(佐々木蔵之介)が関わっていたことも判明し、「ログゼロ」の起点がいよいよ見えてきそうです。
そして最大の焦点は、黛が告げた「紫陽は存在しない」という言葉と、京一が返した「私には娘はいない」という答え。七瀬悠(山田涼介)が紫陽と暮らしてきた記憶が全て否定されます。
その一方で石見崎唯(白石聖)の正体も明らかになり、今後も波乱の展開になりそうですにゃん😺
第5話ゲストキャスト
| 石見崎の義姉・唯の母親 | 小林音子 |
| 「樹木の会」の事務員 | 酒井貴浩 |
| 近所の住人 | 小野由香 |
| 日江製薬の受付 | 今井咲麗子 |
| 七瀬弓彦(日江製薬の先代社長。京一の父親) | 斎藤志郎 |
log.6|京一が唯に告げた真実、ループクンド湖の研究の全貌が明らかに
あらすじ・ネタバレを読む
七瀬悠(山田涼介)は、週刊誌「東邦ジャーナル」の編集長・平間(小手伸也)の訪問を受け、「君は真相に近づいている、何か知らないか」と尋ねられ、発生生物学者の仙波佳代子(鈴木保奈美)の名前を挙げる。
平間は悠に、「君の戸籍上存在しない妹を探す手伝いをするから、協力してほしい、情報を共有しよう。」と提案する。
悠と共に、200年前の人骨と紫陽(堀田真由)のDNAが一致した謎を追ってきた石見崎唯(白石聖)。実は彼女は石見崎の娘「真理」(以降、真理と呼ぶことにする)だった。
彼女は、日江製薬の社長・七瀬京一(佐々木蔵之介)のもとを訪ねる。「紫陽がどこにいるのか知りたい」と訴える唯に対し、京一は「君には本当に感謝している」と告げるのだった。
実は京一は、石見崎明彦(正名僕蔵)に“あること”を託していた。
それは、体が弱っている紫陽を預かることだった。
そして、石見崎は真理に紫陽と友達になり、彼女の面倒を見てくれと頼む。
なぜ自分の娘を石見崎に託したのかを真理が聞くと、京一は「石見崎も紫陽の父親だからだ」と信じがたい言葉が飛び出してきた。
そして唯は、京一から紫陽の驚くべき秘密を聞かされる。
そんな頃、仙波の孫の圭太(竹内優翔)が何者かに連れ去られた。
誘拐犯は、「ループクンドの人骨のデータを渡せば、圭太をすぐに返す」と要求してきた。
仙波が指定された場所へ行くと、そこに現れたのは悠だった!
悠は仙波に、仙波と石見崎、京一の3人と”ジュモクの会”が行った研究内容と紫陽との関係について知りたい、と告げる。
さらに悠は、3人がループクンド湖の骨について研究していたこと、”ジュモクの会”が同じ湖を「魂のめぐる地」と呼んでいたこと、それに紫陽が挿し木されてできた紫陽花を「自分と同じ」と言っていたことを話す。
悠は、植物生理学者ハーバード・ジョン・ウェッバーの言葉を借りて、「紫陽は挿し木、クローンだった」と衝撃の言葉を口にする。
それを聞いた仙波は「あのクローンは生まれてたのね!」と喜ぶ。仙波は紫陽のことを知らなかった。
元々はイギリスで遺伝子研究をしていた仙波は、宗教的倫理観に反すると言われ、日本に帰ってきた。
その後、「樹木の会」の牛尾(吉原光夫)が仙波の前に現れ、教祖・真鍋宗次郎の復活に協力してほしい、と依頼される。具体的には「魂のめぐる地」ループクンド湖から女性の遺骨を発掘してその女性を複製してほしい、というものだった。
遺骨からクローンは作れない、だったら教祖から作ればよかった、と話す仙波に「作りましたよ」と牛尾は答える。仙波の目の前にいる牛尾こそが、教祖・真鍋宗次郎のクローン人間なのだというのだ。
牛尾の依頼に応じてクローン人間を作ることを承諾した仙波は「私が神になる」と宣言する。
悠が仙波と話しているところに、仙波を尾けてきた春日陽子(松下由樹)と新橋郁恵(田畑志真)が姿を現す。
春日と新橋から見つからないようにその場を離れる悠と仙波。
悠は、圭太を返すことを条件に仙波から研究データを手に入れる。
その頃、圭太は母親の友江と一緒にいた。
