「容疑者は、人類とは別の何か──」
2026年7月19日からWOWOWで放送・配信がスタートした連続ドラマW-30『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』。
佐々木蔵之介さんがWOWOWオリジナルドラマ初主演を務める、全6話のクライムサスペンスです。
地下駐車場で発見された凄惨な他殺体。被害者の周辺から次々と見つかる「ALIUS LAB」という謎の言葉。連続殺人の捜査を追ううちに、物語は”高度な社会”のもろさへと踏み込んでいきます。
現人類とは異なる“別の”人類が、この世界に潜んでいるかもしれない─
現代を舞台に連続殺人事件の謎を追う刑事たち。そして、過去の世界で繰り広げられるとある青年の復讐劇。
二つの物語を繋ぐのは、「ALIUS(アリウス)」という謎めいた存在だった!
『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』はWOWOWオンデマンドで配信中(2026年9月1日時点)
ALIUS -特定事象捜査ファイル-とは?
ストーリー
警視庁捜査一課の佐野省吾(佐々木蔵之介)は、捜査のためなら手段を選ばない孤高の刑事。しかし、3年前に突然去った元妻・薫(坂井真紀)の存在が、彼の心に深い傷を残していた。
ある日、都内の地下駐車場で、喉に4本のナイフが刺さった脳神経外科医の死体が発見された。
被害者の行動には不審な点も多く、科警研から出向中の神崎透流(中川大志)、佐野のバディである羽住杏奈(恒松祐里)とともに、佐野は捜査に乗り出す。
しかし、第2の犠牲者が出たことで事態は急転。現場に残された不可解な痕跡は、科学の常識では説明がつかない領域に侵食しているようにも見えてくる。
やがて浮かび上がるのは、「ALIUS」と呼ばれる得体の知れない存在だった。そこに隠された意図とは何か。犯人の動機は?常識を疑い、恐怖と知性が交錯する先に、驚愕の結末が待ち受ける。
スタッフ
| 放送・配信 | 2026年7月19日(日)22:00〜/毎週日曜 WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド(全6話) |
|---|---|
| 原作 | ALIUSプロジェクト/WOWOW・楽天 |
| 監督 | 山本大奨 |
| 脚本 | 小島聡一郎 |
| 音楽 | TAKASHI TSUZUKI、都筑清太郎 |
| 制作プロダクション | 東北新社 |
| 製作著作 | WOWOW |
キャスト
| 役名 | キャスト |
|---|---|
| 主要人物 | |
| 佐野省吾(さの しょうご) 警視庁捜査一課 警部補 | 佐々木蔵之介 |
| 神崎透流(かんざき とおる) 科警研からの出向研究者 | 中川大志 |
| 羽住杏奈(はすみ あんな) 佐野のバディ | 恒松祐里 |
| 辰巳薫(たつみ かおる) 佐野の元妻 | 坂井真紀 |
その他の出演者
長谷川初範、猪塚健太、角南範子、池田良、松浦祐也、富川一人、古屋隆太、松澤弘晶、水野智則、宮嶋剛史、伊吹空次朗、森岡龍、川瀬陽太、大河内浩、花王おさむ、山中崇 ほか
※役名は劇中で明示されていないものが多いため、確認できたぶんのみ記載しています。
全6話あらすじ・ネタバレ
第1話
あらすじ・ネタバレを読む
警視庁捜査一課の佐野省吾(佐々木蔵之介)は、捜査のためなら手段を選ばない刑事。彼は人並外れた洞察力で、多くの手柄を挙げていた。
しかし、捜査とは別に、佐野には気掛かりなことがあった。
それは、3年前に突然去った元妻の辰巳薫(坂井真紀)が留守番電話に残したメッセージだった。その内容は、「婚約指輪を入れた箱、どこか覚えてる?」というものだった。
薫は、3年前突然離婚届を佐野に渡し、警察を辞め、姿を消していた。
ある日の午前0時ごろ、千住駅近くの地下駐車場で、喉に4本のナイフが刺さった脳神経外科医の変死体が発見される。発見された駐車場の番号は”4”だった。
被害者は、慶名大学附属病院教授で脳神経外科医の北条武彦(長谷川初範)・60歳。遺体の首には索状痕(さくじょうこん)があり、その上からナイフが4本突き刺さっていたという。
佐野はバディの羽住杏奈(恒松祐里)、そして科警研から出向中の研究者・神崎透流(中川大志)とともに捜査に乗り出す。
