(TBS公式 YouTubooより引用)
『VIVANT』シーズン2の全話あらすじと伏線を、最新話まで更新しています。
ついに別班員奪還作戦が成功しました。
喜んでいるのも束の間、ドラムが撃たれて心肺停止状態で見つかりますが、チンギスたちの活躍により一命を取り留めます。
そして、乃木たちの目の前で野崎はリュウに撃たれてしまいます。
終始怪しい動きをしているリュウの本当の目的もまだわかりません。
ドラマはいよいよ最終盤、ジャミーンに埋め込まれていたはずのデータディスクの行方をめぐって、別班とシンシーの最後の戦いが始まります。
未回収の伏線や核融合をめぐる謎、今後のドラマの流れについて、作中の描写をもとに考察します。
続編はU-NEXTで独占見放題配信。前作全話もU-NEXTで見放題なので、おさらいしてから本編に挑むのがおすすめですにゃ!
*タイトル・サブタイトル等は「VIVANT」U-NEXTエピソードから引用
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番組紹介
ストーリー
「VIVANT」シーズン1から3年。
冒険には、まだ続きがあった——
国際テロ組織・テントをめぐる一連の任務から帰還した乃木憂助(堺雅人)は、神田明神で柚木薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)と抱き合って再会を喜んでいた。
しかし、その矢先、乃木の目に飛び込んできたのは、祠に置かれた赤い饅頭。
それは、別班の緊急招集を告げるサインだった——!
憂助が、父でありテントの指導者でもあったノゴーン・ベキ(役所広司)に銃弾を放った“あの日”。
また、薫(二階堂ふみ)、ジャミーン(本間さえ)と再会し、2人を力強く抱きしめた“あの日”。
その裏で一体何が巻き起こっていたのか…?
“世界中を巻き込む大きな渦”の中へ
冒険が、再び幕を開ける――
スタッフ・キャスト
スタッフ
| 放送局・枠 | TBS系「日曜劇場」(2クール連続放送) |
|---|---|
| 原作 | 福澤克雄 |
| 演出 | 福澤克雄、宮崎陽平、加藤亜季子 |
| 脚本 | 宮本勇人、李正美、山本奈奈、土井笑生 |
| プロデューサー | 飯田和孝、戸村光来 |
| 音楽 | 千住明 |
| 配信 | U-NEXTで独占見放題配信 |
キャスト
| 乃木憂助(別班、丸菱商事エネルギー事業部2課課長) | 堺雅人 |
| 野崎守(警視庁公安部外事第4課理事官) | 阿部寛 |
| 柚木薫(WHI(世界医療機構)の医師) | 二階堂ふみ |
| 新庄浩太郎(テントのモニター) | 竜星涼 |
| アリ・カーン(テントの上位幹部) | 山中崇 |
| チンギス(バルカ警察の警察官) | Barslkhagva Batbold(バルサラハガバ・バトボルド) |
| アディエル=クラシー(ジャミーンの父親) | Tsaschikher Khatanzorig(ツァスチヘル・ハタンゾリグ) |
| ドラム(警視庁公安部のエージェント) | 富栄ドラム |
| ドラムの声 | 林原めぐみ |
| 鈴木祥(公安部外事第4課・捜査官) | 内野謙太 |
| 和久井俊作(公安部外事第4課) | 田中俊介 |
| 太田梨歩(ブルーウォーカー) | 花岡すみれ |
| ジャミーン(バルカの少女) | 本間さえ |
| AI ハヤトの声 | 高山みなみ |
| ノコル(テントのNo.2) | 二宮和也 |
| 乃木寛道(憂助の伯父) | 井上順 |
| 乃木卓(憂助の父・40年前のノゴーン・ベキ) | 林遣都 |
| 乃木玲(寛道の娘) | 伊勢佳世 |
| マタ(テントのメンバー) | 内村遥 |
| シチ(テントのメンバー) | 井上肇 |
| 宇佐美哲也(丸菱商事・エネルギー事業部部長) | 市川猿弥 |
| 高田明敏(別班) | 市川笑三郎 |
| 和田貢(別班) | 平山祐介 |
| 廣瀬瑞稀(別班) | 珠城りょう |
| 熊谷一輝(別班) | 西山潤 |
| アナウンサー | 花江夏樹 |
| アナウンサー、チョッキーの声 | 鬼頭明里 |
| 脇坂昭夫(公安部外事第2課) | 小久保寿人 |
| 樊林杏・ハンリンシン(元中国公安部第6局長、現Xinxi・シンシー幹部) | 宮下今日子 |
| チョッキー(タイの実業家) | タナパック・ジョンジャイパー |
| 李茗沢(リ・ミンヅァ、樊の部下、別班員拉致実行犯) | 木幡竜 |
| 周浩然(シュウ・ハオラン、樊の部下、別班員拉致実行犯) | リンリン |
| 佟吐爾地(トン・トルファン、樊の部下、別班員拉致実行犯) | 東浩 |
| 沈俊宇(シン・ジュンユー、樊の部下) | 髙﨑俊吾 |
| エリシャ・ママドフ(核融合研究者) | Manaf・Dadadov |
| 東条翔太(生活安全部サイバー犯罪対策課の捜査官) | 濱田岳 |
| 佐野雄太郎(公安部長) | 坂東彌十郎 |
| 長野利彦(丸菱商事専務) | 小日向文世 |
| 櫻井里美(別班・司令) | キムラ緑子 |
| 黒須駿(別班) | 松坂桃李 |
| 張競士(チョウ・ケイシ) | 高橋光臣 |
| 龍銘軒(リュウ・ミンシュエン) | 堺雅人 |
| 別班幹部 | 金田明夫 |
| 田代久美子(コーカサス地方担当別班員) | レイヤマダ |
| ゲルン(長野のエージェント) | Pattarapol Kantapoj(パッタラポン・カンタポジ) |
| フィルザ・ハサノヴァ(田代のエージェント) | Gulnar Yunusova |
| ロマル(田代のエージェント) | Shahriyar Abilovj |
| ナティック(書店の店主、田代のエージェント) | Ruslan Huseynov |
| イサク(オルコ村村長) | Parviz Mammadzada(声:山路和弘) |
| アイカ(オルコ村村長夫人) | Sevda Omarova(声:緒方恵美) |
| タイラン・グリエワ(情報ブローカー) | Mirze Aghabayli(声:若本規夫) |
| キメル(バルカ共和国法務大臣) | 大場泰正 |
『VIVANT』シーズン2前半(第11話〜第18話)あらすじ
第11話(シーズン2第1話)|新たな冒険始まる
第11話のあらすじ・ネタバレを読む
新たな赤い饅頭
別班の工作員、乃木憂助(堺雅人)の実の父親であるテントのリーダー、ノゴーン・ベキ(役所広司)の真の目的は、40年前、自分たち家族を見捨てた元・公安部外事課課長、現・内閣官房副長官、上原史郎(橋爪功)への復讐だった。
上原の自宅を襲うベキたちの前に、別班の司令・櫻井里美(キムラ緑子)から情報を得た乃木が現れ銃を向ける。
乃木は家族として上原のことは許せないが、日本の重責を担う人物を失う訳にはいかず別班として、ベキ、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)を撃つ。
その後、乃木は上原邸を燃やし、そこから3人の遺体が発見された。
公安は今回の件を、テント3人が灯油を被り無理心中を図ったとして片付けた。
日本に帰り、神田明神で柚木薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)と抱き合って再会を喜んでいたが、その矢先、乃木の目に飛び込んできたのは、祠に置かれた赤い饅頭。
それは、別班の緊急招集を告げるサインだった——!
別班員拉致される!
中華人民共和国・新疆ウイグル自治区、1台のトラックが草原をひた走っていた。バルカ共和国への出入国審査場へ入ったトラックから5人の男たちがバルカへ入国する。
その後、バルカ共和国からロシア連邦への出入国審査場では、同じトラックから3人が入国申請する。後の2人は体調が悪くなり、病院へ置いてきた、と言う。
時を同じくして、各地の病院に収容され、治療を受けていた別班の精鋭部隊4人が行方不明となる。
乃木は、防衛省の地下にある旧大本営地下壕で待つ櫻井とともに「AIハヤトの部屋」で、別班の精鋭部隊4人が拉致されたという報告を受ける。
どうやら4人は無味無臭の新薬で眠らされ、下水道を通って海外へ移動させられたらしい。
その頃、フローライト採掘のためにバルカ共和国で待機していた黒須駿(松坂桃李)も拉致され、乃木家の守り刀も持ち去られていた。
「ハヤト」は、拉致した可能性の高い人物として、新庄浩太郎(竜星涼)を特定する。
乃木は、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)を使って新庄と拉致された5人の行方を調べる。
そして、ドラム(富栄ドラム)とともにバルカに旅立つ乃木。
乃木たちの冒険が、再び幕を開ける――
第11話感想
いよいよ「VIVANT」の第2シーズンが始まりました!
別班の精鋭4人と黒須駿(松坂桃李)を同時に連れ去ったことから、新庄浩太郎(竜星涼)の背後には個人ではなく、別班の行動や地下施設の存在まで把握している大きな組織がいる可能性があります。
さて、バルカに旅立った乃木とドラムを待ち受けるのは?!
第12話(シーズン2第2話)|新庄の潜伏先はどこだ!現れた”新たなる別班”
第12話のあらすじ・ネタバレを読む
別班員の行方
乃木憂助(堺雅人)が別班準備室にいた頃、乃木の弟分である黒須駿(松坂桃李)を含め、5人の別班が何者かによって拉致された。実行したのは、正体不明の謎の部隊だった。
乃木は、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)の協力や、乃木が黒須の滞在していたゲルに仕掛けていた隠しカメラの映像によって、黒須がアゼルバイジャンに輸送されたことや、黒須を含む5人はノアの方舟伝説で有名なアール山(別名:アララト山)の半径1,000キロ圏内に運ばれたことを突き止める。
AIハヤト(高山みなみ)の分析によると、ノゴーン・ベキ(役所広司)の脱獄を手引きした元公安・新庄(竜星涼)が犯人である可能性が高いという。
情報を求め、バルカにいる弟・ノコル(二宮和也)を訪ねた乃木は、そこからキプロスへ渡り、ドラム(富栄ドラム)の協力を得てテントの日本担当幹部であったアリ・カーン(山中崇)を捕らえることに成功する。
乃木はFの人格でアリを尋問する。
アリは、新庄をテントに引き入れたのは自分であることを自白するが、新庄が逃走したことや逃走ルート、潜伏先、さらにキプロスに別班員を連れてくることなどは知らなかった。
そしてテント壊滅後、カラカスに潜伏し、現在はキプロスにいるが、その間新庄や他のテントのメンバーとは一切連絡を取っていないことを訴えた。
その後、乃木とドラムはアリから、テントのモニターについて詳しい情報を聞き出す。
アリは、モニターには3つのランクがあり、新庄やザイールは最上位のランクで、丸菱商事の山本は一番下のランクだった、と言う。
そして、モニターの大多数は一番下であり、ルサンチマン症候群(権力者や自国に制裁を与えるためにテントの活動に賛同する者)たち、真ん中はテントの真の目的に賛同する者たち、最上位はベキの存在まで理解している者たちのことで7人いると言う。
しかし、その者たちもフローライトの存在は教えられていないと言う。
そして、乃木とドラムは新庄がプライベートジェットの免許を取得した事を知る。さらに新庄は、顔認証システムもかいくぐり、日本のいずれかの空港から海外に飛び立った可能性が考えられた。
乃木が柚木薫(二階堂ふみ)に電話を掛け、ジャミーン(本間さえ)が日本で元気に暮らしていることを知ったアリは安堵する。
乃木は、アリに10日後のベキの葬儀の準備を手伝ってほしい、そしてそのままバルカに残りノコルの力になってほしいと頼む。一度裏切ったことで躊躇するアリだったが、ノコルが自ら助けてほしいと言ったと聞き承諾する。
その時、突然雷鳴が轟く。線状降水帯が発生していることを知り、乃木はあることに気がつく。
一昨日の5月6日のニュース映像では、静岡県では大規模な線状降水帯が発生していたが、新富士空港の映像では雨が降っていなかったのだ!
新庄を追ってタイへ
ようやく新庄の行き先がタイであることが判明し、乃木とドラムはアリと別れ、まずはカンボジアのプノンペンへ旅立つ。
その後、タイ人漁師に化けてタイに入った乃木とドラムは、パタヤのホテルに宿泊する。
そしてブルーウォーカーの情報により、新庄がチョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)というタイの大富豪とともに別荘地のどこかに潜伏している事を突き止める。
ここでドラムが一計を案じて新庄の潜伏先を特定する!
