次の DEMO をチェックする
U-NEXT

【U-NEXT】ミラノコルティナ五輪フィギュア使用曲の元映画5選|りくりゅうペアの『グラディエーター』など

raumennyao

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートで私たちの心に感動を与えた名演技の数々。
その演技に使用された楽曲の多くが“映画音楽”から生まれていることをご存じですか?

『道』『ロミオとジュリエット』『シェルブールの雨傘』
そして『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』や『グラディエーター』等々。

氷上を彩った旋律の背景には、世界的名画の物語があります。

本記事では、フィギュアスケートの熱烈なファンの私が五輪フィギュア使用楽曲の元になった映画5作品の魅力をレビュー。

映画を観てから、再度あの演技を観ると、スケーターたちが表現したかったことをもっと深く理解できるかもしれません。

(見放題の情報は、2026年2月23日現在のものです)

映倫の区分について

  • G(一般):年齢にかかわらず、誰でも鑑賞できます。
  • PG12:12歳未満の鑑賞には、保護者の助言・指導が必要です。
  • R15+:15歳以上が鑑賞できます。15歳未満は鑑賞できません。
  • R18+:18歳以上が鑑賞できます。18歳未満は鑑賞できません。

U-NEXT(ユーネクスト)とは?特徴と料金プランをわかりやすく解説

五輪フィギュア使用曲の元映画5選

  1. 道(La Strada;ラ・ストラーダ)
  2. ロミオとジュリエット(1968)
  3. シェルブールの雨傘
  4. エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜
  5. グラディエーター

①道(La Strada;ラ・ストラーダ)


公開年:1954年

時間:108分

監督:フェデリコ・フェリーニ

脚本:フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ペネッピ、エンニオ・フライアーノ

出演者:アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ、リチャード・ベースハート、アルド・シルヴァーニ、マルセーラ・ロヴェーレ

映倫区分:G

作品のあらすじ(ネタバレあり):

子だくさんのシングルマザーである母親に育てられた純真なジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)は、家族を助けるために1万リラ(現在価値で数千円)とサラミ1kg、チーズ0.5kg、ワイン2本というとても安い値段で旅芸人のザンパノ(アンソニー・クイン)に買い取られる。

ザンパノは胸に巻いた鉄の鎖を切る大道芸を売り物にしていたが、芸のアシスタントだったローザが死んでしまったため、ローザの妹のジェルソミーナをアシスタントにしたのだ。

ジェルソミーナは、ザンパノに芸を仕込まれ女道化師となる。彼女はザンパノとともに彼の女房という触れ込みでオート三輪で大道芸人として旅をしていたが、女好きで粗暴なザンパノに嫌気が差し、彼の元から去る決意をする。

あてもなく歩いた末にたどり着いた街で、ジェルソミーナは陽気な綱渡り芸人・通称「イル・マット(リチャード・ベースハート)」の芸を目撃する。イル・マットの芸を観た興奮が冷めやらぬ様子で道に座り、涙を流すジェルソミーナ。そんな彼女を追ってきたザンパノは、強引に彼女を連れ戻し、ローマのジラッファー・サーカス団に合流する。


おすすめポイント

  • 中田亜美選手が楽曲をショートプログラムで使用、バンクーバーオリンピックでの高橋大輔選手の伝説的なプログラムでも使用された
  • 第29回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した、自他共に認めるフェリーニの代表作の一つで、何度観ても感動する作品
  • フェデリコ・フェリーニ監督の妻でもあるジェルソミーナ役のジュリエッタ・マシーナの演技がたまらなく愛おしく、涙を誘う

② ロミオとジュリエット


公開年:1968年

時間:138分

監督:フランコ・ゼフィレッリ

脚本:フランコ・ゼフィレッリ、フランコ・ブルサーティ

原作:ウィリアム・シェークスピア

出演者:レナード・ホワイティング、オリビア・ハッセー、マイケル・ヨーク、ジョン・マケナリー、ミロ・オーシャ、パット・ヘイウッド、ロバート・スティーブンス、ポール・ハードウィック、ブルース・ロビンソン、(ナレーション)ローレンス・オリビエ