一方、平間は、樹木の会を脱会した元信者たち、井上、佐山、松本(福森加織、伊藤ひとみ、岩永ひひお)に取材をしていた。
彼らが語るには、教団から代理母になるべく人間を選定するために、20代の女性達30人が集められ、健康診断を受けたという。
そこから5人が選ばれ、広報部長の春日陽子(松下由樹)が取り仕切る中、悠の母親・七瀬楓(小橋めぐみ)が代理母に選ばれたことが明らかになる。
仙波の家に突然真理が訪れ、紫陽が生きていることを仙波に告げる。
ちょうどその頃、友江と圭太の前に牛尾が現れて…。
悠はある作戦を使って仙波に会い、“ループクンド湖の研究”データを手に入れます。
七瀬京一(佐々木蔵之介)は、「石見崎唯(白石聖)——その正体は石見崎明彦の娘・真理」に会い、紫陽の秘密を話します。
そして石見崎に体の弱っていた紫陽を預けていたことを話し、真理への感謝を口にしますが、「紫陽はどこにいるのか」と聞く真理に京一は「紫陽は死んだ」と答えます。
ついに“ループクンド湖の研究”が、京一や仙波の口から語られました。
「ログゼロ」「ジュモク」に続く核心が明かされることで、物語は一気に終盤へ向かいそうです。
悠と真理は、紫陽に再び会うことができるのでしょうか?
第6話ゲストキャスト
| 仙波佳代子を取材するライター | 田野倉雄太 |
| 井上、佐山、松本(宗教団体・樹木の会を脱会した元信者たち) | 福森加織、伊藤ひとみ、岩永ひひお |
| 刑事部長 | 中野剛 |
log.7|紫陽の秘密がついに明らかに、平間が悠に告げた予想外の言葉
あらすじ・ネタバレを読む
七瀬悠(山田涼介)は、仙波佳代子(鈴木保奈美)により、義理の妹・紫陽(堀田真由)にまつわる秘密をついに知る。その中で、インド・ループクンド湖から発掘された古人骨と紫陽のDNAが一致した理由も明らかになる。
そして、その真相には宗教団体「樹木の会」が関与していたことも判明する。
同様の事実を京一から知らされた“唯”こと石見崎真理(白石聖)は、「紫陽が死んだ」という言葉を信じられず、仙波のもとへ行き、「紫陽を助けてほしい、助けられるのはあなただけだ」と懇願する。
それを聞いた仙波は、紫陽がまだ生きている可能性に言及するが、もう関わりたくないと真理を突き放した。
その頃、悠は平間(小手伸也)と顔を合わせていた。平間は、「樹木の会」の元信者から聞いた妙な噂が気になっていたのだ。なんでも、“教団に災いをもたらす人には死んだ導師の魂が粛清に現れる”という噂があるという。
平間は、亡くなった記者仲間の小野寺(猪塚健太)を思い、「あいつの想いは俺が弔ってやる」と強い決意を悠に語る。
さらに、日江製薬が行っていた開発研究をめぐる衝撃的な真実をつかみ、すぐにでも記事にしたいと記者魂を燃やす平間。
しかし、紫陽の存在が晒されることを危惧した悠は、記事にしないでほしいと訴える。だが、平間はそれを拒否する。
それならデータを渡さない、と立ち去ろうとする悠に、平間は予想だにしない言葉を告げる。
「はっきり言う。君の妹こそが今回の黒幕だと見ている。自分の存在を守るためだ」
その後、平間と別れた悠は、真理に呼び出される。
そして真理から、京一に会ってループクンド湖の秘密について聞いたと知らされ、驚く。
さらに、以前、悠が石見崎から『娘の真理だ』と聞かされていた車椅子の女性は、実は真理ではなく、洪水の日に連れてこられた別の女性だったことも明かされる。
その女性の名前は教えられないが、自分の思いは悠と同じだと信じてほしい、と言う真理の言葉に「わかった」と答える悠。そして悠と真理は、それぞれ石見崎と紫陽の思い出をしみじみと語り合う。
そんな悠の元に、香島(笠原秀幸)から「平間から話を聞いた、ぜひお会いしたい」という旨のメールが入る。
しかし、その頃、平間は香島の配下の人間に襲われていた。