さらに、事件解決に向けて動き出した乃木の前に、新たなる別班が姿を見せる――。
果たして、その人物は敵なのか、味方なのか?
第12話感想
ベキの脱獄を手引きした新庄が、今度は別班5人の拉致にも関与している可能性が浮上。これまで別々に見えていた線が、一本につながり始める回にゃ。
線状降水帯のニュースを読んでいたアナウンサー役が、花江夏樹さんと鬼頭明里さんという『鬼滅の刃』で竈門炭治郎と竈門禰豆子を演じた有名声優のお二人だったのには、ちゃんと意味があったんですね!
それにしても、ブルーウォーカーの顔がいきなり古今亭志ん生師匠に変わったのはウケました😸
それと、新庄を匿っているテントのモニターのタイの大富豪がキャラが立ちすぎていてメッチャ笑っちゃいました!
そしてついに新たな別班員(やはりあの人!?)も加わり、物語は一気に加速してきました。
次週はいよいよ新庄を追い詰めます!
第13話(シーズン2第3話)|新庄確保、そして最大の裏切り者が判明
第13話のあらすじ・ネタバレを読む
新庄と大富豪チョッキー
序盤戦の大クライマックス回!!
公安を裏切った新庄は、チョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)というタイの大富豪の手引きでタイへの逃亡に成功していた。
テントのモニターであるチョッキーが所有する別荘地に新庄が潜伏しているらしいと睨んだ乃木憂助(堺雅人)とドラム(富栄ドラム)。
そんな中、櫻井司令(キムラ緑子)の指示で乃木の部屋に新たな別班の仲間が来るという。
そこに現れたのは、丸菱商事専務の長野利彦(小日向文世)だった!
乃木は驚きながらも長野にこれまでの経緯とブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)の協力を得ていることを話す。
その時、太田から連絡が入る。
しかしPCのモニターに乃木やドラムと共に長野がいることを知り、驚いて突然通信を切る太田。
乃木の説得により、通信を再開し、太田は報告を始める。
新庄の潜伏先であるチョッキー別荘地の設計図は、CTP社の金庫にClassSの防犯システムで守られているというが、長野の指示で太田は設計者のデータから別荘地の地図を手に入れる。
そこで乃木は新庄確保のためにある作戦を立てる。
その作戦は、新庄のために毎日納豆を買いに来るチョッキー家の使用人へ、ドラムが雇った現地の人間からLSD(合成麻薬)入りの納豆を手渡させ、その瞬間を証拠写真に収める。
そして、その写真を現地警察に長野から渡してもらい、麻薬取締法違反の容疑で家宅捜索と別荘にいる全員から事情聴取すると言って、別荘地地下のトンネルの先にあるチョッキー所有の一軒家に新庄を誘導して確保する、というものだった。
しかし乃木は、さらなる作戦を立てていた。
チョッキーの別荘には幾つものプラスチック爆弾が仕掛けられており、それは全て上方向に爆風がいく仕掛けになっていた。
新庄とチョッキーは爆弾を起動させた際に地下に潜んで難を逃れ、カオスを作り出し、チョッキー所有の病院へ逃げ込むと考えられるため、救急車の運転手に仲間を配置し、2人を確保させる作戦だ。
作戦は功を奏し、乃木は新庄を確保する。
乃木(F)が新庄を尋問するが何も知らないと言う。
また、長野がチョッキーを尋問したが、チョッキーも何も知らなかった。
公安内の裏切り者
ここで、太田により重大な事実が判明する。
新富士空港のデータ差し替えに関与していたのは、チョッキー配下のタムタムだったが、茨城空港でのデータ偽装は日本国内にいる何者かの仕業というのだ。
そして太田は、サーバーにアクセスした人物を特定する。
それはなんと東条翔太(濱田岳)だった。
しかし、東条は別班員の移送先を知る11人には含まれていないことに不信感を持った太田は、新庄が操縦士の免許を取得したバルカのクーダン国立飛行訓練所への日本国内からの連絡記録を調べた。
すると、新庄がベキを脱獄させた時刻に公安の和久井俊作(田中俊介)からの発信記録があることがわかった。
しかし、乃木は発信した人物が和久井本人ではない可能性を疑う。
そこで、櫻井司令がAIハヤトに公安の防犯カメラ映像へのハッキングを許可する。
そこには、発信記録のあった時刻に和久井のスマホから電話をかけるある人物の姿が!
ついに最大の裏切り者が判明する!
第13話感想
乃木憂助(堺雅人)の前に現れた新たな別班員は、長野利彦(小日向文世)でした。
顔を合わせた時にお互いにびっくりしていたのが面白かったですね!
さらに、前回怪しまれたタトゥーだらけの現地の人も味方でした。
乃木と長野とドラムは、緻密な作戦を立てて新庄を確保します。
しかし、新庄は別班情報の売り渡し案件には一切関わっておらず、チョッキーに至っては、新庄を助けたのは金のためではなく「愛のためだ」と言い切ります。
なんだかチョッキーが愛おしくなった瞬間でした。
ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)とAIハヤトのさらなる調査により、VIVANT最大の裏切り者が炙り出されます。
まさかの人物だった、VIVANT最大の裏切り者とは誰でしょうか?!
第14話(シーズン2第4話)|裏切りの行方、別班を狙った宿敵の全貌
第14話のあらすじ・ネタバレを読む
最大の裏切り者判明
第2シーズン本格始動!!!
囚われた5人の別班を追う乃木憂助(堺雅人)は、ノゴーン・ベキ(役所広司)の脱獄を実行した新庄浩太郎(竜星涼)を主犯と見て、タイへ渡った。
その乃木の前に新たなる別班員として姿を現したのは、丸菱商事の専務の長野利彦(小日向文世)。
長野の協力により、新庄を追い詰め拷問する乃木だったが、別班の一件には新庄が関与していないことを知る。
そして遂に、別班を捕らえた真犯人が、バルカで出会い命を助けられた恩人、公安の野崎守(阿部寛)だと判明する。
乃木やドラムが事実を知って愕然としている頃、野崎はイスラエルの首都エルサレムで、ある組織の人間とコンタクトを取っていた。
その人物は、野崎をボスに会わせる、と言う。
一方、野崎への違和感を解消せずに作戦を遂行したことを嘆く乃木。
そんな乃木に長野は「諜報の世界に身を置く人間は誰一人信じてはならない。たとえ別班同士であっても。だからこそ愛する人の存在が拠り所になる。君にそういう人がいてよかった」と慰める。
しかし、長野はあらゆる拷問に耐えるよう訓練を重ねている別班員でも、親族の命と天秤にかけられている時には任務の遂行を躊躇する可能性があると指摘。
乃木は別班員の家族の警護を強化するとともに、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)に野崎の足取りを追うよう手配する。
さよなら新庄
その後、乃木はチョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)を伴い、新庄に会いに行く。
新庄は、バルカに戻ったテントの幹部・アリ・カーン(山中崇)からリモートで状況説明を受けていた。
乃木は、新庄とチョッキーに謝罪し、賠償金を支払うと言う。
怒って乃木を罵るチョッキーだったが、新庄は乃木の提案を受け入れ、チョッキーに別れを告げる。
乃木は新庄に野崎について何か思い当たる節はないか?と聞くが、新庄は何もわからないようだった。
そして、乃木は新庄に、ベキはあなたに感謝していたはずだと話し、さらにベキは息子である乃木に殺されることを望んでいたことを伝える。
新庄がベキを脱獄させたことが、結果的にベキの望みを叶えたことを知った新庄は、バルカで会った時、ベキの温かさに触れ、この人のためなら命をかけてもいいと思ったことを話した。
その後、新庄は、バンコクの日本大使館で警備対策官として勤務する公安部外事第2課の脇坂昭夫(小久保寿人)に日本へ連行されるが、途中で逃亡を図り、タイ警察に撃たれる。
野崎と樊林杏・ハンリンシン
その頃、野崎はアゼルバイジャンの隣国ゴルバドのルモー地区に拠点を置く、多国籍の民間諜報機関(中国の別班のようなものとも言われている)・Xinxi(シンシー)幹部の樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)と会っていた。
樊は、野崎がどこの国の諜報員も成し得なかった「別班」の存在を明らかにしたことへの礼を述べた。
野崎は樊に、ベキは尊敬に値する人物だと話し、その息子の乃木については、今まで出会った中で”唯一無二”、国を守るためなら手段を選ばない人物だと伝える。
AIハヤト登場
乃木は、公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)に新庄の死と野崎が行方不明であり、別班員の拉致を実行したのが野崎であることを知らせる。
AIハヤト(高山みなみ)の分析によると、佐野は新庄の死には驚いていたが、野崎の裏切りについては知っていたと言い、それは櫻井司令(キムラ緑子)にとっても一目瞭然だった。
野崎の裏切りを知り、落ち込むドラムは、乃木に「野崎は絶対に裏切らないから信じてあげて」と言い張る。
その頃、樊は、野崎からテントの組織について詳しく聞き出そうとしていた。
野崎は、Xinxiが部下を公安に潜入させていたことを林杏に問いただすが、樊はとぼけて答えない。
野崎はテントについての詳しい情報を与えることを引き換えに50億円の報酬を手にする。
その頃、拉致された別班員は、樊の部下の李茗沢(リ・ミンヅァ、木幡竜)や周浩然(シュウ・ハオラン、リンリン)たちから、とてつもない拷問を受けていた。
第14話感想
野崎は公安や乃木たちを裏切ったかのように見え、Xinxi(シンシー)幹部の樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)と接触していました。
Xinxi・シンシーは、多国籍の民間諜報機関のようですが、樊はテントの存在やその目的にかなり強い関心を持っているようです。
ちなみに、宮下今日子さんは八嶋智人さんの奥様なんですね。宮下さんの存在感が凄すぎて、ちょっと小動物っぽくて可愛い感じの八嶋さんとはあんまり結びつかなくて、びっくりしました。
次回、乃木は野崎から言われたことを思い出し、バルカ警察のチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)を頼るようです。
この大きな動きの中で、テントがバルカで行っていた孤児支援が、今後かなり重要になってくる気がします。
今までの経緯から、野崎には公安の任務を遂行するために、樊の懐に入り込んでいることを願いたいですにゃん😺
第15話(シーズン2第5話)|親愛なる仲間の裏切りの果て、希望の光
第15話のあらすじ・ネタバレを読む
監視カメラと東条
日本に戻った乃木は東条を拘束した。
首に縄をかけられた状態で眠っている東条翔太(濱田岳)。そんな彼を乃木憂助(F)(堺雅人)が叩き起こす。
危うく首吊り状態になりそうになり、叫び声を上げ、失禁してしまう東条。
乃木(F)に恐怖を覚えた東条は、野崎守(阿部寛)に頼まれて新庄浩太郎(竜星涼)の逃亡先をミスリードするために協力をしたことを認めた。
しかし、野崎に言われるまで別班員が拉致されたことは知らなかった、信じてくれ、と訴える東条。
そして、野崎に今までの犯罪歴を全てバラす、と脅されてやむなく協力した、と言う。
ところが、野崎に頼まれた仕事のため帰宅した東条は、自分の家に監視カメラが仕掛けられていることに気がつき、野崎には逆らえないと思った、と言う。
乃木は、東条の家を訪れ、監視カメラをすべて撤去し、東条に公安の仕事に復帰し、同時に別班の仕事も手伝うよう命じる。
落ち込むドラム
その頃、ドラム(富栄ドラム)は、柚木薫(二階堂ふみ)がバルカ料理や奥出雲の餅を振る舞うも落ち込んで食欲をなくしていた。
そんな中、ドラムに送信元不明のメールが入る。受信後、ドラムが走って行った先には乃木が待っていた。どうやら、乃木からの呼び出しだったようだ。
ドラムは乃木に、自分が生きているのもすべて野崎さんのおかげだから、野崎さんを信じてる、世界中の人が敵になっても、僕は野崎さんに味方する、と告げる。
乃木は、「野崎はシンシーと通じていて、アゼルバイジャンの隣国のゴルバドにいる」と、ドラムに伝え「それでも野崎に会いにゴルバドにいくのか?」と聞く。
薫とジャミーンのことを心配するドラムだったが、乃木から2人の警護は心配しなくていい、と言われ、ゴルバドへ行く決心をする。
ベキの葬儀とチンギス
ノゴーン・ベキ(役所広司)の葬儀の手伝いにバルカへ行く、という乃木に「チンギスには会うのか?」と聞くドラムだったが、「野崎の策略を恐れて迷っている」と言う乃木。
しかし、ドラムから強く説得され、乃木はチンギスに会う決心をする。
バルカでは、大勢の参列者が集まり、ベキら3人の葬儀が執り行われていた。
ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)によると、その様子は世界各国の通信衛星を通じて見られているという。
葬儀が行われている場所から離れた丘の上でチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)と再会する乃木。
野崎は、ベキを日本へ連行する前日にチンギスに会いに来て「チンギスは世界一の警察官だ。だが、自分は警察官ではなく、諜報員だ。それはまるでπのような永久に割り切れない世界にいる」と謎の言葉を残した。
そして、近いうちに乃木が訪ねてくるからその時に渡してくれ、とメモを渡し、「悪かった」と代わりに謝ってほしい、と頼んだという。
チンギスが乃木にメモを渡すと、メモにはこう書いてあった。
「天網恢恢 疎にして漏らさず」ー天の神は全てを見ており、悪事を犯した者は必ず天罰を受けるー
チンギスにメモの内容を伝える乃木。
「悪事を犯したのは野崎か?」と尋ねるチンギスに「お答えできません」と言う乃木。
乃木はメモに書いてある文面から、野崎もシンシーから監視されていたのでは?と考え、東条に自宅に仕掛けられていた監視カメラと同じ周波数のカメラが公安にも仕掛けられていないか、調べるように命じる。
野崎からの送金
ゴルバドでは、別班員により、野崎や樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)の監視が行われていたが、いまだにシンシーの本部の場所は掴めないでいた。
そして、野崎は樊に「シンシーの幹部にしてくれ」と依頼していた。
一方、東条の口座に突然野崎から1億2600万円ものお金が送金されていた。
東条のスマホは、太田によってハッキングされており、送金は乃木にも知らされていた。
東条が、公安の監視カメラを調べた結果、公安が元々設置しているカメラのボルトに超小型カメラが仕掛けてあることがわかった。つまり、公安で行われていることはすべてシンシーに筒抜け、「天網恢恢 疎にして漏らさず」だった。
国家の諜報機関にとって致命的な事態であるため、すぐに公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)を尋問することになった乃木。
果たしてそこで佐野から語られたことは?