映倫区分:G

作品のあらすじ(ネタバレあり)

シェイクスピアの傑作戯曲をイタリアのフランコ・ゼフィレッリ監督が映画化。

15世紀中頃、イタリア北部の町ベローナ。モンタギュー家とキャピュレット家は2大名門として知られるが、ひどく仲が悪く、血で血を洗う抗争を繰り広げていた。

そんな中、モンタギュー家の子息ロミオ(レナード・ホワイティング)は仮面を着けて仲間と共にキャピレット家のパーティに紛れ込み、キャピュレット家の令嬢ジュリエット(オリビア・ハッセー)に出会う。2人は一瞬にして恋に落ちるが、お互いが敵同士の子どもである事を知り、愕然とする。

しかし、燃え上がった恋心を抑えきれない2人はローレンス神父(ミロ・オーシャ)の元で結婚式を挙げることにするが…。


おすすめポイント

  • ニーノ・ロータが担当した超有名な楽曲が引き裂かれた若い恋人たちの悲しみを見事に表現している
  • 千葉百音選手がフリープログラムで使用したほか、2012年の世界選手権で千葉選手が尊敬する羽生結弦選手が表現したロミオの悲しみと怒りを込めたような激しいステップはとても印象的だった。また、彼は2014年ソチ五輪では、白と黒を基調とした中性的な衣装でさらにブラッシュアップされた演技を披露、金メダルを獲得した
  • 映画では中世を再現した美しい街並み、建物や衣装なども重厚感があり、詩歌のように美しいセリフに彩られている。その中で、当時16歳だったオリビア・ハッセーがとても初々しく、悲劇のヒロインを見事に演じている

③ シェルブールの雨傘


公開年:1964年

時間:91分

監督:ジャック・ドゥミ

脚本:ジャック・ドゥミ

出演者:カトリーヌ・ドヌーブ(歌:ダニエル・リカーリ)、ニーノ・カステルヌオーヴォ(歌:ジョゼ・バルテル)、アンヌ・ヴェルノン(歌:クリスチアーヌ・ルグラン )、マルク・ミシェル(歌:ジョルジュ・ブランヌ) 、エレン・ファルナー(歌:クローディヌ・ムニエル)、ミレイユ・ペレー(歌:クレール・レクレール)

映倫区分:G

作品のあらすじ(ネタバレあり)

アルジェリア戦争まっただ中のフランス。港町シェルブールに住む20歳の自動車整備工ギイ(ニーノ・カステルヌオーヴォ)と17歳のジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーブ)は結婚を誓い合った恋人同士。ギイは病身の伯母エリーズ(ミレイユ・ペリー)と、ジュヌヴィエーヴはシェルブール雨傘店を営む母エムリ夫人(アンヌ・ヴェルノン)と暮らしている。

エムリ夫人は2人が若過ぎる事を理由に結婚に反対するが、2人は将来生まれて来る子供の名前(女の子だったらフランソワーズ)を考えたり、自分たちのガソリンスタンドを持つ夢を語り合ったりと、幸福な恋愛を謳歌していた。

そんなある日、エムリ夫人に莫大な額の納税通知書が届く。切羽詰まっていたエムリ夫人は娘に説得され、大切なネックレスを売る決心をして娘を連れて宝石店へ行った。店主との交渉はうまく進まなかったが、たまたま居合わせた宝石商ローラン・カサール(マルク・ミシェル)が、その場でネックレスを購入してくれた。

やがてギイに召集令状が届き、アルジェリア戦争において2年間の兵役をつとめることになった。別れを惜しむギイとジュヌヴィエーヴ。その夜、2人は結ばれた。ギイは幼馴染みのマドレーヌ(エレン・ファルナー)に伯母の世話を頼み、ジュヌヴィエーヴと永遠の愛を誓い合って、シェルブール駅で別れを告げ入営する。


おすすめポイント

  • 三浦佳央選手がフリープログラムで使用、また、2015年にはミーシャ・ジー選手が世界選手権のフリープログラムで使用したことでも有名
  • 全編音楽のみで歌以外の台詞が一切ないミュージカルであり、映画としては画期的な試みだった。カトリーヌ・ ドヌーヴの出世作となった作品だが、歌に関してはすべて歌手による吹き替えである
  • ミシェル・ルグランによる音楽が大評判となり、特に主題曲は世界中で大ヒットした
  • インテリアや衣装がフランスならではのポップアートな色彩感覚で視覚的にも楽しい

④ エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜


公開年:2007年

時間:140分

監督:オリヴィエ・ダアン

脚本:オリヴィエ・ダアン、イザベル・ソベルマン

出演者:マリオン・コティヤール、シルヴィー・テステュー、パスカル・グレゴリー、エマニュエル・セニエ、ジャン=ポール・ルーヴ、ジェラール・ドパルデュー

映倫区分:G

作品のあらすじ(ネタバレあり)

実在のシャンソン歌手エディット・ピアフの生涯を描いた作品で、成功以前の物語と成功後の時系列が交錯して描かれる。

冒頭シーンは、1959年2月16日のニューヨーク。コンサートの最中に舞台に崩れ落ちるエディット・ピアフ。「もっと生きたいの。私を復活させて」と心の中で聖テレーズに祈る。

1918年、路上で歌う母親のアネッタ(クロティルド・クロー)を見ながら泣いているエディット。通りすがりの女性がアネッタを非難するが彼女はエディットの腕を引っ張りながらその場を去る。父親のルイ・バリエ(パスカル・グレゴリー)は大道芸人だが、この時は出征中だった。歌手デビューを夢見るアネッタは、エディットを彼女の母親のところに置き去りにしてコンスタンティノープルに旅立つ。

ルイが一時的に戦地から帰ってくると顔が傷だらけで毛布にくるまっているエディットを見つける。彼は彼の母親が営むベルネーの娼館にエディットを預けて、再度戦地に向かう。エディットは娼婦たちと共に暮らすことになる。

1959年5月8日のニューヨークでのレコーディング。エディットの歌が流れる中、幼い頃に娼館で暮らした頃の思い出が蘇る。角膜炎を患うエディットが完治するよう祈る娼婦たち。ある日、エディットの目に奇跡的に視力が戻る。

やがてルイが戦地から帰還し、引き留める娼婦たちを振り切って、エディットを連れてサーカスで巡業を始める。その後、ルイがサーカス団の団長と喧嘩別れをし、大道芸人に戻った彼と共に9歳のエディットは路上で歌を歌うことで生計を支えることになる。


おすすめポイント
  • 音楽はクリストファー・ガニング、エディット・ピアフ
  • 坂本花織選手が引退発表後、最後の出場となったオリンピックのフリープログラムで使用
  • 「愛の讃歌」などの名曲をバックに、最愛の人との別れや苦しい闘病生活などに抗うように歌うマリオン・コティヤールの演技が壮絶
  • 第57回ベルリン国際映画祭出品作品。主演のマリオン・コティヤールは第33回セザール賞主演女優賞と第80回アカデミー賞主演女優賞を受賞
  • 時系列が前後するので、年代に気をつけて観ていないと少し混乱する

⑤ グラディエーター


公開年:2000年

時間:155分

監督:リドリー・スコット

脚本:デヴィッド・フランゾーニ、ジョン・ローガン、ウィリアム・ニコルソン

原案:デヴィッド・フランゾーニ

出演者:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード、デレク・ジャコビ、ジャイモン・フンスー、リチャード・ハリス

映倫区分:PG12

作品のあらすじ(ネタバレあり)

西暦180年、ローマ帝国はアフリカの砂漠地帯から英国の北限までを支配下においており、マルクス・アウレリウス皇帝(リチャード・ハリス)は、ゲルマニア征服を目前にしていた。平民出身だが、皇帝から絶大な信頼を得ている将軍マキシマス・デシムス・メリディアス(ラッセル・クロウ)は、帝国の今後を左右する、このゲルマニア遠征で蛮族との決戦を迎えていた。

