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【U-NEXT】社会派サスペンス・ミステリー邦画オススメ10選

raumennyao

社会派サスペンスは、ただの推理劇ではありません。
「なぜ人は罪を犯すのか」「正義とは何か」──作品を通して私たちにさまざまな問いかけをし、心を揺さぶってきます。
今回は、そんな社会派ミステリーやサスペンスが大好きな私が、U-NEXTで見放題で観られる選りすぐりの10作品をご紹介します!
観終わったあと、静かな余韻が胸に残る作品ばかりなので、ぜひ観ていただきたいです。

(見放題の情報は、2025年10月10日現在のものです)

映倫の区分について

  • G(一般):年齢にかかわらず、誰でも鑑賞できます。
  • PG12:12歳未満の鑑賞には、保護者の助言・指導が必要です。
  • R15+:15歳以上が鑑賞できます。15歳未満は鑑賞できません。
  • R18+:18歳以上が鑑賞できます。18歳未満は鑑賞できません。
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おすすめ作品10選

  1. 怒り
  2. 悪人
  3. ある男
  4. 罪の声
  5. 万引き家族
  6. 告白
  7. ゆれる
  8. 護られなかった者たちへ
  9. ロストケア
  10. 朽ちないサクラ

1. 怒り

公開年:2016年

時間:142分

監督:李相白

脚本:李相白

原作:吉田修一

出演者:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡

映倫区分:PG12

作品の解説:

とある有名な殺人事件をモチーフに芥川賞作家・吉田修一が書いた原作を李相白監督が「悪人」に続き、映画化。現在大ヒットロングラン上映中の「国宝」でもこのコンビがタッグを組んでいる。

八王子の住宅街で起きた凄惨な殺人事件。現場には「怒」という血文字が残されていた。
犯人が逮捕されないまま1年が過ぎる。そんなある日、千葉の漁港で暮らす槙洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)の前に田代哲也(松山ケンイチ)という青年が現れる。また、東京で大手企業に勤める藤田優馬(妻夫木聡)は新宿の「ハッテン場」で大西直人(綾野剛)という青年と知り合い、さらに沖縄に転校してきた女子高生・小宮山泉(広瀬すず)は、無人島でバックパッカーの田中信吾(森山未來)という男と遭遇する。やがて、それぞれの場所でそれぞれが新たな人間関係を築いていく。

信じたい者と応えたい者、それを裏切る者、互いの人生が交差するその先にあるものとは?果たして犯人は誰なのか?彼らの抱える「怒り」とは何なのか?信じることの難しさ、裏切りの痛みを描く群像劇。日本を代表するトップ俳優たちが織りなすドラマが人間の闇と希望を照らす。


2. 悪人

公開年:2010年

時間:139分

監督:李相白

脚本:吉田修一、李相日

原作:吉田修一

出演者:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、塩見三省、池内万作、光石研

映倫区分:PG12

作品の解説:

芥川賞作家・吉田修一の作品を李相日監督が映画化。社会の片隅でひっそり生きている人々の深い悲しみを鋭く描く作品。

2009年冬のある日、三瀬峠の橋の下から若い保険外交員・石橋佳乃(満島ひかり)の遺体が見つかり、恋人とされる湯布院の老舗旅館の御曹司である大学生・増尾圭吾(岡田将生)に嫌疑がかかるが、増尾は失踪中だった。佳乃の父・石橋佳男(柄本明)は葬儀の席で、刑事に増尾を早く見つけて逮捕するよう涙ながらに懇願する。

一方、長崎の小さな漁村に住む心優しい青年・清水祐一(妻夫木聡)は祖父母の世話をしながら鬱々とした暮らしを続けており、彼の唯一の心の拠りどころは出会い系サイトだった。そんなある日、祐一は出会い系サイトを通じて佐賀に住む紳士服販売店に勤める馬込光代(深津絵里)と出会う。お互いにぎこちなく付き合う中で、祐一からある秘密を打ち明けられた光代は思わぬ行動に出る。

偶然の出会いが悲劇へと変わる。加害者と被害者、それぞれの家族の苦しみを丁寧に描く社会派ドラマ。「本当の悪人とは誰か?」を観る者に問う。
この作品でモントリオール世界映画祭最優秀女優賞を深津絵里が受賞。

妻夫木聡と深津絵里もさることながら、柄本明、樹木希林というベテラン俳優たちのいぶし銀のような演技が胸を打つ作品。


3. ある男

公開年:2022年

時間:121分

監督:石川慶

脚本:向井康介

原作:平野啓一郎

出演者:妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、中野太賀

映倫区分: G

作品の解説:谷口里枝(安藤サクラ)は、離婚後に幼い息子を連れて故郷の宮崎へ帰り、そこで出会った大祐(ある男X・窪田正孝)と再婚、新たに生まれた娘たち4人と幸せな家庭を築いていた。