第15話感想
前回、野崎が裏切り者であったことは衝撃でした。
今回、野崎を信じるドラムによって、乃木はチンギスに会いに行きます。
そこで野崎が残した謎のメモを受け取った乃木は、メモの意味から東条を使って公安の監視カメラを調べたら、大変なことになっていました。
さすがに現実でこんなことがあったらヤバいです。
そして、最後に公安部長の佐野から、驚くべき事実が語られます。
果たして公安にいるスパイは誰なのか?
さらに、シゴデキのドラムは野崎に会えるのでしょうか?
ドラムの活躍が楽しみすぎてワクワクします!
第16話(シーズン2第6話)|物語の起源は5年前 愛に生きた男の真実
第16話のあらすじ・ネタバレを読む
リュウ・ミンシュエンという男
公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)は、乃木憂助(堺雅人)と別班の司令・櫻井里美(キムラ緑子)たちに、5年前のことを話し始める。
5年前の2018年、野崎守(阿部寛)は、北京大使館でリエゾンとして働いており、そのエージェントとして張競士・チョウ・ケイシ(高橋光臣)と龍銘軒・リュウ・ミンシュエン(堺雅人)の2人が一緒に活動していた。
2人は日本生まれ、日本育ちだったが、野崎は張に対してはダブルエージェントではないかと疑っていた。
3人は、細心の注意を払って中国の監視の目を潜って情報交換をしていたが、野崎はリュウにだけ重要なことを話していた。
ゲイであったリュウは、そのことを意気に感じ、野崎を愛するようになっていた。
しかし、野崎はそんなリュウの気持ちに応えることはなかった。
その2ヶ月後、リュウは、北朝鮮の弾道ミサイルの責任者が北京入りするという情報を掴み、野崎のために手柄を立てようとして、撤退するよう命令する野崎に逆らって潜入を実行した。
その1週間後、行方不明となっていたリュウが拷問されている写真が、北朝鮮から外務省へ送られてきた。
公安部長の佐野は、写真を持って野崎がいる北京へ行き、北朝鮮がリュウを解放する代わりに北朝鮮の工作員3名の釈放を要求して来たことを野崎に告げる。
しかし、要求に応えれば、リュウが日本のエージェントだったことを認めることになるため、中国との関係悪化を恐れる政府はこの要求を”無視”することにした。
諦めきれない野崎は、リュウを助けるために予備費予算から2,000万円捻出するよう、佐野に頼み込む。
野崎はその金で傭兵を雇い、リュウを救出しようと画策し、傭兵たちに頭を下げて頼んだが、リュウを救出できないまま、交渉の期限を迎え、北朝鮮からリュウが殺害された写真が送られてきた。
エリシャ・ママドフと核融合
北京から日本へ撤退しようとしていた野崎の前に、突然Xinxi(シンシー)幹部の樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)が現れる。
そして、傷心の野崎をシンシーのエージェントになるよう誘う。
野崎が帰国して1ヶ月後、張が野崎の前に現れる。
シンシーのエージェントだった張は、部下であるリュウのために傭兵に深々と頭を下げる野崎を見て、深い愛情を感じたと言う。
張は野崎に樊の誘いに乗るように、と言い、ある写真を見せる。
その写真に写っていたのは、7年前に自殺した科学者・エリシャ・ママドフ(Manaf・Dadadov)博士、核融合の研究者だった。
エリシャは8年前、世界で初めて核融合を持続化させる技術を発明した、とされていたが、究極のエネルギーを手に入れるため国家間の争いが激化するのを避けるため、行方をくらました。
各国はエリシャの行方を必死に探したが、なぜかエリシャの遺体が発見される3カ月前に、アメリカ、EU、そして別班もエリシャの捜索を止めていた。
それは、エリシャの発明はデマだと認定されたからだ。
しかし、エリシャの遺体が発見された3カ月後の2016年8月5日の日付が入った新聞を持ったエリシャの写真が出回り、写真の出所である情報ブローカーは中国にこの写真を送り、取引を持ちかけた。
半信半疑であった中国の公安当局は、シンシーに調査するよう命じていた。
張は野崎に、樊とエリシャが会っている写真を見せ、慎重な樊がこの写真以外にも10回以上会って調査していることを話し、核融合の技術は1国が独占するべきではなく、国連を通して正しく共有するべきだ、と主張する。
にわかには信じられない野崎は、張の意見に同意するも、シンシーが長年の交渉にも関わらず核融合の技術を手に入れていないことを、不審に感じる。
エリシャの条件はテント?
張は、エリシャが樊に提示した条件のため、中央アジアのテロリスト集団「テント」を調べている、と話す。
公安はその情報を元に、核融合の技術が成功しているかどうかを見極めるために、野崎に潜入調査を命じた。
その後、テントの調査で野崎がウランバートルへ赴いた時、再び樊が接触してきた。
そんな樊に、野崎は仕事の愚痴をこぼし、金を出せるかと聞く。
樊は、金と引き換えに別班の情報を要求する。
交渉が成立し、野崎は国内で別班の情報を調べ始めるが、全くわからなかった。
そして、国際的テロリスト集団・テントの周囲には必ず別班が現れると踏んでバルカへ飛んだ野崎は、日本の商社・丸菱の社員である乃木に目をつけた。
同じ頃、野崎の動向を逐一知っている樊の様子に、公安内にスパイがいるか、盗聴器や監視カメラが設置されていると睨んだ野崎と佐野は調査をしようとする。
しかし、佐野の自宅まで盗聴されている事を知り、野崎と佐野は月島のもんじゃ焼き店「おふだや」で、元公安の諜報員であった女将の協力を得て、密談を重ねた。
野崎がバルカに赴任して2年経った頃、何の情報も得られないで焦っていた樊は、しょっちゅう野崎に連絡をしてくるようになった。
公安情報が筒抜けなことに危惧した佐野と野崎は、公安でわざとテントのリーダー・ノゴーン・ベキ(役所広司)が、元公安の乃木卓であったことを話す。
するとすぐに野崎の元に樊から電話が入る。
乃木憂助が別班員であることを確認する樊に、まだ確証はないが、もしも乃木が別班なら想像を遥かに超えた存在であり、自分の身も危うくなるから保護するよう、樊に要求する。
その後、公安に設置された警視庁の防犯カメラ全てにシンシーのカメラが仕込まれていたことが発覚する。
確証のない状況で別班員を危険に晒したことを糾弾する別班幹部(金田明夫)だったが、佐野はもしも核融合の話が真実だったら国益に大きく関わり、国家の危機にもつながる可能性があった事を指摘、櫻井も佐野と野崎の判断に同意した。
3月27日、野崎は乃木に撃たれて瀕死の状態だった別班員4人を救出して日本へ移送し、病院に収容した。
そして、回復した彼らから情報を引き出そうとしたが、全く口を割らなかった。
屈強な彼らなら、どんな拷問を受けても2カ月は持つだろうと判断した野崎は、2カ月の期限でかたをつけるべく、計画を実行に移した。
野崎からの送金とπの謎
佐野が過去の経緯を語っていたその時、AIハヤトから、8分前に東条の口座に1億6000万円振り込まれたことがわかる。
前回の振込額126,000,000円と今回の160,000,000円、そして、野崎がチンギスに残した「”π”のような永久に割り切れない世界」という謎の言葉をヒントに、乃木はついに別班員たちの監禁場所を探り当てる。
それは、振込額に”π”を掛け、その数字の上から10桁を表示して、それぞれの数字を緯度と経度として座標を示すように指示することで、ゴルバド中部にあるオルコ村の「SHAKI CASTLE(シャキ城)」の位置と一致した。
一方その頃、シンシーのポリグラフのテストに合格した野崎だったが、ほっとするのも束の間、樊からもう一つテストを受けるよう命じられる。
そして、ある人物と再会する。
なんとそこに現れたのは、5年前に死んだはずのリュウ・ミンシュエンだった!
第16話感想
佐野は、野崎が公安の任務としてシンシーに潜入するまでの経緯を語ります。
そこには、かつて野崎の忠実なエージェントだったリュウ・ミンシュエン(堺雅人)との出会いと別れの物語もありました。
ここでまさかの3役目で登場の堺雅人さん。イラストが似ているのでもしや、と思っていましたが、見事に演じ分けていましたね。
そしてシンシーの目的がなんと核融合技術だとは、驚きです。
現実でも「究極のクリーンエネルギー」と期待される核融合は、世界中で研究が進められていますが、実用化にはまだ多くの課題があります。
この”夢の技術”と連れ去られた5人の別班員の運命を巡って、野崎や別班とシンシーの駆け引きが続きます。
ついにリュウ・ミンシュエンが野崎の前に姿を現し、野崎も絶体絶命のピンチを迎えるようです。
そして、今回出てこなかったドラムはどうなったのでしょうか?!
第17話(シーズン2第7話)|下された非情な決断 試される兄弟の愛!?
第17話のあらすじ・ネタバレを読む
リュウ・ミンシュエン現る
“VIVANT”の物語が始まった5年前、語られた野崎守(阿部寛)の過去。
シンシーの狙いが見えてきた中で、野崎の前に現れたのは、死んだはずの野崎の部下、乃木憂助(堺雅人)と瓜二つの男、リュウ・ミンシュエン(堺雅人)だった。
リュウによって、野崎が東条翔太(濱田岳)の口座に振り込んだ金額と”π”を掛け、上から10桁を算出して出た数字から座標に変換して「SHAKI CASTLE(シャキ城)」の場所を割り出すというカラクリも解読され、絶体絶命の状況に陥ってしまう。
リュウは、”π”の意味をどうやって知ったのか?