一方、刑事部長に止められながらも、多田宗幸(和田正人)と黛良子(土居志央梨)は、不審死事件の捜査を続行していた。
黛は、商店街で悠が牛尾(吉原光夫)に襲われた時に一緒にいた真理のことを突き止め、事情を聞きに来る。そして、悠が話した妹「紫陽」の存在を信じて行方を探すことに協力する、と申し出る。
その頃、身の危険を感じた仙波は、ホテルに身を隠していたが、その場所はすでに牛尾に突き止められていた。
そして、仙波の元に怪しげな荷物が送られてくる——。
ついに紫陽の秘密と、古人骨とDNAが一致した理由が明かされます。
第1話から引っ張ってきた最大の謎に答えが出る上に、そこに「樹木の会」が絡んでいたことも判明して、これまでの伏線が一気に回収され、物語はいよいよ終盤へ。
そして注目は、悠と平間の対立。真実を世に出したい記者と、妹を守りたい弟——。
さらに、平間の口から出た驚くべき黒幕の名とは?
一度は決裂する2人ですが、香島や京一の思惑、牛尾や「樹木の会」の怪しい動きなど、敵の存在が一致することで、今後は協力体制を組めそうです。
また、真理にも黛刑事という強力な援軍が登場しました。
一方、不気味な動きを続ける牛尾は、ついに仙波の身内にも魔の手を伸ばしてきました。
謎が深まる中、果たして悠は、”紫陽”の行方を突き止められるのでしょうか?
log.8|「君の妹が聖母だ」――裏切り者の正体と、ペーパーカンパニーの犠牲者
あらすじ・ネタバレを読む
仙波佳代子(鈴木保奈美)の元に届いた荷物には、仙波友江(藤井美菜)の骨とその息子の圭太(竹内優翔)の靴が入っていた!
ショックを隠せない仙波は、刑事・黛良子(土居志央梨)に伴われ、病院に搬送される。
黛は、石見崎教授殺人事件と七瀬悠が襲われた事件に使われた薬品は同じ成分だったこと、今回の事件にも同じ薬品が使われた可能性が高いことを仙波に告げ、「七瀬紫陽(堀田真由)さんの居場所を教えてください」と聞く。
しかし仙波は、「私は何も知らないんです」と泣き出してしまう。
そんな仙波のところに、「樹木の会」の広報部長・春日陽子(松下由樹)が現れ、仙波を保護すると言って退院させ、教団本部に連れていく。
七瀬悠(山田涼介)と会って何を話していたのか、いったい何があったのか、自分には家族の安全を守る義務があるのだ、と詰め寄る春日に、仙波は虚ろな目で「圭太はどこ?」と聞く。
その頃、悠は平間(小手伸也)と刑事・多田宗幸(和田正人)から、話を聞いていた。
またしても犠牲者が出てしまったことに責任を感じる悠に「君のせいじゃない」と伝える多田。
そして、多田は、平間から日江製薬が秘密裏に行ってきたクローンの開発の話を聞いたと明かした上で、情報交換をしないかと悠に持ちかける。
悠は、紫陽は今も生きている、と主張する。
その理由として、紫陽が生きているからこそ、必死にその存在を隠そうとする誰かが殺人事件を起こしている、と語る。
すると平間は「友江さんの事件は君の妹が命令した可能性がある。君の妹が聖母だからだ!」と言い、多田もその考えに同意する。
しかし、紫陽がそんなことをするはずがない、と反発する悠。
石見崎真理(白石聖)は、黛から「紫陽が戸籍のない人なら、申請すれば普通に生活できるかもしれない」と言われたことを話し、悠に黛と一緒に紫陽を探すことを提案する。
だが、悠は「もう誰が殺されてもおかしくない。だから、家で大人しくしているように」と真理に伝える。
一方、七瀬京一(佐々木蔵之介)は、新明阿の香島強(笠原秀幸)から、クローン技術を使って中国でビジネスを始めよう、と持ちかけられる。
香島は、これを断るなら紫陽のことを公表する、と京一を脅す。
様々な思惑が交錯する中、悠は京一の部下の前原幹夫(木戸大聖)から、京一のペーパーカンパニーの場所を知らされる。
そんな中、意外な人物の裏切りが明らかになっていく。
そして、さらなる犠牲者が出る事態に…!