そんなある日、大祐は不慮の事故で帰らぬ人となった。長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一(眞島秀和)が法要に訪れるが、「遺影に写っているのは大祐ではない」と話したことから、「愛した夫は本当は誰なのか?」と悩み苦しんだ里枝は、かつて離婚調停を依頼した弁護士の城戸章良(妻夫木聡)に調査を依頼する。

かつての夫が“別人”だったという驚きの事実。
アイデンティティとは何か?
当初は正体不明の「ある男」の素性を探るという始まりから、次第に弁護士自身の家庭の問題も同時並行で描かれ、単なる謎解きでは終わらない深い人間ドラマに引き込まれていく。安藤サクラ・妻夫木聡の繊細な演技が印象的で静かな緊張感に浸れる作品。


4. 罪の声

公開年:2020年

時間:142分

監督:土井裕泰

脚本:野木亜紀子

原作:塩田武士

出演者:小栗旬、星野源、松重豊、宇野祥平、古舘寛治、市川実日子、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子

映倫区分: G

作品の解説:

昭和の未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフに、塩田武士が当時脅迫電話に使われた声の持ち主が子どもであったことから、その後の将来に関心を抱いたことから執筆した原作の映画化。


元号が平成から令和に変わる頃、京都で父親から継いだテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族と仲良くクリスマスツリーの飾り付けを楽しむような穏やかな暮らしをしていた。そんな最中、彼は父の遺品からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには「ギンガ」と「萬堂」の文字があり、カセットテープには幼い頃の自分の声が記録されていた。

一方、社会部に所属する新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠をもとに取材を重ねる中で、犯行グループが脅迫に使っていたテープに3人の子どもたちの声が使われていたことを糸口に事件の真相に迫っていく。

真実に向き合わなければ家族との穏やかな生活を守ることができる。しかし、他の声の持ち主は果たして自分と同じように穏やかな人生を歩めているのか?葛藤しながら自らの良心と向き合う曽根の姿が印象に残る。
終始重いテーマで心が潰されそうになるが、ある登場人物が曽根が仕立てたスーツを着て、報道陣の前に立つ決意の姿に、一筋の救いの光が見えた気がした。

「罪の声」というタイトルだが、声の主には罪はない。本当に罪深いのは何も知らない子どもたちの声を使う事で、子どもたちのその後の人生を狂わせた大人たちだった。


5. 万引き家族

公開年:2018年

時間:120分

監督:是枝裕和

脚本:是枝裕和

出演者:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、緒方直人、樹木希林

映倫区分:PG12

作品の解説:

東京・荒川区の古い一軒家で寄り添って生きる“家族”の物語。柴田治(リリー・フランキー)とその”妻”信代(安藤サクラ)は”息子”の祥太(城桧吏)、信代の”妹”の亜紀(松岡茉優)、そして治の”母”の初枝(樹木希林)は、治と信代の給料、初枝の”年金”に加え、治と祥太が万引きで手に入れた商品で細々と生計を立てていた。

ある2月の寒い夜、治は集合住宅の廊下で寂しげに震えている「ゆり」と名乗る女の子が気になり家に連れて帰る。ゆり(佐々木みゆ)には児童虐待を連想させる傷跡が身体中にあることから、実の親の元に戻すことをやめ、ゆりを加えた6人”家族”の奇妙な同居生活が始まる。

話が進むうちに”家族”一人一人のこれまでの背景が少しずつ描かれていき、擬似家族でありながらも笑顔が絶えない6人を通して、家族の絆とは何か?を観る者に問いかけてくる。
描かれている現実はとても厳しいものながら、是枝監督の温かい視線が家族たちに注がれている事を感じさせる作品。

この作品は第71回カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドール、第91回アカデミー賞の外国語映画賞ノミネート、第42回日本アカデミー賞の最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など8部門で最高賞を獲得するなど、国内外で高い評価を獲得した。


6. 告白

公開年:2010年

時間:106分

監督:中島哲也

脚本:中島哲也

原作:湊かなえ

出演者:松たか子、木村佳乃、岡田将生、芦田愛菜、山口馬木也

映倫区分:R15+

作品の解説:

「イヤミスの女王」と称されるミステリー作家・湊かなえの2009年本屋大賞を受賞したデビュー作である小説を原作に「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。

年度末の終業式を終えたある中学校の1年B組の教室。教師が話す言葉に耳を傾ける様子もなく、騒いでいる生徒たち。担任の森口悠子(松たか子)はそんな生徒を尻目に一人語りのような話を取り止めもなく話している。ある一瞬の間を置いて彼女は「そんなあなた方がもう二度と『死にたい』などと口にしないよう、大事な話をします」と黒板に大きく「命」という文字を書く。そして「わたしは、シングルマザーです。わたしの娘は、死にました。警察は、事故死と判断しました。でも事故死ではありません。このクラスの生徒に殺されたんです。」と驚くべき話を始める。

娘を殺された教師の衝撃の“告白”から始まる復讐劇。彼女が試みた復讐とは?