実は、アルフレッド・ヒッチコック監督のスパイ映画「引き裂かれたカーテン」に出てくるキーとなる言葉が”π”だったことから、リュウには見抜かれていたということだった。
野崎は、乃木や拉致された別班の5人はリュウと違って「ペラペラと自分の素性を明かし、命乞いをする」ようなことはない、超一流でお前たちとは格が違う、と言い放ちリュウを侮蔑する。
プライドを傷つけられたリュウは、苦悶の表情で野崎に銃口を向ける。
そしてリュウは、野崎が根っからの愛国主義者であることを証明する、と言い、部下の沈俊宇(髙﨑俊吾)に命じて拉致したドラム(富栄ドラム)を連れて来させて、今度はドラムに銃口を突きつける。
その様子を見ていた野崎は潜入任務であったことを認める。
野崎が裏切っていないことに安堵し、「野崎さんと死ねるなら僕は平気だ」と手話で伝えるドラムだったが、「奴らは俺たちを殺すことはできない。俺たちを殺せば、テントの情報は入らなくなる。」と野崎は言う。
そして、監視カメラ越しに向かって野崎は「言っておくが、テントの首謀者と最高幹部は死に、テントは解体したが、3人以外のテントに関与していた人間が何者なのか、今何をしているのか、それを一番よく知っているのが乃木憂助、次に俺、ドラムだ!」と言い放つ。
それを聞いていたリュウは、樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)にテントについて自分に調べさせてくれ、と頼む。
ジャミーンの能力
その頃乃木は、ノゴーン・ベキ(役所広司)の息子で乃木の義弟のノコル(二宮和也)に核融合に関して知っていることはないか、と聞くが、ノコルは核融合については何も知らなかった。
ただ、ノコルは乃木に、ベキの葬儀の時に目つきの鋭い男たちが、子どもを含む参列者の写真を撮っていた、という情報があることを乃木に伝えた。
乃木は、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)に核融合研究者のエリシャ・ママドフ(Manaf・Dadadov)について調べるように依頼する。
他方、乃木はジャミーン(本間さえ)の「人の善悪を見抜く能力」についても調べていた。
以前、司令の櫻井(キムラ緑子)にジャミーンのことを話した時に、櫻井から「ジャミーンは”サヴァン症候群”の類型の可能性がある」から調査を希望する、と言われていた。
そこで、ジャミーンがバルカにいた時に何枚かの善良な市民と犯罪者の写真をジャミーンに見せたところ、完璧に犯罪者を見分けた、という結果を得ていた。
櫻井は、ジャミーンを”奇跡の少女”と称し、公安に監視カメラを仕掛けたシンシーの工作員をジャミーンの能力を使って炙り出すことを乃木に命じた。
シンシーの工作員判明
乃木の家で乃木とともに調査をすることになった公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)は、自分もジャミーンによって善人と決定づけられていたということを知る。
そして、ジャミーンの反応から、工作員は鈴木祥(内野謙太)と和久井俊作(田中俊介)の2人に絞られた。
佐野と乃木は太田に命じて、鈴木と和久井を探らせる。
和久井の家に仕掛けた監視カメラによると、和久井は妻に日常的に暴力を振るっていたことがジャミーンが嫌悪する理由だとわかる。
一方鈴木は、というと、何度か重要な局面でイヤホンをつけ、盗聴していたことが判明する。
そして、佐野に報告している現在から6時間前、鈴木が樊に報告していた通信を乗っ取り、鈴木を陸自の施設に移送した。
鈴木は、公安や佐野の自宅などに仕掛けた監視カメラから”BEPPAN””TENT””BALKA”というキーワードを含む音声、また、野崎や佐野、東条の顔認証から得られる情報を保存し、シンシーに報告していた。
別班員救出と乃木の苦悩
公安内の工作員が判明し、拉致されている別班員5人の救出状況について佐野が乃木に聞く。
そこで遡ること4日前からの経緯を乃木が語る。
別班員たちがシャキ城からガリル村のジャマル収容所に移送されたのではないか、という情報を得ていたが、これはフェイクだった。
情報がフェイクであることを裏付けたのは、現地の別班員の調査により、ガジェモフという料理人が浮上したことからだった。
ガジェモフに多額の金銭を提供する代わりにシャキ城の様子を聞き出した現地別班員は、提供されていたメニューから5人がまだシャキ城に監禁されていると推測した。
これらの事実により、野崎の潜入がシンシーにバレており、別班員救出作戦が困難になったことがわかった。
しかし乃木は、200人いた兵士が城から移動したことから奪還作戦の成功率は6%から45%に上がった、と説明する。
だが、リスクが大きすぎるという理由で、司令部は5人の救出を断念することを決定し、国益を守るためエージェントを介して5人を毒殺すると乃木に告げる。
混乱した乃木にはFからの「助けに行け」という言葉も耳に入らず、呆然としていた。
失意のうちに丸菱商事に復帰した乃木は、長野専務に呼び出され、エリシャを探す任務についていたのが長野であったことを知らされる。
そして、司令部の結論について「極めて合理的、かつ最善の結論であった」と言いかける乃木を一喝した長野は、捕えられている別班員たちへの思いを吐露する。
その言葉に「黒須たちを助けたい」という本音を伝えた乃木は、長野の指示に従い、ノコルを頼ることにする。
ノコルが乃木に「テントは全勢力をかけて”兄さん”に協力する」と約束したことを受けて、櫻井も乃木の作戦を許可する。
その頃、大量の食料を与えられ、体力を回復したドラムだったが、野崎はドラムとは別の房に入れられ、沈によって食事も水も与えられておらず、日に日に弱っていた――。
第17話感想
ようやく公安内の裏切り者が炙り出され、フェイク情報についても判明し、今回も情報量の多い回となりました。
また、乃木と黒須の友情や、ノコルとの兄弟愛にジーンとくる回でもありました。
今回、終盤で長野専務の仲間を思う気持ちが乃木に伝わり、一度は希望を失った乃木が再び別班員を奪還するために動き出す心の動きが丁寧に描かれました。
子どもの頃から孤独だった乃木が、今はたくさんの仲間に守られていることを呼び覚ますきっかけにもなったようです。
また、野崎とドラムの信頼関係も不動のものであることが描かれましたが、兵糧攻めに遭う野崎が心配ですね。
でも野崎のことなので、これも何らかの作戦に結びついているのかもしれません。
また、野崎のセリフにある「ドラムが食べる量は10人分」と、リュウのセリフにある「長春へ行き、10日間で戻ってくる」とのそれぞれのセリフに出てくる“10”という数字の一致も、今後の展開を示す伏線なのかもしれません。
野崎があえてリュウを突き放すように侮辱したのは、周囲を欺き、リュウを守るための演技だった可能性もあります。
「別班員5人奪還」とは別に、野崎とリュウの連携による「野崎とドラムの脱出」という胸熱な展開も期待できそうです!
次回、いよいよ、乃木とノコルたちテントの連合軍によるシンシーへの反撃が開始されます。
難攻不落のシャキ城を舞台にどんな作戦が繰り広げられるのか、期待しかないですね!
第18話(シーズン2第8話)|失われた愛が蘇る!?最強の勇者たち集結
第18話のあらすじ・ネタバレを読む
兄弟の絆
櫻井司令(キムラ緑子)により、乃木憂助(堺雅人)に下された奪還断念の非情な決断。
しかし、長野専務(小日向文世)の叱咤により前を向く乃木は、弟・ノコル(二宮和也)に連絡をする。
しかし、テント壊滅に追い込んだ張本人は自分であることを気にして作戦協力を言い淀む乃木だったが、ノコルは、「なんでもっと単刀直入に言わないんだ?テントは全勢力をかけて、兄さんに協力する」と、言い放つ。
血のつながり以上の愛をもって結束する2人。ここに、乃木とノコル率いるテントの最強チームが完成する。
乃木は櫻井にこのことを話し、櫻井は「禍福は糾える縄の如し。不思議な天運に賭けてみるのもまた一興かもしれませんね」と言い、別班員5人の毒殺の決行を現地時間の6月10日18時に延期するという決定を下した。
乃木は櫻井に、残り229時間、つまり、9日間と13時間の猶予を確約してもらったのである。
別班員奪還チーム結成と新庄の復活
アゼルバイジャンの首都バクーに降り立った乃木は、地下鉄の駅である人物から「キョログル駅下車、ブキ二スト書店でアヴェスタ原訳第10版を注文」というメモを受け取る。
地下鉄に乗った乃木は薫(二階堂ふみ)との会話を思い出し、勇気を奮い起こしていた。
キョログル駅で降りた乃木は、ブキ二スト書店へ行き「アヴェスタ原訳第10版」を注文する。
それを聞いた書店の店主ナティック(Ruslan Huseynov)は、乃木を顔認証で確認し、3階の303号室に行って接触コード「22135」をノックするよう教える。
そこにはコーカサス地方担当の別班員・田代久美子(レイヤマダ)が待機していた。
田代から情報を入手した乃木は、すぐにバルカに飛ぶ。
テントのアジトに到着した乃木を待っていたのは、ノコル、アリ・カーン(山中崇)とY2Kの精鋭部隊だったが、その中にはチョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)もいた。
ノコルさんの頼みだとアリに言われて参加したけれど、乃木の仲間を助けるためだったら協力はしない、と乃木を罵るチョッキーだったが、その背後から「俺がここに来ても帰るのか?」という声が聞こえる。
チョッキーが振り返ると、そこに立っているのはなんとタイで死んだはずの新庄浩太郎(竜星涼)だった!
乃木と長野のエージェント・ゲルン(パッタラポン・カンタポジ)のおかげで生きている、と説明する新庄。
乃木は、新庄の代わりに他人の遺体を日本に輸送し、公安の新庄は亡くなった事にした。
これを知ったチョッキーは、ノコルと乃木に謝り、作戦に加わる事になった。
別班員奪還作戦の全貌
作戦には「タイムリミット」「入国」「出国」「携行火器、弾薬、その他装備品の持ち込み」「シャキ城の攻略」という5つの難関がある。
1つ目の「タイムリミット」については、6月10日18:00には別班員5人の毒殺が決行されるため、その前の6月7日11:00に現地別班員が借り上げたイシク発電所に集合、6月8日23:00作戦を開始し、限られた時間内で奪還を完了。
2つ目の「入国」については、日本の裏と表の諜報員である乃木と新庄以外はチョッキーのプライベートジェットでガラマン空港からレアアースの調査と称して入国。
3つ目の「出国」では、シャキ城から別班員を奪還した後、同様にチョッキーのプライベートジェットでガラマン空港から出国。
4つ目の携行火器、弾薬、その他装備品は、乃木と新庄が中国人労働者に扮してアゼルバイジャンの漁港から船で持ち込む。
乃木が説明していると、ノコルは自ら乃木と共に奪還作戦に加わることを表明し、乃木は涙を浮かべてそれを受け入れる。
5つ目は最後の難関・シャキ城の攻略。
田代のエージェントのロマル(Shahriyar Abilovj)が調査したところによると、シャキ城へ行く道は1本しかなく、オルク村の住人全員が見張り役となっているので、ここはノコルとチョッキーの2人でいくことになった。
その後、ノコルが用意したシャキ城のモックアップ(実物大模型)を使って、作戦遂行のためのリハーサルをすることになる。
そこで、思わぬ能力を見せたのはチョッキーだった。
一方、MI鉄鋼現地法人の名刺を持つ田代のエージェント、フィルザ・ハサノヴァ(Gulnar Yunusova)の案内で、東条翔太(濱田岳)とブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)の2人がゴルバドのアジトに到着していた。
フィルザと組み、着々と準備を進める東条と太田。
野崎、兵糧攻めに遭う
その頃、囚われた野崎守(阿部寛)は沈俊宇(髙﨑俊吾)によって食糧と水を絶たれて9日目となり、意識を失いかけていた。
そこに1日早く帰ってきたリュウ・ミンシュエン(堺雅人)が現れ、沈を叱りつけ、部下たちにすぐに医者と水を用意するように命じる。
「私の大切な人なの!」と叫んだリュウは、野崎を抱き起こして水を飲ませ、何度も謝る。
しかしその後、ほくそ笑んで沈を労うリュウだった…。
6月6日23:00、チョッキーのプライベートジェット2機がガラマン空港に着陸し、チョッキーとスーツ姿のノコル、作業員に扮したY2Kのメンバーたちがゴルバドの地に降り立った。
6月7日9:00には、アロフ漁港から乃木と新庄がゴルバド入り。
それぞれが集合場所であるイシク発電所を目指していた――。
第18話感想
乃木とノコル率いるテントとY2Kの精鋭部隊、チョッキー、そして蘇った新庄の連合部隊による別班員5人の救出作戦が始まりました!
チョッキーのプライベートジェットを利用しての出入国、地対空ミサイルに対抗するための情報システム構築、シャキ城のモックアップ(実物大模型)を作ってのリハーサルなど、やはりVIVANTは大掛かりですね。
現地別班員やエージェントも揃ってきて魅力的な登場人物が次々と投入されています。
チョッキーの思わぬ能力とは?本編でぜひご覧ください。
ところで、心配なのは野崎です。
前回、リュウが野崎の味方として救う展開を期待しましたが、どうやらことはそう単純ではないようです。
リュウの狂気じみた愛情で餓死寸前の状態になった野崎ですが、体力・精神力ともに半端ないので、そう簡単にリュウの思い通りにはならないと思うのですが。
向かいの牢で涙を流して見ているドラムも気が気ではない様子です。
この苦境を2人で乗り越えて、晴れて野崎とドラムが脱出する日はいつになるのでしょうか?