北条の自宅へ聞き込みに行くと、北条の息子の北条元也(猪塚健太)から、ここのところ北条の様子がおかしかったと言う話を聞く。
朝方に帰ることや休日に車で外出することが増えていて、昨日もそうだったらしい。
次に北条の研究室に訪れ、佐野は書類の破られたページから「20時 ALIUS LAB」と書かれた痕跡を見つける。
研究員によると、北条が珍しく酔っていた時に「あと少しで世界がひっくり返る」と言っていたという。
脳科学者が「世界がひっくり返る」研究をしていたことに、「これはロマンだ」とはしゃぐ神崎に、「これは捜査だ」と釘を刺す佐野。
その後、第2の犠牲者が出たことで事態は急転。
殺害場所は、またも地下駐車場で、被害者は大迫大輔(富川一人)・35歳。AIフロンティアの開発者兼社長。発見された駐車場の番号は”3”だった。殺害の手口は北条と同様で、絞殺された後に首へナイフが3本突き刺されていた。
これにより、同一犯の犯行と断定された。
また、被害者の手には「They control Homo sapiens」と書かれたテープ状のものが握られていた。
その時突然、佐野に妻の薫が遺体で見つかったとの連絡が入る。管理人が首を吊っているのを発見し、検死の結果、自殺と判断された、という。
さらに、ドライブレコーダー映像にフード付きのコートを着た人物が、車の荷台から被害者を引き摺り下ろすところが映っていた。
その人物は、佐野の元妻・薫だった!
第1話の感想
いきなり衝撃的な殺害現場で始まるドラマです。
最初の犠牲者は、脳神経科学の権威、次の犠牲者はAI開発技術のスペシャリスト。2人に共通するものは、人の脳に関する研究のようです。
残された数字や「ALIUS LAB」「They control Homo sapiens」とは何を意味するのでしょうか?
命令口調、喫煙など昭和感の強い佐野と科警研出身で犠牲者の研究でワクワクしてしまう神崎の2人はこの先色々と衝突しそうですが、すごい化学反応も期待できそうです。間に入る杏奈は大変そうですが…。
次回、薫に掛けられた疑惑を晴らすために佐野が奔走しそうです。
また、「ALIUS LAB」についても何かわかるようです。
ただの刑事ドラマとは一味も二味も違う雰囲気のサスペンス。
次回が気になりますにゃん😺
第2話
あらすじ・ネタバレを読む
被疑者として浮上したのは、佐野の元妻・辰巳薫(坂井真紀)だった。
死体遺棄の犯行を捉えたドライブレコーダー映像を突き付けられ、言葉を失う佐野省吾(佐々木蔵之介)。
薫はその後自殺しており、被疑者死亡により捜査本部は解散となる。
5年前、生活安全課に勤務していた薫は、万引きで補導した少女を家に連れて帰り、面倒をみるような優しい妻だった。「あの子にも周りは敵ばかりじゃないとそう思って生きていってほしい」と話していた妻。「偽善でも自己満足でもいい」と。
そんな妻が殺人など犯すとはどうしても信じられない佐野は、薫の無実を信じ、真相を明らかにするため捜査を続けることを決意する。
佐野は2人目の犠牲者である大迫大輔(富川一人)が代表を務めていた会社・AIフロンティアに赴くが、警察関係者らしき男に門前払いを食う。
やむを得ず、佐野は同社の運転手に金を掴ませて、北条武彦(長谷川初範)の写真を見せ「見覚えないか」と聞く。
すると運転手は、時々社長を乗せてつくば駅まで行っていて、北条やワタベという社長を一緒に乗せたと話す。そして、つくば駅からどこに行ったのかは知らない、と言う。
一方、神崎透流(中川大志)は、まだ解明されていない謎があることを不審に思い、北条のカーナビから頻繁に消されていた履歴を復元して、羽住杏奈(恒松祐里)とともに、つくばにある「ALIUS LAB」なる研究施設にたどり着く。
3Dプリンターで北条教授の指紋を再現したという神崎。違法な手段だと思いつつも、指紋認証を突破して施設の中に入った2人は、血液サンプルを見つけ、さらに床に落ちた「ALIUS」などと書かれた紙切れを拾う。
拾った紙切れを繋ぎ合わせると「THE MARIONETTE PROJECT(マリオネット計画)」という文字が浮かび上がる。また、「突然変異によって独自の機能を獲得」との文字も。
そこで、神崎は「ALIUS」の研究内容について驚くべき仮説を立てる。
そんな中、ついに3人目の犠牲者が!