主要な人物、それぞれの目線で語られる「告白」。
緻密な構成と美しい映像が織りなす心理サスペンスの金字塔。


7. ゆれる

公開年:2006年

時間:119分

監督:西川美和

脚本:西川美和

原案:西川美和

出演者:オダギリジョー、香川照之、真木よう子、伊武雅刀、新井浩文、木村祐一、ピエール滝、蟹江敬三

映倫区分:R15+

作品の解説:

東京で写真家として自由奔放に暮らす弟・早川猛(オダギリジョー)。一方、兄・稔(香川照之)は地方にある実家のガソリンスタンドを継ぎ、高圧的な父・早川勇(伊武雅刀)に大人しく従い、周囲に気を遣いながら静かに暮らしていた。猛が母親の一周忌で帰省すると、昔の恋人・川端智恵子(真木よう子)が兄のガソリンスタンドで働いており、久々の再会となる。稔が智恵子に好意を寄せていることに気が付きながらも、猛はほんの遊び心で智恵子と一夜を過ごす。翌日、兄弟と彼女の3人は渓谷へ遊びに行くことになる。

猛が二人と離れて写真を撮っている時、稔と智恵子は渓流にかかる吊り橋の上で口論になっていた。やがて猛は智恵子が高い橋の上から落下するのを目撃する。橋の上では稔が四つん這いになり、呆然としていた。事故か、事件か?

兄のために叔父の弁護士・早川修(蟹江敬三)に弁護を頼むなど、奔走する猛。しかし、裁判が進むにつれて稔の本心がわからなくなってきた猛の心はゆれ、兄との関係にも亀裂が生じる。

主演のオダギリジョーが「これ以上の作品があるだろうかと撮影後燃え尽きてしまった」と語るほど惚れ込んだ作品。「ゆれる」のタイトル通り、物語が進むにつれて猛をはじめ登場人物一人一人の感情をどんどん揺さぶる演出で、観ている私たちの心も「ゆれ」ていく。


8. 護られなかった者たちへ

公開年:2021年

時間:134分

監督:瀬々敬久

脚本:林民夫、瀬々敬久

原作:中山七里

出演者:佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太、緒方直人、岩松了、吉岡秀隆、倍賞美津子

映倫区分:G

作品の解説:

2017年12月の時点で受給している世帯が全国で164万世帯あるという生活保護の実像を描いた社会派ミステリー。

東日本大震災の直後、避難所になっている小学校に駆けつけた宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎(阿部寛)は、妻子の姿を探し回るが見つからない。一方、津波を逃れて避難してきた利根泰久(佐藤健)は、けい(倍賞美津子)と名乗る老婆と黄色いジャンパーを着たカンちゃんと名乗る子どもと出会う。

9年後、仙台市の老朽化したアパートの空き部屋で、手足をがんじがらめに拘束され餓死した男の遺体が発見された。彼は、市役所の生活保護担当窓口に勤務する三雲忠勝(永山瑛太)。家族からも同僚の円山幹子(清原果耶)からも善人と言われる彼の悲惨な死は、世間に衝撃を与える。

その後、三雲のかつての上司であった城之内猛(緒形直人)がある廃屋から三雲同様に手足を拘束され餓死した姿で発見される。二人は杜浦市の福祉保険事務所で同じ期間に働いていたことがわかり、笘篠たちはその時期に生活保護窓口でトラブルを起こした人物の中に犯人がいると睨んで捜査を開始する。

大震災の後、生活再建が思うように進まない被災者と弱者を切り捨てる行政の間で起きた、あってはならない悲劇。これが引き金となって起きた連続殺人。震災直後と復興の最中の9年後の仙台を交互に描きつつ、事件の真相に迫る笘篠と悲劇の当事者たちの人生が交錯する。事件とは直接関係ないのだが、登場人物の一人が最後に語る衝撃の真実に涙が止まらない。


9. ロストケア

公開年:2023年

時間:114分

監督:前田哲

脚本:龍居由佳里

原作:葉真中顕(ロスト・ケア)

出演者:松山ケンイチ、長澤まさみ、鈴鹿央士、峯村リエ、加藤菜津、井上肇、坂井真紀、戸田菜穂、柄本明

映倫区分:G

作品の解説:

冒頭からショッキングな孤独死の現場が描かれる。現場に駆けつけた検事の大友秀美(長澤まさみ)が見たものは、生き別れになっていた大友の実父の残した孤独で荒んだ部屋とゴミの山。その後、画面には十字架を思わせる赤い”十”の文字が一瞬浮かび、その後タイトルの「ロストケア」の文字が浮かび上がる。