仙波佳代子の義理の娘・友江が殺され、孫の圭太も連れ去られました。
紫陽の行方を探す悠と真理の周囲で様々な思惑が交錯します。
そんな中、意外な人物の裏切りが判明します。
悠は、京一の部下の前原から教えてもらった、紫陽が匿われていると思われる京一が所有するペーパーカンパニーへ赴きますが、そこには新たな犠牲者が!
さらにそこに京一が姿を見せます。
「紫陽に会いたい」と強く願う悠は、義理の父・京一に会って決着をつける決心をします。
log.9|銃を構えた京一、ついに明かされる紫陽誕生の裏側
あらすじ・ネタバレを読む
七瀬悠(山田涼介)は、すべての出来事に決着をつけるため、七瀬京一(佐々木蔵之介)に電話をかけ、二人で会えないかと持ちかける。
京一は「山城美術館に来てくれないか。そこに七瀬紫陽(堀田真由)がいる」と悠に告げる。
“最後の用事”を済ませたら美術館に行く、と京一は言うが、それが嘘である可能性も考えられ、疑う悠は京一を尾行することに。
日江製薬応用技術センターに向かった京一に続いた悠。
中に入ると、そこには銃を構えた京一が立っていたーー。
一方、仙波佳代子(鈴木保奈美)は、春日陽子(松下由樹)の目を盗んで、「樹木の会」の教団本部から逃げ出した。
その頃、黛良子(土居志央梨)は、留置所に収容された刑事・多田宗幸(和田正人)の元を訪れ、自分が防犯カメラの映像を消していたことを認めた。
そして「信者は至るところにいて全部繋がっている。私たちは、一人の女性を救いたいだけだ。それは巡り巡ってあなたも恩恵を得ることができる」と言い募る。
その言葉を否定した多田は「それはお前らが勝手に作り出したクローンだ!」と言い返す。
日江製薬では、京一を父のように慕ってきた前原幹夫(木戸大聖)が、ある決意を胸に動き出していた。
様々な思惑でそれぞれが動き出していた頃、日江製薬応用技術センターで京一は、今から牛尾(吉原光夫)がここにくるからお前は逃げろ、と銃を持ったまま悠に言っていた。
その言葉を信じようとしない悠に、京一は紫陽誕生の経緯を話し始める。
今二人がいる日江製薬応用技術センターこそが、”ログゼロ”研究の拠点だった。
悠の母・楓(小橋めぐみ)は京一の幼馴染で、”ログゼロ”のプロジェクトで母体となる女性5人を紹介された時、その中の一人が楓であることに京一は気がついた。
楓はお腹の子どもに”紫陽(しはる)”という名前をつける、と京一に話す。
その名は、京一とよく歩いた山城美術館への道に咲いていた紫陽花に由来するものだった。
次第に楓に惹かれていくようになった京一だったが、楓の出産は予断を許さない状況にあった。
そんな中、”ログゼロ”の最高責任者であった京一の父・弓彦(斎藤志郎)が亡くなると、プロジェクト・チームは解散の憂き目にあった。
それでも京一が見守る中、紫陽が生まれたが、京一は石見崎明彦(正名僕蔵)以外のプロジェクトメンバーに死産だったと嘘の情報を伝えた。
京一は、保育器なしでは生きられない紫陽のために、紫陽を応用技術センターで育てることにした。
その後も楓は、紫陽を守るために「樹木の会」の信仰を捨てなかった。
紫陽が何とか普通の生活ができるようになったタイミングで、京一と楓は結婚し、引き取った紫陽と悠を引き合わせた。
その後は、悠の記憶にあるように、一家は四人で仲良く暮らしていた。
しかし、楓が妊娠・出産時の無理がたたって亡くなったことで後悔した石見崎は、紫陽のことを世間に公表する、と言い出し、やがて石見崎が殺された。
そこまで話した京一と悠が口論になっていると、そこに仙波が現れ、牛尾は来ない、と伝える。