第2話の感想
佐野の元妻の薫が犯人と断定されました。しかし、優しかった妻のことを思うと、佐野はとても信じられません。
一方、神崎はついに「ALIUS」の研究について驚くべき仮説に辿り着きます。
そんな中、すでに殺害されている大学教授の北条、AI開発者の大迫とともにつくばに頻繁に行っていた投資ファンドの社長・渡部が殺されます。
どうやら一連の事件には「ALIUS」研究とそれに関わった人々が関わっているようです。
次回、いよいよ佐野たちは「ALIUS LAB」の隠された秘密に迫っていきます。
しかし、一つ疑問が。すごく真面目な杏奈はなぜ、神崎が違法な手段を使って「ALIUS LAB」に入ることに反対もせず、従ったのでしょうか?不思議ですね。
第3話
あらすじ・ネタバレを読む
神崎透流(中川大志)が「ALIUS」に関する思いがけない仮説にたどり着いた一方、第3の殺人事件が起きる。
容疑者(宮嶋剛史)は被害者の秘書で「犯行時の記憶がない」と語る。
被害者は、投資ファンドのKWアセットマネジメント社長・渡部恭平(古屋隆太)。
彼は頸動脈を切り付けられたのち、喉に2本のナイフを刺されていた。駐車場番号は”2”。
しかし、警察の発表では「腹部を刺されていた」となっていた。
事実と異なる不自然な報道や、公安まで動いているという警察上層部の不可解な動きに、佐野省吾(佐々木蔵之介)は疑念を深める。
神崎は、「ALIUS LAB」から持ち出した血液サンプルの驚くべき解析結果を佐野と羽住杏奈(恒松祐里)に伝える。
それは、血液サンプルから取り出した遺伝子の配列が明らかにホモ・サピエンスとは異なるということだった。
興奮を抑えきれない神崎に、佐野は一喝する。
そして、佐野・神崎・杏奈は、被害者3人の接点である研究所に向かうが、中のものは全て持ち去られていた。
行き詰まる捜査の中で、佐野がある動画ファイルを手に入れる。
そこには恐ろしい実験と、ある人物が映っていた!
それはある事件現場で佐野が遭遇した人物だった。
神崎が検索した結果、その人物は元警察官僚でセキュリティ会社専務の日高昭文(松澤弘晶)だとわかった。
彼が4人目の犠牲者になることを阻止するため、佐野たちは日高の勤務するセキュリティ・ウィズ社へ向かう。
第3話の感想
第3の殺人が起こりました。しかし、警察発表は実際の事件と異なるものでした。
疑念を払拭できない佐野、神崎、杏奈の3人は独自に捜査を進めます。
そして、佐野はついに「ALIUS」研究の核心に迫る映像を見つけ出します。
「ALIUS LAB」では、恐ろしい実験が行われていました。
そして、その映像には、殺された3人以外にもう1人の人物が映っていました。
それはある事件現場で佐野が遭遇した人物でした。
佐野たちは第4の殺人を未然に防ぐことができるのでしょうか?