場面は変わり、訪問介護事業を運営するケアセンター八賀の職員、斯波宗典(松山ケンイチ)は今日も利用者宅を回っていた。彼の献身的な仕事ぶりは、センターの利用者たちから好感を持たれ、新人の足立由紀(加藤菜津)や同僚の猪口真理子(峯村リエ)、センター長の団元晴(井上肇)からも信頼されていた。

そんなある日、事件は起きる。利用者の一人・梅田美絵(戸田菜穂)の父親が自宅で亡くなっているのが発見され、なんとその傍らでセンター長である団も亡くなっていた。事務所に保管されている利用者の家の合鍵を使って常習的に窃盗目的で侵入していた団は、事件のあった日、利用者を殺害した後、うっかり階段から落ちて事故死したと思われた。しかし防犯カメラには同日の深夜、車で現場へ向かう斯波の姿が映っていた。検事の大友が彼を取り調べると、利用者が心配で利用者宅へ赴いた所、団の窃盗の現場を目撃し、止めようと口論になった結果、階段から転落死させてしまったと正当防衛を主張した。

大友が検察事務官の椎名幸太(鈴鹿央士)とともに事件を調べていくうちに、ケアセンター八賀での利用者の死亡件数が県内平均よりもかなり多いことがわかり、斯波の家から押収した介護ノートと合わせて調査を行うと、死亡者の大半が斯波の休日に亡くなっていることに気がつく。

年々深刻になる介護問題とその現場の過酷な現実に、つい目を背けたくなってしまうが、これは現在進行形で起こっている日常である。介護に携わる家族が疲労困憊する姿を見ていた犯人は、介護する人、される人をどちらも「救った」と言う。冒頭の聖書の言葉「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい(マタイによる福音書7章12節」は何を意味するのか?

物語が進むうちに検事の大友の家族事情や斯波の辛い過去も明かされていく。この現実は決して人ごとではない、と観ている私たちの心を鋭く抉るような作品。松山ケンイチと長澤まさみの緊迫したやりとりが深く心に残る。


10. 朽ちないサクラ

公開年:2024年

時間:119分

監督:原廣利

脚本:我人祥太、山田能龍

原作:柚月裕子

出演者:杉咲花、萩原利久、森田想、坂東巳之助、駿河太郎、豊原功補、安田顕

映倫区分:G

作品の解説:

「狐狼の血」「佐方貞人シリーズ」の作者・柚月裕子のミステリー小説を、杉咲花主演で「帰ってきた危ない刑事」で監督デビューした原廣利監督が映画化。

愛知県平井市に住む女子大生が度重なるストーカー被害の末に殺害される。犯人は地元の神社の長男で、現役の神職に携わる人物の犯行ということで事件は世間の耳目を集めた。愛知県警平井中央署生活安全課は、女性の両親が提出した被害届をすぐに受理せず1週間先延ばししていた理由を「多忙のため」と弁明していたが、地元紙である米崎新聞はその理由が実は慰安旅行に出かけていたためであることをスクープする。

そんな中、県警本部の広報広聴課に所属する森口泉(杉咲花)は、親友で米崎新聞社の県警担当記者でもある津村千佳(森田想)から、「話したいことがあるから会えないか?」とのメールを受け取る。泉は親友である千佳と会った時に、うっかり生活安全課に所属する同期・磯川俊一(萩原利久)から慰安旅行のお土産をもらったと話し、その時期がストーカー事件と重なることを千佳から指摘されていた。

泉と対面した千佳は、スクープ記事のネタ元は自分ではないと頑なに否定するが、泉はそれを信じることができない。「疑いは絶対晴らすから」と告げて千佳は泉と別れた。警察署内で犯人探しが進む中、突然千佳が変死体となって発見される。はたして千佳の訴えは本当だったのか。そして、彼女はなぜ亡くなったのか。泉は磯川とともに、千佳の死に関する調査を独自に開始する中で驚愕の真実に辿り着く。

ラストで川沿いに咲く満開の桜をバックに、磯川に電話で決意を告げるシーンでの泉の口調に静かな怒りを感じるが、それを後押ししようとする磯川に一幅の清涼感を感じた。若い俳優たちが素晴らしい演技を見せてくれたことに希望の光が見えたような作品。


🪞まとめ

今回紹介した10本は、どれも「人間の弱さ・脆さ」と共に相反する「強さ・希望」を描いた作品群です。映画大好きなにゃおことしてはぜひ全て観ていただきたい作品群です。
また、U-NEXTは、映画本編と同時に原作書籍も読めるお得なサービスとなっていますので、ぜひこの機会にお手にしてもらえれば、と紹介しました。


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