さらに、仙波は、牛尾の本当の狙いを語り、”ループクンドの子”がいる場所へ牛尾が向かっていることを告げる。
悠は山城美術館に紫陽がいることを知り、駆けつけるが…。
ついに京一の口から、紫陽誕生の一部始終が語られます。
京一は、父・弓彦が最高責任者であった”ログゼロ”プロジェクトに、大学教授の石見崎、発生生物学者の仙波とともに参加します。
プロジェクトによって生まれた子どもは、「樹木の会」の教祖として育てられるはずだったのですが、弓彦の死と共にプロジェクトチームは解散、楓を愛してしまった京一は、子ども”紫陽(しはる)”を死産と偽って、楓と一緒に育てることにしました。
しかし、京一と楓以外に唯一この事実を知っていた石見崎が世間に公表すると動き出したことで、紫陽の存在が「樹木の会」に知られ、石見崎は殺されました。
牛尾の次のターゲットは、”紫陽”のようです。
悠は、紫陽を救うことができるのでしょうか?
Last log|山城美術館に響いた銃声、悠と紫陽が迎える結末
あらすじ・ネタバレを読む
ちゃぽん、ちゃぽん――。
山城美術館にいた石見崎真理(白石聖)の前に、ポリタンクを持った牛尾(吉原光夫)が現れた!
紫陽(堀田真由)の姿を探す牛尾に、真理が「ここには私しかいない」と告げたそのとき、銃声が響き渡った。
牛尾に向かって銃を構えた黛良子(土居志央梨)にポリタンクの液体をかけて逃げる牛尾。
一方、仙波佳代子(鈴木保奈美)から牛尾の目的を聞いた七瀬悠(山田涼介)と義父の七瀬京一(佐々木蔵之介)は急いで山城美術館に向かう。
美術館に近づくと、中から銃声が聞こえ動悸が激しくなる悠。
悠が山城美術館に到着すると、そこには石見崎真理(白石聖)が立っており、傍ではすっかり衰弱した七瀬紫陽(堀田真由)がいた。
紫陽を探し、山城美術館に辿り着いた真理は、京一から紫陽に付き添うよう頼まれていたのだ。
それからの紫陽の様子が真理から語られ、自分だけ何も知らされていなかったことを嘆く悠に、「自分の一番いい時のままで覚えて欲しかったんだよね」と紫陽に言う真理。
涙を流し、紫陽の手を握って「ごめん」と繰り返す悠。
黛を襲い、美術館に戻ってきた牛尾の魔の手が紫陽に伸びてくる。
ポリタンクを持ち「紫陽がいなかったことにする」という牛尾に「なぜこんなことをする?」と問う悠。
「すべては遺伝子が決める」と言う牛尾に、悠は「それに抗うのが人間だ」と言い返す。
それに対して「私は人間ではない!」と叫び、暴れる牛尾。
「紫陽もお前も人間なんだ!」と尚も言い返す悠。
「お前も失敗作だ」と言って紫陽に詰め寄る牛尾を、悠は紫陽が母から受け継いだ守り刀で刺す。
尚も狂ったように襲いかかる牛尾がポリタンクを抱え上げたその時、京一の銃から放たれた弾丸がポリタンクに当たり、牛尾は炎に包まれる。
「マァタジィ!」と聖母の名を叫びながら燃えていく牛尾を置いて、美術館から逃げ出す悠、真理、紫陽だったが、そこには春日陽子(松下由樹)ら「樹木の会」の面々が駆けつけていた。
「私が呼んだの」と言う紫陽に驚く悠。
美術館に続く林の中を歩いていた仙波の前に黒焦げになった牛尾が現れ「なんでわたしは生まれた?お前らはなんのために命を作る?」と問いかけながら絶命する。
その後、紫陽が収容された病院に現れた仙波は、何も知らされていないことに怒りを露わにし、悠や京一に銃口を向ける。
しかし悠は「アンタが紫陽を産んだというなら、紫陽を生かしてくれ」と涙ながらに懇願する。
必死で立ち上がって仙波を止めようとする紫陽の姿に心を動かされた仙波は、紫陽を助ける決意をし、悠と真理は教団に紫陽を託すことにする。