『VIVANT』シーズン2 最新時点謎まとめ
| 話数 | 謎・伏線 | 回収状況・考察 |
|---|---|---|
| 第11話 | 乃木家の守り刀の行方(黒須拉致の際に持ち去られる) | (第21話)樊の部下・周浩然に持ち去られ、シャキ城で別班員・和田の拷問に使用されていたが、のちに黒須が回収して乃木に返した |
| 第11話 | フローライトのその後(黒須が採掘のため待機していた) | 未回収 |
| 第12話 | 新たなる別班員の正体 | 第13話(長野利彦) |
| 第12話 | 最上位モニター7人の正体(判明は新庄・ザイールのみ。アリを含むかは不明) | 未回収 |
| 第12話 | フローライトの存在を知る者(最上位モニターにも知らされていない) | ノゴーン・ベキ、ノコル、バトラカ、ピヨ、アリ、乃木、野崎、ゴビ、ワニズ、西岡英子(大使) |
| 第13話 | 最大の裏切り者とは | 第14話(野崎守) |
| 第14話 | 新庄の死(タイ警察に撃たれる) | 第18話(生存が判明) |
| 第14話 | エルサレムで野崎が接触した「ある組織」と「ボス」 | 未回収だが、組織はシンシーの可能性が高い |
| 第15話 | 東条の口座への1億2600万円の送金 | 第16話(πによる座標) |
| 第15話 | シンシー本部の場所 | 第20話(ルモーの宮殿跡地) |
| 第15話 | ベキの葬儀が各国の通信衛星で見られていた意味 | 未回収、テントのフローライトの秘密が何らかの形で漏れていたのか? |
| 第16話 | エリシャの死亡が偽装されていた理由と、現在の居場所 | (第19話)エリシャの頭の中だけにある核融合の技術を独占するために、情報ブローカーのタイラン・グリエワが偽装した 居場所はアゼルバイジャンのタイラン・グリエワの屋敷 |
| 第16話 | エリシャが樊に提示した「条件」の中身 | (第19話)テントに連れ去られたエリシャ・ママドフの娘プリシャ・ママドフを連れ戻すこと |
| 第16話 | 核融合技術は本当に完成しているのか | (第19話)妻を殺されても口を割らなかったことから、タイランは「エリシャが核融合技術を完成させている」と確信している。ただし、技術の完成自体はまだ確定していない |
| 第16話 | リュウはどうやって生き延びたのか | 未回収 |
| 第16話 | 張競士の死(情報源はリュウの証言のみ) | 未回収 |
| 第17話 | 長野とエリシャの関係 | 長野がエリシャを探す任務についていた、と話していた。しかし一緒に任務についていたとされる熊谷一輝とは時系列に矛盾があり、長野が怪しいと言われる原因になっている |
| 第17話 | 葬儀で子どもを含む参列者を撮影していた男たち | (第19話)テントに連れ去られたエリシャ・ママドフの娘プリシャ・ママドフを探していた |
| 第17話 | ジャミーンの能力の今後(櫻井が調査を希望) | 未回収、シンシーが何らかの形で利用することを狙っている可能性がある |
| 第18話 | リュウの「作戦」の中身 | 未回収 |
| 第18話 | 奪還作戦の行方(6月10日18:00の毒殺期限) | (第20、21話)奪還作戦が決行され、和田の遺体と別班員4人を奪還 |
| 第18話 | 野崎とドラムは脱出できるのか | (第22話)ドラムのみ銃撃され埋められたところをチンギスに助けられたが、野崎は未だ監禁中 |
| 第19話予告編 | 寝ている薫の口を塞いでいる手の主は誰か | (第22話)ジャミーンを保護するために来日したチンギスの手 |
| 第19話予告編 | ノコルが話す「裏切り者」とは誰か | (第20話)村人のコスとムベ |
| 第19話予告編 | リュウの「さようなら野崎さん」というセリフの意味は? | 未回収 |
| 第19話予告編 | ジェット機の中で、チョッキーが「助けなきゃ」と言っていたのは、誰のことか | (第22話)乃木たちを助けるためにガラマン空港に1人残ったチンギスのこと |
| 第19話 | プリシャを連れ去った年老いた侍と若い侍とは誰か | (第20話)ノゴーン・ベキとアディエル |
| 第19話 | プリシャとはジャミーンのことではないか | (第20話)年齢が一致し、アディエルが育てていたことからほぼ判明 |
| 第20話 | 周浩然がなぜルモーの宮殿跡地に向かったのか | (第21話)シャキ城警備の補充要員30人を引き取るため、本部となっているルモー宮殿跡地に向かった |
| 第20話 | 野崎はなぜジャミーンのことを話したのか | 未回収 |
| 第21話 | ガラマン空港に到着する寸前に、チンギスに送られてきたメールは、誰が何のために送ってきたのか | (第22話)野崎のスマホから、野崎たちが監禁されているシンシー本部の場所を教えるために送られてきた |
| 第22話 | ベキとアディエルは、なぜエリシャ・ママドフは助けず、プリシャだけ連れて逃げたのか? | (第23話)エリシャ自身が子どもだけ連れて逃げるよう頼んだ |
『VIVANT』シーズン2後半(第19話〜)あらすじ
第19話・後半戦スタート(シーズン2第9話)|RE:START
第19話のあらすじ・ネタバレを読む
別班員奪還作戦とリュウの企み
6月6日23:00、チョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)のプライベートジェット2機がガラマン空港に着陸し、チョッキーとスーツ姿のノコル(二宮和也)、作業員に扮したY2Kのメンバーたちがゴルバドの地に降り立った。
6月7日9:00には、アロフ漁港から乃木憂助(堺雅人)と新庄浩太郎(竜星涼)がゴルバド入り。
別班員奪還チームがバルカからゴルバドの集合場所であるイシク発電所を目指している中、リュウ・ミンシュエン(堺雅人)は野崎守(阿部寛)からテント情報を引き出すため、尋問を開始していた。
野崎と2人になったリュウは、ドアにチェーンを掛け、監視カメラも切り、誰にも会話を聴かれないようにする。
怒った樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)がチェーンソーでチェーンを切って部屋に入った時には、リュウと野崎の会話は終わっていた。
「彼は全てを話してくれた」というリュウは、樊にシンシーの核融合チームの責任者のポストと引き換えにテントの情報を渡すと、取引を持ちかけた。
3日後、新たな責任者として紹介するためにエリシャ・ママドフ(Manaf・Dadadov)の元へリュウを連れて行く、という樊に、リュウは野崎とドラム(富栄ドラム)も一緒に連れて行く、と伝える。
シャキ城の別班員たちと奪還計画
一方、シャキ城では、別班員たちに酷い拷問が行われていた。
別班員の1人・和田貢(平山祐介)は右手の指を次々と切り落とされており、その道具として乃木家の守り刀が使われていた。
そこに現れた樊は、全く口を割らない別班員の拷問に行き詰まった周浩然(リンリン)の訴えにより、新たな作戦を遂行することにして、日本にいる盧に連絡を取る。
一方、時は現在に移り、イシク発電所に別班員奪還チームが集結した。
乃木は、ナティック(Ruslan Huseynov)に電波妨害装置をオルコ村の携帯電話と有線電話の電波塔に仕掛けるように命じる。
さらにこの作戦にとって大変重要な任務、シャキ城までの道路の3カ所に爆弾を仕掛けることをナティックに命じた。
そして、日本からの連絡を聞き、計画を1日早めることにする。
ノコルが村長を説得
オルコ村に着いたノコルとチョッキーは、村長のイサク(Parviz Mammadzada、声:山路和弘)とその妻アイカ(Sevda Omarova、声:緒方恵美)の2人に会いに行く。
初めは目的をレアアースの発掘調査のために来た、と表向きの理由を話すチョッキーとノコルだったが、ノコルは突然シャキ城の日本人を救出しに行くことを話し、イサクと交渉を始める。
また、ノコルはアイカがシンシーに通報しようとしたことを知り、「村の誇りを自分たちの手で取り戻さなくていいのか?!」とイサクを鼓舞し、8時間後の22時までに住民を説得することを約束させる。
別班員家族と計画の前倒し
時は遡ること6時間前、AI鈴木はシンシーの工作員・鈴木祥(内野謙太)になりすまし、樊からの連絡を受けていた。
その連絡によると、6月7日21:00に盧をはじめとするシンシーの拉致部隊が別班員の家族を襲う、というものだった。
そこで乃木は5時間後までに別班員の家族を保護するよう別班司令・櫻井(キムラ緑子)に求める。
結果、櫻井の命令により、別班員の家族は自衛隊の特殊作戦群の手で自衛隊施設に保護され、シンシーの拉致部隊は逮捕された。
報道各社には、新型ウイルスが発生したことにより、自衛隊が感染者を保護した、との情報が流された。
そして櫻井は、乃木ではなくF(堺雅人)の意見を聞きたいと言い、Fは、自分が樊だったら別班員が口を割るまで、皆の前で1人ずつ残酷な方法で処刑する。だから、それを防ぐためには計画を1日早める、と回答する。
その結果、別班員奪還作戦は1日早められることになったのだ。
そして、6月7日18:00、オルコ村の村長イサクによる村民の説得が始まる。
一方、日本での拉致作戦に失敗したことを知った樊は怒り狂い、別班員たちの拷問が激化する。
エリシャ・ママドフの娘「プリシャ」
さらに樊は、エリシャを匿っている情報ブローカーのタイラン・グリエワ(Mirze Aghabayli、声:若本規夫)の屋敷にリュウ、野崎、ドラムと向かうことにする。
タイランの屋敷は、ゴルバドに隣接するアゼルバイジャンにあった。
タイランに案内されてエリシャ・ママドフに会ったリュウは、スマホのカメラで本物であることを確かめる。
世間に出回っていた写真に写っていたエリシャの遺体は、タイランが仕込んだ偽物だったのだ。
リュウはタイランに、当時西側諸国が否定した核融合の技術が本当にある、と信じた理由を聞く。
するとタイランは、真実を確かめるためにエリシャを見つけ出し、当時アジトのあったトルコに妻・ザミーラと娘・プリシャを連れてきた、と語る。
タイランは、妻を殺しても口を割らなかったことで、エリシャは本当に技術を持っていると確信した。
しかし、娘のプリシャはその夜テントに連れ去られ、それ以降エリシャはプリシャに会えなければ何も教えない、と要求するようになった。
リュウがプリシャとプリシャを連れ去ったテントの特徴をタイランに聞くと「プリシャは当時2歳(現在9歳)、プリシャを連れ去ったのは歳を取った侍と若い侍の2人、(手を広げて)これくらいの刀を持っていた」と答えた。
リュウが野崎に知っていることを話すように言うと、野崎は「刀にマークは?」と聞き、タイランは「刀にはテントのマークがあり、鎖を断ち切るほどの鋭い刀だったそうだ」と答える。
それを聞いた野崎は「テントの指導者、ノゴーン・ベキだ」と答えた。
村民の説得成功
19:35、オルコ村では話し合いが続いていた。
そして22:00、ノコルが村人たちに1人15万ドルずつ配ることを決め、最後まで反対していた村人のタキとコスも説得に応じて金を受け取る。
それでもノコルは「村民と家族全員で200人の内の3%、6人は必ず裏切る。そいつらは俺が撃つ」と言う。
乃木は、殺すな、とノコルに言う。
24:00、いよいよ乃木の乗った車がアジトを出た。
ついに奪還作戦が始まる!
第19話感想
第19話では、乃木と新庄、チョッキーとノコル、リュウと野崎のそれぞれの動き、そして時間軸も交差し、一度見ただけでは理解しづらいところもありますが、細かい伏線も回収しつつ、物語が進んでいきます。
できる限り日時がわかっているものについては、あらすじに入れていますが、樊とリュウ、野崎、ドラムの動きに関しては時間軸がはっきりわかりません。
ここに何らかのトリックというか、伏線が潜んでいそうです。
なんとなく、リュウは樊の信用を得て野崎を裏で助けようとしている感じにもみえます。
エリシャ・ママドフの娘のプリシャは年齢的にジャミーンの可能性が高そうです。
ノコルが言っていた「裏切り者」とは村人の誰か、ということでした。
今回判明しなかった薫とジャミーンが寝ているところに忍び込んできた影は何者なのか?
さらに、予告編でチンギスがいたのはどこなのか?