第4話
あらすじ・ネタバレを読む
行動をともにしてきた羽住杏奈(恒松祐里)が、実は公安の潜入捜査員であったことが発覚する。
杏奈の正式な所属部署は、警視庁公安部特定事象対策課、つまり「ALIUS」を捕縛し、保護するのが任務だと言う。「ALIUS」はその能力ゆえに国家のリスクになるからだ。
杏奈の説明によると、こうだ。
「ALIUS」は、生体から特殊な音波を発し、その音波で人間を催眠状態に陥れ、命令し、操ることができるという危険な能力を持っていた。その間、本人の意識や記憶は消失する。
遺伝子の突然変異により、先天的に特別な能力を獲得した別の人類で、彼らは先天的に人を操る声を持って生まれるという特徴がある。
日本人のルーツとされる北東アジア系のゲノムを持つ人類のごく一部だけに生じる変異だということだ。
「ALIUS」は片親だけでも遺伝する顕性遺伝(表に現れやすい遺伝)で、その能力を自覚していないものもいるので正確にはどのくらいいるのかはわからないがごく少数だと考えられている。
彼らは能力を除けば普通の人間と変わらず、規範意識もあるが、人を操りテロを起こすこともできるという可能性から、治安維持の観点では大きな問題を孕んでいる。
そのため公安は、刑事部以外にも、様々な部署に捜査員を潜り込ませて「ALIUS」について調べていた。その中には、組織犯罪対策部、交通部、生活安全部なども含まれる。
佐野省吾(佐々木蔵之介)の元妻・辰巳薫(坂井真紀)も、杏奈と同じく特定事象対策課の一員だったのだ!
驚きのあまり言葉を失う佐野と神崎透流(中川大志)。
そんな佐野に「本当に何も知らないのか?」と尋ねる杏奈。そして、佐野の能力を買って、捜査の進展のために佐野を泳がしていたが、これからはこの件は公安がすべて引き取ると言って、杏奈は去った。
しかし、連続殺人事件の犯人やその真意については依然として謎のまま。
佐野は神崎の言葉に背中を押され、再び事件の真相を明らかにすべく立ち上がる。
ヒントは妻が残したメッセージだった。
佐野と神崎は、薫のメッセージに従ってある場所に行き、USBメモリを見つけるが、その後、何者かに襲われる。
ところが、その後、佐野は驚くべき光景を目にする。
第4話の感想
今回、公安に所属する杏奈の口から”ALIUS”の本質に迫る事実が語られました。
そして、佐野の妻・薫が隠していた秘密についても明らかになりました。
佐野は、殺人現場に残された数字と薫が最後に残したメッセージをリンクさせて、いよいよ真実に辿り着きそうです。
そんな時、予想だにしなかった事態が起こります。
次回、いよいよクライマックスを迎えます。何が起こるのか?誰が味方で誰が敵なのか?
どんどんわからなくなってきましたにゃん😾
第5話
あらすじ・ネタバレを読む
佐野省吾(佐々木蔵之介)と神崎透流(中川大志)は、薫のメッセージに従ってある場所に行き、USBメモリを見つけるが、何者かに襲われる。
その直後、神崎が能力を発揮して難を逃れる。
神崎は”ALIUS”だった!
これにショックを受けて神崎を問い詰める佐野だったが、神崎自身も初めてのことだった、と驚いている。
時は17年前に遡る。神崎は幼い頃の思い出を話す。
小学生の神崎に、神崎の父が「いつもお前になんて言ってきた?」と聞くと、神崎は「他人は変えられない、思い通りにならない。自分を変えろ。自分だけは思い通りになる」と答える。
「そうだ、絶対に忘れるな。他人に期待したってしょうがないんだ」と念を押す父。
そんな父からよく聞かされていたお伽話があった。
主人公の少年が人を思い通りに動かし、自分の欲望を満たしていく。しかし最後は、その欲望の数だけ怪物から喉にナイフを刺されて死んでいく、という話だ。
神崎は、今回の事件の捜査会議で佐野が喉のナイフの意味を指摘するのを聞き、お伽話と事件の間に何か繋がりがあるかもしれない、と思い、捜査に参加することに決めた、と言う。