降服を説得するためローマ軍から遣わされた使者が斬首され、その首が投げ返されてきたのを皮切りに両軍の戦闘が始まる。ローマ帝国軍は弓兵や工兵隊のカタパルトを駆使して森林地帯に潜むゲルマニア軍に砲撃を与えた後、軍団兵を前進させる。高地に陣取る蛮族の軍勢に軍団兵は苦戦を強いられるものの、マキシマスは自ら騎兵部隊を率いて蛮族を背後から強襲して敵将を討ち取り、勝利する。

勝利はしたものの、傷ついた兵たちの姿にアウレリウスは戦闘に明け暮れる帝国の先行きに不安を覚える。また、老いた自身の帝位継承に関しても、皇子ルキウス・アウレリウス・コモドゥス(ホアキン・フェニックス)が皇帝の器ではないことを憂いており、ローマを共和政に戻し、民衆のためにマキシマスにそのローマを託したいと願っていた。

アウレリウスはマキシマスを自らの天幕に呼び寄せ、腐敗が蔓延るローマを根本的に立て直し、民衆も政治に参加する共和政へ戻す構想を伝え、その実行者としてマキシマスを指名する。マキシマスは「帝位を継ぐ気でいるコモドゥスは納得するのか」と尋ねるが、アウレリウスは「君主の器ではない」と一蹴する。アウレリウスは自分が必ずコモドゥスを説得すると約束し、マキシマスは考える時間が欲しいと述べて天幕を離れる。

その後、天幕にコモドゥスを呼んだアウレリウスは、皇帝の座をマキシマスに譲ると伝える。コモドゥスは自分は父親が誇りに思える息子になりたかったと告げ、なぜ自分を憎むのかと涙を流す。この時、アウレリウスは、自身が父親として息子に接するのを怠ったことで息子を歪ませてしまったと悟る。息子の前に跪いたアウレリウスは「息子が至らぬのは、至らぬ父を持った為だ」と子を庇う言葉を述べ、自らも涙して和解の抱擁を求める。

怒りと悔しさが収まらないコモドゥスはアウレリウスを泣きながら抱きとめるが、そのまま父親のアウレリウスを絞殺してしまう。翌朝、腹心の将軍クィントゥスから突然の皇帝の死を告げられ、ショックを隠しきれないマキシマスに「アウレリウスは病死だ。新皇帝に忠誠を誓え」と言うコモドゥス。彼に不信感を拭えないマキシマスは拒絶して無言でその場を去る。

事実を明らかにしようとするマキシマスだったが、誰も新皇帝となったコモドゥスに逆らうことができない。クィントゥス(トーマス・アラナ)もマキシマスを裏切って彼を捕らえ、マキシマスとその家族を処刑せよとのコモドゥスの命令に従う。

強大なローマ帝国の行末をめぐって、マキシマスとコモドゥスという二人の宿命の対決が始まる。


おすすめポイント

  • 三浦璃来・木原龍一ペアが金メダルを決めたフリープログラムで使用、高さのあるリフトなど完璧な演技で「魔法のペア」「SFファンタジー」とも称された
  • 音楽担当は、ハンス・ジマー、クラウス・バデルト、リサ・ジェラルド。楽曲は、ゴールデングローブ賞の音楽賞を受賞
  • 作品は第73回アカデミー賞作品賞、ラッセル・クロウは主演男優賞を受賞
  • ラッセル・クロウが卑劣な手段で皇帝の座を奪った新皇帝に妻と子どもを奪われ、絶望から復讐に至る将軍を凄まじいばかりに好演
  • 残酷なシーンが結構あるため、映倫区分はPG12

 まとめ|五輪フィギュアが私たちにくれた感動

フィギュアスケーターたちが魂を込めて表現する美しいプログラムと、映画人がやはり魂を込めて製作する映画には共通する感動があります。

どんなに辛い日も悲しいことがあった日も、フィギュアスケートをはじめとするスポーツや映画、音楽は私たちに「明日からはまた頑張ろう」という勇気をくれます。

そんなスケーターや映画・音楽製作に携わる人たちに感謝を込めて。

ABOUT ME
如月にゃおこ
如月にゃおこ
駆け出しブロガー
新米ブロガーの如月です!動画配信サービスの最新情報を皆様にお届けすべく、日々奮闘中です。
趣味は映画と読書。温泉でまったりするのも大好きです。
記事URLをコピーしました