第19話は予告編の前半くらいの動きで、後半は次回になりそうです。
次回はようやく別班員奪還作戦本番です!
さて、1日早めた作戦で、無事別班員全員奪還できるのか?
そして、野崎とドラムはどうなるのか?
次回は待ち遠しいですにゃん😺
第20話(シーズン2第10話)|ついに敵陣突入開始!
第20話のあらすじ・ネタバレを読む
奪還作戦開始と村の裏切り者
6月7日24:00
遂にシャキ城への潜入を決行する乃木憂助(堺雅人)たち奪還チームが動きだす!
シャキ城まであと30分と迫ったところで、東条翔太(濱田岳)によりオルコ村からシャキ城へ携帯電話による発信が報告される。
最後に金を受け取った村人のコスが発信したものだった。
「必ず裏切り者が出る」と断言して見張っていたノコル(二宮和也)がコスを威嚇射撃し、エージェントのフィルザ・ハサノヴァ(Gulnar Yunusova)がコスに通信を監視していることを告げ、「もう一回やったら頭を撃ち抜く」と警告する。
さらに、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)がシャキ城に走っていく村人のムベの姿を認めるが、こちらもノコルの采配により阻止する。
シャキ城まであと25分で奪還チームが到着。
テントの2人の侍とジャミーン
その頃、情報ブローカーのタイラン・グリエワ(Mirze Aghabayli、声:若本規夫)の屋敷では、プリシャを連れ去ったテントの2人の侍についての首実検が行われていた。
野崎守(阿部寛)がノートパソコンでノゴーン・ベキの画像を見せると、エリシャ・ママドフ(Manaf・Dadadov)は「そうだ、この人だ」と年老いた侍がベキであることを認めた。
若い侍は誰か、ということで野崎がバトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)の画像を見せるが、エリシャは「2人とも違う」と言い、ノコル(二宮和也)の画像を見せても違う、と答える。
次々に画像を見せるがどれも違う、とエリシャは言い、樊林杏・ハンリンシン(宮下今日子)とタイランが苛立つ中、ついにアディエル=クラシー(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)の画像に反応するエリシャ。
「このサムライだ」とエリシャが言い、絶望的な表情を見せるドラム(富栄ドラム)。
ベキもアディエルもすでに死亡していたと告げられたタイランが「何かプリシャにつながる手がかりはないのか?」と聞き、ドラムの様子を見たリュウ・ミンシュエン(堺雅人)が「何か手掛かりをお持ちなんでしょう?」と野崎に尋ねる。
「ある」と野崎の言葉に、耐えきれず暴れるドラムだが、タイランの部下に押さえつけられる。
アディエルには9歳の女の子がおり、その名前はジャミーンであること、日本にいることなど、野崎が話してしまい、リュウは日本にいる工作員にジャミーンと名乗る女の子を拉致させるため、自分に指揮権を与えるよう樊に要請する。
しかし、樊は工作員たちが別班に拘束されたことをリュウに話し、補充には1週間以上かかることを伝える。
このことから別班員家族の拉致に失敗したことに気づき、拉致している別班員の奪還作戦が近いことを心配するリュウに「増員をかけた」ことを知らせる樊。
敵陣突入!シンシー本部判明
そしてついに乃木たちがオルコ村に到着、村人たちが見守る中シャキ城へ向かう。
しかしその頃、雷により東条や太田が仕掛けた監視カメラの映像が乱れ始める。
そんな中、乃木たち奪還チームは予定通りシンシーの監視カメラを破壊し、見張りの兵士を制圧してシャキ城に入る。
城に入ると同時に指揮役が乃木からF(堺雅人)に入れ替わる。
無事、赤外線センサーの地点に辿り着いた奪還チームだったが、そこには予行演習を遥かに超える難易度のトラップが待っていた。
怯むチョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)だったが、新庄浩太郎(竜星涼)に励まされ作戦を決行することに。
慎重に赤外線センサーを突破するチョッキーだったが、警備室から応答がないことを不審に思った兵士が30秒後には奪還チームの元へ駆けつける、との連絡が東条から入る。
駆けつけた兵士を制圧し、チョッキーに作戦を続けるよう指示するF。
すると今度は太田から、ユーリ・ピャトラソヴィチが乗った車がルモーの宮殿跡地に入って行った、との情報が入る。
ユーリ・ピャトラソヴィチとは、樊の部下の周浩然(リンリン)の偽名である。
その情報を聞いたFは、その場所こそシンシーの本部だとして、東条と太田にハッキングするよう命じる。
尚も怯えるチョッキーだったが、「この作戦が終わったら必ずチョッキーの会社を復活させてやる!」とのFの言葉に奮起し、ついにセンサーを乗り越え、センサーを解除することに成功する。
Fは、シャキ城の監視システムを破壊し、チョッキーはエージェントのロマル(Shahriyar Abilovj)の車で待機することになる。
ところが雷により東条たちがいる通信基地の電源が落ちてしまい、奪還チームはそこからは手探りで進むことになる。
2人1組で監視している兵士たちを制圧しつつ、彼らの会話を元に歩を進める奪還チーム。
そして遂に、別班員が囚われた牢獄まで辿り着く。
別班員奪還!しかし犠牲者が
別班員の廣瀬瑞稀(珠城りょう)、熊谷一輝(西山潤)、高田明敏(市川笑三郎)、そして黒須駿(松坂桃李)にそれぞれ声をかけ救出するFだったが、和田貢(平山祐介)がいないことに気がつく。
Fが奥の拷問室に入ると、そこには右手の指を全て切り落とされ無惨にも亡くなっている和田を見つける。
和田の遺体を袋に納め、黒須たち4人をつれて城からの脱出を図る奪還チームだったが、兵士たちに気づかれ銃撃戦になる。
敵は20人、奪還チームは10人と劣勢ではあったが、ゲルン(パッタラポン・カンタポジ)による手裏剣と2丁拳銃の援護により、なんとか城から脱出する。
そして城外で待ち構えていたノコルが追手を撃退し、黒須たちを拉致した3人のうち1人の佟吐爾地(東浩)を仕留める。
同じく黒須たちを拉致した3人の1人・李茗沢(木幡竜)が怒り狂って銃を乱射したが、すでにノコルはその場を去っていた。
決死の逃走と東条のミス
チョッキーたちと合流した奪還チームは2台の車に黒須たち4人を乗せ、和田の遺体とともに残ったFは3台目の車を待つ間に太田からシンシー本部へのハッキングに成功した、との報告を受ける。
Fが太田に地対空ミサイルを発見したら、破壊するよう命じると、迅速にミサイルを見つけた太田は即座に破壊する。
乃木とノコル、和田の遺体を載せた車を追手があと1キロの地点まで追い詰め、Fは東条にあらかじめ仕掛けた爆弾3カ所のうち最初のA地点で仕留めるよう命じるが、東条が失敗してしまう。
C地点では電波が入り、携帯が使えてしまうことから、シンシー本部への連絡が可能になるためB地点での成功は必須。
だが、B地点でも東条のタイミングはわずかにずれ、2台目3台目の車は爆発により破壊したが、バイクと車1台は無事だった。
果たしてFとノコルは日本へ無事帰ることができるのか!?
第20話感想
遂にシャキ城奪還作戦が決行され、黒づくめのユニフォーム、顔も真っ黒に塗った乃木憂助(途中からF、堺雅人)たち奪還チームが城に侵入します。
そしてチョッキーの活躍により、無事赤外線センサーを解除して城に侵入し、別班員たちを奪還します。
巷ではこの時の奪還チームが、まるでかの有名な潜入ゲーム「メタルギア・ソリッド」のようだと評判になっているようです。
ちなみににゃおこは「メタルギア・ソリッド」では、敵に見つかってばかりで全く潜入できませんでした🙀
そして遂に黒須駿(松坂桃李)たち別班員4人を無事救出する奪還チームでしたが、激烈な拷問を受けた和田貢(平山祐介)は亡くなっていました。
無念さを抱えながらも4人を救出するFですが、感傷に浸る時間はなく、急いで城から脱出します。
脱出の際に援護に来たゲルン(パッタラポン・カンタポジ)の手裏剣技や2丁拳銃捌きは無茶苦茶カッコよかったですにゃん😸
そして城外で待ち構えていたノコル(二宮和也)の追撃もあってなんとか脱出し、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)の活躍で地対空ミサイルも破壊(!)し、車をひたすら走らせてガラマン空港を目指すFたちですが、ここで東条翔太(濱田岳)が見事にヘマをやらかします。
VIVANTでの濱田岳さんは完全にドジっ子の役回りで、ある意味ドラマを盛り上げてくれてますね。
また、野崎はなぜジャミーンの情報をあっさりリュウたちに明かしたのでしょうか?
第19話で監視カメラを切り、2人だけで話していた野崎とリュウ。あの密談と今回の行動はつながっているのでしょうか?
予告編にあった柚木薫(二階堂ふみ)の口を手で覆った人物は誰なのか?
いよいよ物語はクライマックスに向かって怒涛の展開が待っているようです。
次回がまた楽しみですにゃん😺
第21話(シーズン2第11話)|帰還を阻む魔の手!?出国への希望、現る
第21話のあらすじ・ネタバレを読む
シンシーの妨害
シャキ城から仲間を救い出した乃木憂助のもう1人の人格F(堺雅人)、ノコル(二宮和也)ら連合チーム。
しかし、追撃を止めるために爆発物を仕掛けた3地点のうち、東条のミスによりA地点で失敗、B地点では車1台とバイク1台を仕留めそこねて、通信可能エリアへの侵入を許してしまう。
最後のC地点で車1台を仕留めた東条だったが、バイクに乗った李茗沢(木幡竜)がすでにシンシー本部に連絡をした後だった。
それにより、樊林杏(ハン リンシン/宮下今日子)に別班奪還の事実が伝わってしまう。
和田の仇を討つために李にとどめを刺すFだったが、その様子を見ていたノコルにFが乃木の別人格であることに気づかれ、自分がFであることをノコルに伝える。
ゴルバド時間 6:30
先を走っていた別班奪還チームの2台の車と合流したFとノコル。
彼らを追跡しようとシンシー本部では周浩然(シュウ・ハオラン)、沈俊宇(髙﨑俊吾)らが衛星を使って必死に調べていたが、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)のハッキングにより、Fたちの居場所は未だ特定されていなかった。
しかし、周は李が最後に通信してきた場所からの距離と車の速度からおおよその位置を特定する。
車が目指している方向には二股の分岐地点があり、左はガラマン空港があるサンベ地区に続く道、右はカスピ海方面に続く道だった。
その情報から、樊は別班奪還チームがガラマン空港から出国しようと目論んでいるのではないか、と推測、プライベートジェットの発着記録からチョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)所有のプライベートジェットに当たりをつけ、ゴルバド政府にチョッキーの渡航差し止めと空港のあるサンベの検問を要請する。
ゴルバドの外務大臣は検問には同意したものの、タイとの関係悪化を恐れて国賓級のチョッキーの渡航差し止めは拒否した。
苛立つ樊は、地対空ミサイルHQ-9の使用を沈に命令するが、沈はHQ-9もすでに別班に支配されていると答える。
田代久美子の計画
やがて別班奪還チームがサンベ地区に入ると太田がすべての監視カメラを遮断する。
そして分岐地点に到達したFは、樊の裏を掻き右のカスピ海方向へ車を走らせる。
Fたちは、ナティック(Ruslan Huseynov)が待つ交差点に辿り着き、ナティックの誘導である廃工場に入る。
そこで田代久美子(レイヤマダ)の計画により、ゴルバド国際製鉄会社の中国人労働者になりすましたFたちは、バスに乗って空港を目指すことにした。
検問で待つFたちだったが、あらかじめ故障させておいた本物の中国人労働者が乗るバスの修理が予想より早く終わり、絶体絶命の窮地に立たされる。
本物のバスが近づく中、強行突破も辞さないFに、住民への被害を心配する乃木が交代しようと持ちかける。
Fも同意し、ここからは人格が乃木憂助(堺雅人)に変わる。
乃木たちの検問が始まった頃、本物のバスが到着し、最後尾に停車する。
検問では一人ひとりの顔とID、手配写真をじっくり見比べられるが、何事もなく終わる。
ところがその時、周が検問に到着し、最後尾に本物のバスが停まっていることを指摘し、あらかじめすり替えておいた手配写真のカラクリもバレてしまう。
チンギス登場
周の呼びかけを受け、乃木はバスを一人で降りる。
そんな乃木にノコルは「偉大なるノゴーン・ベキの息子よ。(バルカ語で)好機は静かに歩いてやって来る」と謎の言葉をかける。
バスを降りた乃木をゴルバド警察とシンシーの部下が取り囲む中、「これで6人目の別班員が手に入った」と喜ぶ周だったが、その頭に銃口が突きつけられる。
なんとそこに現れたのは、バルカ警察のチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)だった!