神崎の両親が、神崎が11歳の時に交通事故で亡くなっていることを聞いた佐野は、神崎の父も”ALIUS”でそのために消された可能性を考える。
公安に殺される、と狼狽える神崎を宥めた佐野は、GPSで追跡されることを防ぐために神崎のスマホを破壊する。
そして、USBメモリの入った封筒に同封されていた元妻・辰巳薫(坂井真紀)からの手紙を読む。
そこには、USBメモリのデータを芦田一暁(花王おさむ)という人物に渡すよう書いてあった。
データは暗号化されており、とりあえず佐野は手紙に書いてあった住所・山梨県上野原市へ向かう。
そこには、社会福祉法人「山風の郷」という施設があり、佐野と神崎は職員の間宮(山中崇)に案内され、芦田に会う。
芦田は、かなり昔に公安の手で声帯を摘出されて声が出せなくなっており、人工喉頭を付けていた。
そんな芦田から、佐野と神崎は思いもよらない話を聞くことになる。
この施設は職員ともども”ALIUS”で、公安の目を逃れてひっそり暮らしていたのだった。
その後、間宮は薫が警察を辞めたきっかけについて話を始める。
3年前、公安にいて”ALIUS”を保護する名目で警察に連行する役目を担っていた薫は、その実態が”ALIUS”を監禁して殺害することだと知り、警察組織に絶望し、退職した。
そして、退職後は”ALIUS”を支援する活動を始めた、そのことを薫は贖罪だ、と言っていたという。
薫が佐野と離婚したのも、このことに巻き込みたくなかったのだろう、と芦田は語った。
薫が殺人などするはずはなく、多分、事件の直前に調査していた”ALIUS”にやられたのではないか、と間宮が話し、芦田も「あの男ならやりかねない」と同意する。
その男とは榊颯真(サカキソウマ)、つくばにある「ALIUS LAB」での研究に関与していた男だった。
薫によると「ALIUS LAB」での研究内容は、”ALIUS”の音声データをAIに学習させ、人を操る声の生成を試みていたという。
そして、薫が残したUSBメモリには、支援対象の”ALIUS”のデータが残されており、その中には榊颯真のデータもあった。
その画像データを見て唖然とする佐野と神崎。なんとそこに写っていたのは、最初の事件の被害者で脳神経外科医の北条武彦(長谷川初範)の息子、北条元也(猪塚健太)だったのだ!
また、薫が残したデータには、研究関係者のリストに手書きで「カブラギ」という名前が書かれていた。
「カブラギ」で検索していた佐野と神崎は、北条武彦やAIフロンティア代表の大迫大輔(富川一人)と同じバッジを付けている日本独立党の党首・鏑木真司(大河内浩)を見つける。
一見無関係に思える北条ら研究関係者4人と鏑木をつなぐものは、イデオロギーだった。
そして彼らの目的は、”ALIUS”の力を政治に利用することだったのだ。
その時、佐野はカバンの中に盗聴器が仕掛けられていることに気がつく。
しかし、鏑木に危険が迫っていることを察知した2人は、鏑木が講演会を開催している品川の会場へ急ぐ。
その頃、鏑木を狙う北条元也も講演会場へ向かっていた。
第5話の感想
なんと佐野と行動を共にしていた神崎は”ALIUS”でした。
神崎は子どもの頃、父から「他人に期待しないように」とか「他人を操ろうとした主人公が怪物に殺される」という恐ろしいお伽話を聞かされていました。
これは、父がいつか息子が自分の能力に気がついた時に、他人を操ろうとすると恐ろしいことが起こる、という教訓を教えていたように思います。
そしてついに、一連の事件の犯人と彼の最終目標が判明します。
佐野と神崎は、「人を操る」というとんでもない能力を持っている犯人の目的をどうやって阻止するのでしょうか?
また、佐野のカバンに仕掛けられていた盗聴器は誰が何の目的で仕掛けていたのでしょうか?