秘書の前原幹夫(木戸大聖)が京一が極秘プロジェクトを独断で遂行していたことを反社長派に漏らしたことで、京一は社長を解任され、日江製薬を去ることになる。
そして、警察に出頭し、業務上横領の罪で逮捕された。
しかし、警察内部の「樹木の会」信者が協力し、クローン技術の情報に関しては伏せられ、記事が世に出ることもなかった。
一方、「樹木の会」では、紫陽が「聖母マァタジィ」に即位した。
紫陽が微笑むデザインの緞帳の前で、紫陽の言葉を代読する春日の声を聞きながら、悠は紫陽と交わした会話を思い出していた。
後日、仙波の孫の圭太が無事救出される。
最後まで友江に守られた圭太が遺伝病だということを知った牛尾は、圭太には手を出さなかったらしい。
真実が社会に出ることはなく、紫陽のことが忘れられない悠は、ある日、教団幹部と思われる人々を従えて歩く紫陽を見かける。
二人は、心の中で「忘れない」と呟きながら、お互い声をかけることもなく、別々の人生を歩んでいく。
悠と真理は、山城美術館の庭の一角に紫陽花の一本の挿し木を植える。
いつか紫陽花の花が咲く日を待ち続けることを約束して二人は日常に戻っていった。
最終話で京一が悠の母・楓を本当に愛していて、楓が産んだ紫陽のことも大事に思っていたことがわかります。
また、恐ろしい怪物のように思われていた牛尾もまた、映画で描かれたフランケンシュタインのように悲しい運命を背負って生まれ、その境遇ゆえに狂った怪物と化していった経緯も描かれます。
人の価値を決めるのは遺伝子か、その後の生き方か?
この物語の核心を突く言葉はこの牛尾と悠の言葉の応酬の中で交わされます。
紫陽の命は仙波によって救われ、彼女は教祖”マァタジィ”としての運命を受け入れます。
悠と紫陽、紫陽と真理、そして、石見崎教授と真理は、もう二度と会うことはないけれど、それぞれの心の中で生き続けていくことでしょう。
事件は教団により隠滅され、世に出ることはなく、色々問題を残したままで終わります。
本編では、悪としか思えない教団の春日や黛も、Huluオリジナルストーリーの中では違う一面を見せます。
こちらを観ると違った視点で物語を見ることもできるため、視聴をお勧めします。
Huluオリジナルストーリー|log.0の後始末
あらすじ・ネタバレを読む
事件が収束した後、真理は前原に呼び出され、損害賠償請求の契約書にサインをするように言われる。
騙されているような気がして拒否をする真理に、前原は「樹木の会」の春日の想いを伝える。
その中で、春日の本当の気持ちを真理は知ることになる。
また、真理は、黛と再会した時に聞いた紫陽の言葉を前原に伝える。
その中で語られたこととは…。
そして、最後まで真理が思い残していたこととは?
本編でも出てくる、”マァタジィ”となった紫陽の言葉が、オリジナルストーリーの中にも出てきます。
この言葉は、偉い教祖の教えというよりも、今ある運命を受け入れた一人の女性のありのままの感謝やこれから生きるための想いを綴った言葉として、誰の心にも響く気がします。
そして、この言葉を聞いた春日や黛、そして、彼女たちを介してこの言葉に触れた真理や前原がこれからの人生をどう生きようとしているのか、決意する瞬間が描かれます。
よかったらぜひHuluで観てみてください。
『一次元の挿し木』全話&オリジナルストーリーはHuluで配信中
放送をリアルタイムで追えなかった方や、もう一度じっくり観たい方はHuluの見逃し配信でまとめて楽しむのもおすすめ。真相が二転三転するミステリーなので、伏線を確かめる2周目視聴にもぴったりですにゃ。