それを合図にバスの中にいた別班奪還チームが臨戦体制になり、ゴルバド警察のゼキ警部と周を人質に検問を突破する。
再会を喜びがっちりと両手で握手を交わす乃木とチンギスの手にノコルの手が添えられる。
チンギスに援護を要請したのはノコルだった。
ここでもノコルによる見事な連携で最大の窮地を脱することができた。
乃木家の守り刀奪還
そして静かに周に近づいた黒須駿(松坂桃李)は、周を睨みつけ、周の懐から乃木家の守り刀を取り返し、周に取られてしまったことを乃木に謝罪する。
するとそれまで怒りを堪えていた廣瀬瑞稀(珠城りょう)が守り刀を奪って、和田の恨みを晴らそうと周を切りつけようとする。
泣き叫ぶ廣瀬を乃木が止め、周が不敵に笑う中、高田明敏(市川笑三郎)は周にどこへ逃げようと和田の何倍もの残忍なやり方で殺してやる、と凄む。
まもなくガラマン空港ゲートに着く、というその時、チンギスに1通のメールが届く。
それを乃木に伝えようとするチンギスだったが…。
空港ゲート前はバリケードで固められ、ゴルバド警察がバスに向かって一斉射撃体制を取る中、乃木たちはバスのフロントガラスに周とゼキ警部を立たせ、バスで強行突破を図る。
そのままバスは滑走路まで疾走し、チョッキーのジェット機まで辿り着く。
チンギスの決意
その時、チンギスが思わぬ行動に出る!
ジェット機を狙撃されるのを阻止するために1人残って援護すると言うのだ。
チンギスの熱い思いに感謝しつつ、ノコルとともにジェット機に戻ろうとした乃木は、ここで再びFと交代する。
ゼキ警部を犠牲にしてジェット機を狙撃させるよう命じる樊にFは煽るような言葉を言い募り、焦る樊を尻目に勇壮な別班儀礼曲が流れる中、ジェット機2機がガラマン空港を飛び立った。
ジェット機を笑顔で見送るチンギス。
一方、監禁されている野崎守(阿部寛)の元を訪れたリュウ・ミンシュエン(堺雅人)は、ドラム(富栄ドラム)を麻酔銃で眠らせ、監視員を外し野崎と2人きりになる。
リュウは野崎に一体何を話したのか!?
第21話感想
ようやく、長かった別班奪還作戦が成功裡に終わりました。
Fから乃木、乃木憂助(堺雅人)からF(堺雅人)と人格交代プレーや、ノコル(二宮和也)と乃木(F)との兄弟連携プレー、ノコルとチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)、乃木との友情連携プレーなど、別班奪還チームはこれまでの乃木が築いてきた人脈を最大限に生かしきり、別班員4人と和田の遺体を奪還しました。
それでも和田に酷い仕打ちをした周浩然(リンリン)やシンシーに対する別班員たちの怒りは、収まることはありません。
ジェット機が飛び立つ寸前にF(乃木)は樊とその部下の周の不手際を暴き、樊とシンシーにこれ以上の追撃は無駄なことを知らせます。
それにしてもチンギスの登場はサイコーでしたにゃん😺
一番盛り上がる場面で現れ、バルカで乃木たちを追跡した時のようにライフルを派手に乱射し、「市民に迷惑かけてはいけないんじゃなかったのか?」という疑問も「まあドラマだし」と思えるほど、鮮やかな逆転劇でした。
ひとまず別班奪還作戦は終了、これからはいよいよ焦点は、野崎守(阿部寛)とドラム(富栄ドラム)の今後、ジャミーン(本間さえ)争奪戦、核融合技術の行方へと移ります。
予告編にあった野崎が「やめろーー!」と叫ぶシーンでは、何が起こっているのでしょうか?
そして眠っていた柚木薫(二階堂ふみ)の口に当てられた手の持ち主は誰なのか?
あれもこれも気になりますにゃん😺
第22話(シーズン2第12話)|奇跡の正体、復活
第22話のあらすじ・ネタバレを読む
別班員奪還成功!チンギスはどこへ?
悔しがる樊林杏(ハン リンシン/宮下今日子)にF(乃木の別人格:堺雅人)は「この借りはいつか必ず返す」と言い放つ。
勇壮な別班儀礼曲が流れる中、ジェット機2機がガラマン空港を飛び立った。
笑顔で見送るチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)だったが、ゴルバド警察に囚われてしまう。
ノコルは、チンギスを救うべくバルカ共和国の法務大臣キメル(大場泰正)に働きかけ、チンギスは釈放される。
しかしその後、チンギスは衛星画像からその姿が消え、行方がわからなくなる。
ドラム、撃たれる
林の中を歩いていたチンギスは、ある建物にたどり着く。
木陰に身を潜めて、扉の見えるところで待機するチンギス。
その頃、リュウ・ミンシュエン(堺雅人)が野崎守(阿部寛)の元を再び訪れる。
監視員に「今日は3時間ね」と言って退け、野崎の牢に黒いカーテンを取り付け、野崎と2人きりになるリュウ。
それを見ていたドラム(富栄ドラム)は、隠し持っていたクリップで手錠の鍵を外そうとするがうまくいかない。
大音量で音楽をかけているリュウ。
その間、牢の中の話し声も物音も全く聞こえない。
少しウトウトしていたドラムだったが、ジャミーン(本間さえ)を守りたい一心で手錠の鎖を引きちぎり、牢の鍵をクリップで開ける。
ようやく野崎の牢から出てきたリュウは、ドラムの牢の鍵が開いていることに気づく。
ドラムがリュウを突き飛ばすと、リュウはドラムの腹に銃弾を撃ち込む。
黒いカーテンが落ち、血まみれになり、口からも血を吐いて倒れているドラムに気づく野崎。
「やめろー!」
ドラムの頭に拳銃を向けるリュウに野崎が叫ぶ。
リュウはドラムの首に手を当て、看守たちに「埋めてこい」と命令する。
看守たちが血まみれのドラムを抱えて建物から出てくる。
それを木陰から見ているチンギス。
ドラムの伝言
バルカ共和国に到着した乃木憂助(堺雅人)が18:00に立川駐屯地に到着することを櫻井司令(キムラ緑子)に報告していると、血相を変えたノコル(二宮和也)が入ってくる。
チンギスから、ドラムが撃たれて心肺停止状態だという連絡が入ったと言うノコル。
ドラムを病院に搬送するとシンシーに気づかれてしまうため、田代久美子(レイヤマダ)のエージェント、ロマル(Shahriyar Abilovj)とナティック(Ruslan Huseynov)に連絡を取る乃木。
そしてチンギスに電話をした乃木は、チンギスから一瞬意識が戻ったドラムからの伝言を聞かされる。
「乃木さんを呼んで ジャミーンが」
野崎から届いた謎のメール
田代たちにより、なんとか一命を取り留めたドラム。
ドラムを収容したゴルバドの通信拠点に集まった乃木、ノコル、アリ・カーン(山中崇)。
チンギスからドラムの腹には6発の銃弾が撃ち込まれていたが、1発も内臓には達していなかったことを知らされる乃木。
乃木は、チンギスになぜシンシー本部の裏庭でドラムが埋められるところに居合わせたのか、と尋ねる。
するとチンギスは、バスに乗っていた時に送られてきたメールを乃木に見せる。
メールには、「世界最高の警察官様。飲みに行こうぜ。おっとその前に面白いものを見せてやる。ここだ。面白かったら奢ってくれよ」というメッセージとともに位置情報が書いてあった。
送信元は野崎のスマホだった!
ベキは生きていた!
意識が戻ったドラムから、リュウ・ミンシュエンと野崎、エリシャ・ママドフ(Manaf・Dadadov)の話を聞く乃木たち。
話の中で、核融合技術者のエリシャが、情報ブローカーのタイラン・グリエワ(Mirze Aghabayli、声:若本規夫)が所有する屋敷に監禁されていることが明らかになる。
さらに、エリシャはシンシーに協力する条件として、娘のプリシャを連れてくるよう要求していた。
そして、そのプリシャこそジャミーン(本間さえ)である可能性が高いという。
乃木はドラムに、ジャミーンをプリシャだと断定するのは時期尚早ではないかと話す。
しかしノコルは、ジャミーンはアディエル=クラシー(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)の実の娘ではなく、トルコの仕事からノゴーン・ベキ(役所広司)とアディエルが戻った時に連れてきた娘だ、と話す。
そしてベキは、その娘の存在は秘密にしなければならない、とテントの幹部たちに言明した。
さらに、その娘を孤児院に預けようとしたベキに、アディエルが自分の娘として育てる、と申し出たという。
ジャミーンが本当にエリシャの娘なのか、そしてなぜ、娘だけを助けたのか、知っているのは、ベキかアディエルだけだ、と話すチンギス。
するとドラムが「こうなったらベキに聞くしかないね、直にね」と驚くべきことを言い出す。
呆れた顔をする乃木とノコル。
その顔を見て、しまった、という顔で口元を手で覆うドラム。
驚くチンギスにノコルは「偉大なるノゴーン・ベキは生きている。日本にいる」と教える。
そして乃木は、ベキ、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)の3人が奥出雲の実家で療養している、と話す。
それを聞き、涙を流して喜ぶチンギスだった。
ジャミーンを守れ!
すぐにベキに会いに行こうとする乃木を制したドラム。
なんと、野崎はジャミーンが乃木の家にいることまで話してしまったというのだ!
乃木はすぐに櫻井司令にジャミーン保護のため特殊作戦群の協力を要請するが、鳥取で開催されているG7サミット警備に人員を割かれており、そのうちの一個分隊を増援部隊として派遣するにしても12時間はかかるという。
やむを得ず、乃木はチンギスとノコルを連れて自分でジェット機を操縦して帰国することにした。
電話でジャミーンがアゼルバイジャン語を理解できることを確認した乃木は、ジャミーンがプリシャであることを確信する。
帰国した乃木の元に、増援部隊から到着時間について連絡が入る。
空自府中基地着 01:38 乃木の家の到着予定 02:12
この時点で乃木たちが家に着くのはあと19分。
乃木家に向かう車両の中で、乃木はチンギスとノコルに、音声で連絡できなくなったら文字で連絡できるという時計を渡す。
そして、柚木薫(二階堂ふみ)がチンギスを見て騒がないよう、自宅の裏の秘密ルートから入るようノコルとチンギスに伝える。
部屋に忍び込み、寝ている薫の口を塞いだチンギスに気づき、声を上げようとする薫。
その横で目を覚ましたジャミーンは、ノコルに気づき笑顔で抱きつく。
チンギスから事情を説明された薫がノコルに「乃木さんは?」と聞くと、ノコルは「バルカにいる」と嘘をつく。
ノコルたちが脱出しようとすると、突然銃弾が撃ち込まれる。
そしてゴルバドにいる樊の声が響く。
すでに向かいの家はシンシーに乗っ取られていた。
そしてさらに樊は乃木に言い放つ。
「さあいらっしゃい乃木憂助。5分以内に来なければ1分毎に1人ずつ死んでもらうわ」
絶体絶命の乃木たちは、この状況をどう切り抜けるのか?!
最終回まであと2回!