ここで「田鎖ブラザーズ」の茂っちゃんや「VIVANT」のアリ役でも大活躍されている山中崇さんが出てきました。
こんな出番の少ない役で有名俳優さんが出てくるとは、なんか豪華ですね😸
最終話
あらすじ・ネタバレを読む
佐野省吾(佐々木蔵之介)と神崎透流(中川大志)は、最初の事件の被害者である脳神経外科医の北条武彦(長谷川初範)の息子・北条元也(猪塚健太)こそが、連続殺人の真犯人・榊颯真と同一人物であることを突き止めた。
佐野の元妻・辰巳薫(坂井真紀)のメモによると、「マリオネット計画」に関係していた北条とAIフロンティア社長・大迫大輔(富川一人)、投資ファンド社長・渡部恭平(古屋隆太)、元警察官僚でセキュリティ会社専務・日高昭文(松澤弘晶)の4人については判明していたが、残りの1人については「カブラギ」という名前以外わかっていなかった。
だから、榊は5人目を炙り出すためにカウントダウンを演出して、警察を陽動する作戦を取ったのではないか、と佐野は推察する。
そして、佐野たちの会話を盗聴することにより、榊は鏑木にたどり着いた。
佐野と神崎は、榊が「マリオネット計画」の首謀者である日本独立党の党首・鏑木真司(大河内浩)を狙っていると考え、鏑木の講演会の会場へ急いだ。
しかしその頃、すでに鏑木の前には榊の姿があった。
その能力でSPを排除し、鏑木に銃を向けた榊は、研究データのありかを教えるよう、鏑木に迫っていた。
なんとか駆けつけた佐野と神崎に、榊はなぜ今回の犯行に至ったのか、目的は何なのかを告白する。
榊の目的は、「マリオネット計画」を潰すことだった。
10年前、榊は公安に居場所を突き止められ、逃亡生活を送っていた時に北条と出会った。
北条は榊に、自分の養子になり身の安全を保証する代わりに、研究に協力するよう求めてきた。
逃亡生活に疲弊していた榊は、北条の申し出を承諾した。
その後、北条元也として結婚もし、最愛の妻と息子とともに穏やかな日々を送っていた榊だったが、あろうことか、北条たちは榊の息子・晴人まで実験対象にしようと魔の手を伸ばしていた。
榊は晴人を守るため北条と大迫を能力で操って死なせ、その後、「マリオネット計画」の全貌を知る。
計画を首謀した鏑木によると、計画の目的は、”ALIUS”の能力を人工的に再現して国家の武器とし、さらに本物の”ALIUS”を排除するというものだった。
薫は、榊と晴人を助けようとして研究所へ向かったが、公安だと誤解した榊に操られてしまった。
神崎は自分が”ALIUS”であることを告白し、鏑木を殺そうとする榊を誠意を込めて説得する。
佐野は、薫が3年前に警察を辞めていたことを伝え、今、自分は榊が”ALIUS”だからではなく、警察官として目の前で誰かが殺されるのを阻止するために、銃を向けているのだ、と話す。
が、2人の説得も虚しく、榊は羽住杏奈(恒松祐里)ら公安によって射殺され、神崎も連行されてしまう。
その後、辞表を手にした佐野は、羽住から神崎が特例で生かされていることを知らされる。
また、榊の妻と息子の晴人がシンガポールに入国したらしい、との情報を得る。
1年後、薫の遺影にケーキを供える佐野。
辛い思いを抱えた佐野だったが、刑事を辞めることは思いとどまっていた。
そんな佐野が現場へ向かうと、そこには首に謎の装置を付け、捜査員に挟まれて立つ神崎の姿があった。
最終話の感想
公安に追われ、疲れ果てて北条の申し出を受け入れた榊を待っていたのは、さらなる地獄でした。
疑心暗鬼に陥っていた榊には、自分を救ってくれるはずの薫ですら敵に見えてしまっていました。
そして、榊を救うために自分が”ALIUS”であることを告白した神崎も公安に連行されてしまいました。
物語の最後はとても後味の悪いものになりました。
人間の中の差別意識というものは、異質なものに対する違和感からそれが”恐怖”に発展することで、とんでもない非人道的な行為に及ぶということが物語全体を通して語られていると思いました。
佐野や薫のような、真っ当な正義感を持った人間が大勢であれば良いのですが、現実はなかなかそうはいかないという問題提起がなされているドラマだと思いました。
視聴者がスッキリできるような続編を期待したいですにゃん😾
WOWOWオンデマンドで観る
『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』は、WOWOWオンデマンドで配信中。
佐々木蔵之介さんのWOWOWオリジナルドラマ初主演作、ぜひぜひ一度観てみて下さい。
WOWOWについて詳しく知りたい方へ
料金プランやサービス内容はこちらの記事で解説しています。