第22話感想
別班員4人と和田貢(平山祐介)の遺体を載せたジェット機は無事にバルカに到着しました。
1人空港に残されたチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)のことをチョッキーが心配していましたが、ノコルがバルカ共和国の法務大臣キメル(大場泰正)に外交特権を使って助けることを要請、無事に釈放されました。
このキメル大臣が出てくる場面に名探偵津田のダイアン津田さんがいたことに気がついた人、すごいですね!私は全然気がつきませんでした。
一方、野崎守(阿部寛)たちが監禁されているシンシーの本部では、ジャミーン(本間さえ)を守るために脱走しようとしたドラム(富栄ドラム)がリュウ・ミンシュエン(堺雅人)に撃たれてしまいました。
心肺停止で埋められたドラムを駆けつけたチンギスが掘り起こし、ノコルに連絡します。
田代久美子(レイヤマダ)と彼女のエージェントたちの救出により、一命を取り留めたドラムでしたが、撃ち込まれた銃弾6発がすべて内臓に達していないことを乃木は気にしているようでした。
また、なぜチンギスがシンシー本部の近くにいたのか、という問いには、第21話でチンギスに送られてきたメールが関係していました。
メールの送信元は野崎のスマホでしたが、もしかして送信したのはリュウだったのかもしれません。
ここまでの流れで、リュウは樊林杏(ハン リンシン/宮下今日子)の信用を得て、裏では野崎を助けようとしているのではないか、と疑ってきましたが、ドラムが一歩間違えば命を落としていたことを考えると、リュウの真意がわからなくなります。
また、ノゴーン・ベキ(役所広司)、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)の3人は奥出雲でのんびり療養していました。
これは大方の考察班も「そうだろうな」と推察していたんだろうな、と思いました。
このドラマでは、主要人物の誰かが亡くなった描写があってもほぼのちに覆されますね(シーズン1で亡くなった迫田さん演じる山本以外は)。
そして先週今週と、チンギス回と言っていいほどチンギスの活躍が目覚ましいですね。
予告編でずっと疑問だった「寝ている柚木薫(二階堂ふみ)の口を塞いだ手は誰の手?」という疑問は、チンギスの手でした。
チンギスはバルカの警察官なのに、ゴルバドへ行ったり日本に行ったり、ムチャクチャフットワーク軽いですね。
目を覚ました薫がチンギスを見た瞬間に思い出したバルカでのチンギスが、執拗に追いかけてきたり、銃をガンガンぶっ放したりと、クレイジーとしか思えない様子で、そりゃ怖いわ、って思いました。
次回、ジャミーンと薫、2人の救出に向かった乃木、ノコル、チンギスは絶体絶命のピンチを迎えます。
乃木たちはどうやってこのピンチを乗り越えるのでしょうか?!
そして、ジャミーンはどうなる?!
第23話(シーズン2第13話)|最終決戦開幕前夜!さよなら愛しき人よ
第23話のあらすじ・ネタバレを読む
ジャミーン救出
乃木憂助(堺雅人)の家に柚木薫(二階堂ふみ)とジャミーン(本間さえ)の保護に向かったノコル(二宮和也)とチンギス(バルサラハガバ・バトボルド)だったが、すでにシンシーに向かいの家を占拠され、絶体絶命のピンチを迎えていた。
車に1人残っていた乃木のことも樊林杏(ハン リンシン/宮下今日子)は気づいており、乃木に脅しをかける。
「さあいらっしゃい乃木憂助。5分以内に来なければ1分毎に1人ずつ死んでもらうわ」
薫たちのピンチについに乃木が動く。
特殊作戦群の増援部隊の到着があと2分というところで、樊が「あと1分」とカウントダウンを始める。
シンシーの工作員たちに囲まれて、手足を拘束され、さるぐつわをつけられたジャミーン、薫、チンギス、ノコルたちの耳に樊のカウントダウンの声が無情に響く。
薫を人質に取られ、冷静さを欠いている乃木からF(堺雅人)に人格が変わる。
入ってきたFのボディチェックをしていた工作員の手が止まる。
Fの体にはダイナマイトが巻き付けられていた。
ダイナマイトのスイッチを掲げて、樊を煽るF。
「全員解放するか、こいつらも巻き込んで死ぬか。決めるのはお前だ!樊林杏!」
一瞬、樊が怯んだ隙をついて、Fが工作員たちを銃撃する。
向かいの家に潜んでいた工作員に乃木(F)を撃つように命じる樊だったが、3分前に到着していた増援部隊がすでに駆逐していた。
戸惑う薫
無事全員奪還したFだったが、拘束を解かれたジャミーンは怖がって逃げてしまい、チンギスが追うことに。
ここで人格がFから乃木に戻ったが、薫からは、「あなた何者なの?」と引かれてしまう。
やむなく別班であることを薫に明かす乃木。
「知人、親族、親にも正体を明かしてはならない、それが別班の掟です」と語る乃木。
別班の婚約者だから自分が狙われたのか、と聞く薫に「狙われたのはジャミーンです」と答える乃木。
神田明神でノコルとチンギスと一緒に待っていたジャミーンは、乃木を見て怖がっていたが、やがてホッとした様子で乃木に抱きつく。
その様子を見ながらも戸惑う薫だった。
父との再会
奥出雲の乃木家に到着した乃木、ノコル、チンギスの3人は、乃木の伯父・乃木寛道(井上順)に迎えられる。
築300年の日本家屋に驚くノコルとチンギス。
寛道は、突然野崎守(阿部寛)にホテルに呼び出された夜のことを話す。
「弟さんは生きています」と言われてびっくりしたが、野崎から経緯を説明してもらったこと、乃木が別班であることも知らされたが、家族にも話していないことなどを乃木たちに語った。
そこに、ノゴーン・ベキ(役所広司)、バトラカ(林泰文)、ピヨ(吉原光夫)がやってくる。
ベキを助けたことで乃木を責めるベキたち3人。
しかし乃木は、「バルカの民のためにベキたちを助けた」と言う。
フローライトの開発や孤児院の経営のような事業を進めるにはピヨやバトラカの力が絶対に必要で、ノコル1人ではいずれ破綻する、困った時にノコルが一番相談できる相手はベキだ、と力説する。
さらにチンギスは今の自分があるのはベキのおかげだ、と感謝の言葉を述べ、今もバルカにいる不幸な子どもたちのためにも帰ってほしい、と懇願する。
乃木は、ベキたち3人の死亡を世界の諜報機関が認定した、だから新しい名前で生きてほしい、と新たな名義のパスポートを渡す。
ベキは乃木とチンギスの説得により、バルカに帰ることを決意する。
ベキとエリシャの出会い
乃木に請われてベキは7年前、トルコでエリシャ・ママドフ(Manaf・Dadadov)に会ったことを話し始める。
ベキはエリシャが核融合の実現化を発明したことは知らなかった。
そして、ジャミーンはエリシャの娘だ、と話す。
トルコで請け負った仕事は、「アジトの破壊」「地下牢の人質解放」「タイランが商売にしていたデータと情報の奪取」の3つだった。
作戦は順調だったが、撤退しようとした時にアディエル=クラシー(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)が姿を消した。
アディエルを探していると、暗闇の中から少女を抱えて走ってきた。
背後に迫ってくる追手を撃退している間にジャミーンが逃げた。
ベキとアディエルがジャミーンを追うと、ある牢の前で敵に捕まったジャミーンと牢の中で拘束されているエリシャを見つけた。
銃を置くように言われ、エリシャの牢に入るように命じられたベキとアディエル。
刀も置いていけ、と言われたベキは、落ちた鞘に気を取られた敵の腕を切り落とした。
牢に入ったベキは、女性の遺体に気づく。
エリシャを助けようとしたベキだったが、自分といるとこの子は殺される、妻の次はこの子だ、とエリシャは言い、子どもだけを連れて逃げるようにベキに頼んだ。
そして、子どもの国籍も名前も変え、別人として育ててほしい。誰かが探しにきても、エリシャが探していると言われても、何年経っても「この子の名前は言うな」と厳命した。
エリシャが真実を語っていると思ったベキは、エリシャに「子どもを守る」と約束した。
エリシャとアディエルの秘密
ベキが牢の外で敵を捕獲している間、アディエルはエリシャと何か会話していたが、ベキには聞こえなかった。
「娘を頼む」という言葉を最後にベキとアディエルは子どもを連れて逃げた。
その後すぐにアディエルは「テントを抜ける」と言い出した。
「あの子をあの父親に近づけると世界に混乱が巻き起こる。どういう意味かはわからないが、嘘をついているとは思えない、あの子は命懸けで守らなければならない。私はテントを離れて子どもを守る」と言いにきた。
その後しばらくして、アディエルが4〜5日どこかへ行っていたことがあった、とピヨが話す。
しかしアディエルはその理由をベキにも話していなかったと言う。
縁結びの神様
出雲大社に参拝した乃木は、薫とのことを真剣に祈る。
5分以上祈っている乃木のことを心配するベキ。
その後、乃木、ノコル、チンギス、ベキ、バトラカ、ピヨ、寛道の7人は、寛道の娘・玲(伊勢佳世)に写真を撮ってもらう。
すると乃木にメールが入り、乃木は泣きながらその場に座り込んでしまう。
メールは薫からだった。
いろいろ悩んだがやはり乃木を愛している、と思った薫は「ジャミーンと待っている」と連絡してきたのだ。
エリシャとの対面
バルカに戻ったベキの帰還を喜ぶアリ・カーン(山中崇)たち。
一方、乃木はエリシャ奪還のため、タイラン・グリエワ(Mirze Aghabayli、声:若本規夫)の屋敷に乗り込むことを櫻井司令(キムラ緑子)に提案する。
櫻井の承諾を得て、早速タイランに5,000億円(36億ドル)でエリシャの技術を買うことを申し出る乃木。
タイランから用済みだと言われ、落胆する樊と傍に立つリュウ・ミンシュエン(堺雅人)、野崎の前に、乃木と黒須駿(松坂桃李)が現れる。
タイランに部屋から出ていくように言われ、悔しがる樊。
その後、値段交渉に入る乃木と黒須。
エリシャとジャミーンのDNA検査を遠隔で行っている間に、ブルーウォーカー・太田梨歩(花岡すみれ)がAIハヤト(声:高山みなみ)と組み、タイランの銀行口座をハッキングして支払った瞬間に5,000億円(36億ドル)を奪い返す。
画面上でプリシャと対面して涙を流すエリシャ。
そんなエリシャに乃木は、アディエルに何を伝えたのかを聞く。
すると、エリシャはプリシャに託した重要な秘密について明かす。
それは、「プリシャのお尻に埋めたディスクに重要なデータが入っていること、大きくなって違和感を覚える前に取り出して絶対にわからないところに隠せ」ということだった。
そして、エリシャは乃木に「これからとてつもない冒険が始まる」と話し始め、「最後の鍵を開けるのはプリシャだ」と結んだ。
さらにプリシャへの伝言として「(ヘブライ語)お前は希望の子(英語)祝福の中を歩め(トルコ語)いつまでも」と言い、「プリシャをよろしく頼む」と話した。
シンシーとの最後の戦い
タイランのところへ戻ると、樊とリュウが待ち構えており、タイランに乃木たちが別班であることを話していた。
そしてエリシャとの会話もすべて盗聴していたと言い、リュウからジャミーンのお尻にディスクがあるかどうかを薫に確認させろ、と言われる。
薫はお尻には5cmくらいの縫った痕があるが異物は入っていない、と言う。
リュウはアディエルの自宅や関係者も判明しているので、どこに隠したかはすぐに割り出せる、と話す。
その後、核融合技術はシンシーのものだ、とタイランは言い、リュウは立ち上がって野崎に銃口を向け、「さようなら、愛しき人よ」と言い、野崎の胸に銃弾を撃ち込んだ!
いよいよ次回は最終回。
果たしてどんな結末を迎えるのか?
第23話感想
前回は絶体絶命と思われたジャミーン救出作戦でしたが、珍しく動揺している乃木にFが変わり、シンシーの工作員たちを撃退しました。
悔しがる樊でしたが、増援部隊に残りの工作員もすべて制圧されました。
ジャミーンを無事保護した乃木は、奥出雲の実家へ帰り、ベキと再会します。
乃木に命を助けられたことを、ベキ、バトラカ、ピヨの3人は全く喜んでいませんでした。
しかし、乃木やチンギスの説得で、バルカに帰る決意を固めます。
ジャミーン救出作戦の時に乃木(F)が冷徹に敵を倒す姿を見て、さらに別班であったことも知り、ドン引きしていた薫さんでしたが、出雲大社の功力か、乃木の一念の強さか、無事戻ってくれました。
そして、ついに乃木と黒須がタイランに監禁されているエリシャに会いに行きます。
乃木とエリシャの会話の中で、アディエルがひた隠しにしていたプリシャ(ジャミーン)の秘密が明かされます。
まさか、そんなところにディスクを隠しているなんて、びっくりですね。
リュウは隠し場所などすぐに割り出せる、と言っていましたが、そんなに簡単に見つけられるのでしょうか?
そして最後にリュウは野崎を撃ちます。
でも、ドラムが生きていたこともありますし、これもリュウの策略のような気がします。
ちょっと前に3時間も野崎と一緒にいたことなどから、野崎の体に防弾チョッキのようなものを着せていたとか、何かしら仕掛けがあるのではないかとにゃおこは睨んでいます。
さて、次回、いよいよ最終回。
シンシーとの最後の戦いはどんなものになるのでしょうか?
また、これから始まるとてつもない冒険とは?
それとジャミーンへの伝言は何を表すのか?
次回、とっても楽しみですにゃん😺
第24話(シーズン2第14話・2026年11月8日放送予定)
あらすじ・ネタバレは放送後に更新します
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